東京五輪とシドニー五輪

いよいよ五輪開催地が明日開催されますが、東京五輪が実現するのか注目です。私も心から東京が開催地に決定することを願っています。
東京五輪が開催されたのは１９６４で私が生まれる４年前。世界平和は勿論、戦後の荒廃からの復興、日本の高度成長にもスポーツの力が多いに寄与したと思います。様々意見はあると思いますが、震災復興への活力の醸成もふくめ、大会運営、輸送手段、治安等からも最も開催地としてふさわしい都市であるとも思います。そして多くの人に世界のアスリートの祭典を観戦してもらい、スポーツの力が感動と勇気を与えてくれるものと確信しています。


五輪にちなんだ話では400ｍ個人メドレーシドニーオリンピック日本代表で、谷口晋也さんが昨日、32歳の若さで亡くなりました。
癌で闘病中でも前向きに戦う姿は、まさにオリンピアンの強さでした。昨年の国体の時、大学同窓の奥様の縁でお会いし、わざわざご挨拶までくれた好青年でしたが、本当に残念でなりません。
今夏、バルセロナ世界水泳では、瀬戸大也選手が同種目で日本待望の金メダルを獲得してくれましたが、１９９２年にバルセロナで藤本隆弘君があけてくれた世界への扉を２０００年シドニーで谷口さんが継続してくれたことも大きな功績であると思います。僭越ですが同種目を専門としたことのある立場としても、同じオリンピアンとしても、これまでの彼の活躍と功績に心から敬意を表し、ご冥福をお祈りいたします。