武田聡のビューティフルストローク

山形市議会議員「武田さとし」が、日頃の議員・政治活動や水泳関係の活動日記をつづっています。

落としどころ

2016-10-20 | 日記

小池都知事の就任に伴って、東京五輪開場問題が連日報道されています。

詳細は不明な点も多いため安易な考えは書けませんが、この混乱は一体どうなっているのかという思いはあります。

新たなオリンピックという機会を競技の普及・発展に生かしていく事には誰もが納得するとは思いますが、当初とのあまりの金額の違いは当然説明責任が求められるでしょうし、それがしっかりと出来るのであればそのまま進める事には大筋の理解は得られると思います。

また、この時期に来てからの場所変更が参加各国等に本当に理解を得られるものなのかも疑問は残ります。招致段階の話と現在があまりにも食い違いが大きい原因が何なのかをしっかりと提示していくことが必要だろうと感じます。

もう相当期間来ることがないだろう五輪競技施設でありますから、この機会を捉えしっかりしたものをとういう考えも充分にわかりますが、反面、地方においては大会開催が可能な施設整備もままならない状況を考えれば、お金の使い方として地方と大都市間の格差も感じずにはいられません。

一方でこれば私の経験ですが、高校生の時初めて参加した日本選手権で1964年の東京五輪が開かれた際のプールで泳いだ時はこれがオリンピックプールかと大きな感動を覚え、いずれオリンピックをめざしたいと心から思った事も事実であり、レガシーとしても価値も競技の発展等にも必要であるとも思います。

今月末まで結論を出すとの事ですが、落としどころをどこに持っていくのか、今後の動向に注視していきたいと思います。