武田聡のビューティフルストローク

山形市議会議員「武田さとし」が、日頃の議員・政治活動や水泳関係の活動日記をつづっています。

辞職届

2013-05-28 | Weblog
県連常任幹事会で民主党山形県連におけるすべての役職について辞職届を提出し、党、県連を含め当面距離を置かせていただくことにしました。

理由は参議院選挙における他党の公認候補を支持する決定に対し了解できず、統一行動ができないものと判断したためです。
功罪はあったものの、3年3カ月の間、責任政党として国政を預かった唯一の野党として、他党との差別化を図り、是々非々で臨むべきというのが私が党が再生できる唯一の道ではないかと思ってきましたし、党本部もその考えあると思っていました。

その中で私も民主党の個々の政策について全て賛同しているわけではありませんし、相当な面をぐっとこらえて我慢してやってきました。

個人的にその方が好きか嫌いはまったく別の問題として、それが選挙だからといって民主党の政策に反して離党された方、しかも他党公認候補を支持するいう判断がされたことには納得ができません。
政策は関係なく何でも自民党政権に反対して結集すれば良い姿勢にしか映らず、厳しい状況ながら未だかすかな期待をしてくださっている党の支持支援者に説明がつかない話であり、了承するわけにはいきませんでした。
しかも、何歩も譲り、無所属ということならいざ知らず、本部大で大きな政策の一致を見ているなどの連携があったり、民主党の大きな支持母体である連合と協力関係にある政党というならまだしも、まったく関係のない政党の候補を支援する判断は組織論として間違っていると思わざるを得ません。
一部新聞報道では電力労組関係だからその方の所属政党の政策に反して・・云々と書かれてますが、それだけで判断するのであれば民主党が具体的なシナリオが描けない「脱」を唱えた段階でさっさと離れてますとまで言いたいところです。

長年苦労を共にした仲間の皆さんと意見が分かれ、違う対応になることについては心が痛みますし、何より離党された方が要因でこのような形になることにも非常に不満です。
しかし、筋論を論せず目先の利に走る訳にはいきません。

「ならぬものはならぬ・・・・。」・・様々ご意見、ご批判もあるでしょうが、これが私の出した結論です。