豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

政治家の失言で政局が混迷する…北斗市

2010-12-21 17:35:29 | ファース本部
菅総理の「仮免許発言」がこれまた野党やマスコミなどから批判を受けております。
この仮免許発言は、政権運営の難しさをヨチヨチ歩きの仮免許に例えたのでしょう。
しかしながら総理を務めるなら仮免許でなく本免許で臨みなさいと云われて当然です。

読売新聞の編集手帳に、小渕さんが首相の時、外国要人と会談した際、同じ群馬県から中曽根さん、福田さんと云う大政治家がいましたが、2人とも三越や松坂屋のような大店旦那様だが私は、角のラーメン屋の主人のようなものだと話したそうです。

この会談を通訳した人は、小渕さんの発言をそのまま訳すと外国人に誤解を招くと判断し、小渕さんの発言趣旨を替えないように言葉を選びながら丁寧に通訳したそうです。
菅総理がメモを見ながら中国の国家主席と会談した様子が放映されましたが、何とも恥ずかしい場面でした。官僚が失言を心配してメモを渡したのでしょうか。

自分の言葉で話し、誤解の招かない通訳をしてくれる、通訳を置く際量も総理の力量です。とにかく総理や閣僚は、本音を云えば失言になります。自民党政権時代も政治家の本音は、内閣に入った瞬間に封印されました。うっかり本音を云ったものの当時、野党だった民主党の、槍のような猛反発を行った事を覚えています。

森元首相の「神の国」発言も日本は天照の神による神道だとする彼の持論です。我国には思想信条の自由が保障されていますが総理になると失言になるのでしょう。
民主党政権になり、法務大臣の「二つだけ覚えておけば良い」は、まさにその通りの事を云ったばかりに罷免されました。自民党が遣られた事を遣り返しているように見えます。

本音で議論出来る政治風土を構築するには、何処かでどちらかが寛大、寛容になり、それを国民がしっかりと理解出来る機会が必要なのでしょう。さてどちらが国民から支持を得られる寛容を発揮できるのでしょうか。民主、自民に寛大さを見せて戴きましょう。

写真は今日、お取引先からのクリスマスプレゼントで戴いた百合の花を撮りました。
12月の花、百合の花は、きな臭い政局と関係なく、美しいほのかな香りを放っています。
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