豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

問題発生を自分のせいにする英雄…北斗市

2010-12-01 17:45:46 | ファース本部
朝日新聞の論説にジョージ・ワシントンの幼い頃の逸話として、友達のいじめっ子と果敢に闘って、やっつけた事が書かれてありました。相手が守勢になると見るや、普段はいじめられてばかりの子供達が一斉に飛びかかり、そそくさと注意に駆けつけた先生に対して、ジョージは、「悪いのは全て僕なのです」と云い切ったそうです。

このように正直で勇敢な人望の厚い少年は、アメリカ合衆国の初代大統領になります。
そのアメリカ建国の父の名を冠した米原子力空母、ジョージワシントンが日本の横須賀から緊張が高まる、黄海に入り、米韓合同軍事演習を行っていました。

北朝鮮のさらなる挑発を思いとどまらせる事が狙いのようですが、目と鼻の先に現れた、アメリカ第7艦隊主力艦に対して中国は、大いなる不快感を持つ事でしょう。
北方限界線、北が言い張る海上軍事境界、各国の排他的経済水域など、境界線の見えない海洋においては、主張を云い張る双方への落とし所がとても難しいように思います。

韓国は今や先進国であり、再び戦火を交えれば失うものは余りも大きいようです。
しかしながら再三「北」の蛮行に耐えてきた韓国民衆の憤りは、既に沸点に近いところまで来ていそうです。この一触即発の状況下でも日本の出来る事は極めて限られます。

隣国韓国とは、竹島や歴史問題を抱えながらも周辺の社会主義国家より、はるかに友好国でもあります。その韓国を案じ、日本として何が隣国にして上げられるかを真剣に議論し、あらゆる展開に備える必要がありそうです。決して対岸の火事なのではありません。
中国が「悪いにはすべて私なのです」とでも云ってくれると一気に問題が解決できそう…

個人の英雄は存在しても、国家として英雄になどはなれないのが宿命なのでしょうか。
紛争が起きれば当事国の全てが「問題の根源はそっちだ」と云い張ります。黄海から目の離せない日々が続きそうです。さて昨日は南国土佐、今日は氷点下の北斗市(写真)です。
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