議会常任委員会。付託案件では請願の採択があり、農業者戸別所得補償制度の復活を求める請願があり審査。
山形市の基幹産業である農業については、営農者の高齢化、大幅な減少が大きな課題ですが、その主な要因は所得の安定にもあります。長年各種制度を行ってきてますが、効果的な策が見いだせないまま、減反と耕作放棄地の増加、そして米価の下落などの影響が大きく、若手営農者の育成等も行ってますが、厳しい状況が続いています。
そんな中でも民主党が政権時に行ったこの政策の意味は大きかったと思っていましたが、再度の政権交代により制度も名前も変え、更に30年での助成制度も終了とのことのようです。
これらを受けて今後見直しも図るような検討もあるようですが、どこが政権にとっても就農者にとって一定の安定的な制度が必要であることはいう間でもないわけであるため請願主旨を組んで賛成しました。
21日の本会議で請願並びに賛同者の発案を受けた議会案が採決されます。その他、報告事項では山形商業の改築に関わる事項や観光事業の株式会社化の動向などについての報告を受けました。
いずれも課題についての取組について積極的に発言させてもらいましたが、別途お知らせさせていただきます。