市議会議員連盟の研修。
山形蔵王の樹氷ですが、着雪するアオモリトドマツが、蛾のよう虫などの被害により2013年ごろから褐色が見られ、現在は山頂付近で16ヘクタールにわたり枯死している状況。
現在は再生への取り組みなどによって自然苗の移植などを試験的に行っておりますが、厳しい自然環境で再生できるのか確認はされておらず、仮に育ったとしても数十年単位での再生が必要であり、今後どうしていくのか大きな課題であります。
自然の力によって素晴らしい観光資源となった樹氷ですが、人の手を介して以前のように復活することが可能か取り組みが続けられてます。
また上宝沢地区においては間伐実施モデル地区の取り組みの現場視察。
民有林の管理が難しい所有者より市町村が管理を変わり、危険箇所の整備や間伐などを行う取組みで、森林環境贈与税が活用されてます。
森林産業の活性化については従前より大きなテーマでありますが、SDGsや二酸化炭素吸収なども含めて持続可能な制度設計と施策展開について議論を深めていきたいと思います。