武田聡のビューティフルストローク

山形市議会議員「武田さとし」が、日頃の議員・政治活動や水泳関係の活動日記をつづっています。

3月定例会終了

2012-03-17 | Weblog
議会対応で忙しく更新遅れでした。
週を振り返って・・・・・・

12日(月)・・・・・産業文教育委員会で上程されている条例改正等について審議。特にドーム型競技場に関する条例の制定について議論が紛糾し、休憩を挟みながら委員長として合議形成が出来ないか協議しながら付帯決議を付ける事についても議論。採決は賛否分かれ可決すべきものとなったものの、付帯決議をつけることで一致。案文については正副委員長に一任となりました。

13日(火)・・・・案文についても副委員長とも調整しながら、また翌日予算委員会で報告する内容等についてもチェック。

14日(水)・・・・午後から予算委員会で24年度予算審議の分科会報告。私が委員長を務めさせていただいている産業文教分会会では審議が白熱して委員長報告も相当なボリューム。報告内容は26ページを読み上げることになり、思わず普段は飲まないのですが演壇の水を飲もうかなと思ったくらいです。予算委員会終了後は委員長副委員長に一任されていたドーム型競技場の条例に関する付帯決議(案)の案文審査を行い、全会一致で承認されました。予算委員会では年度予算に関して委員から修正(案)が提出され採決した結果否決され、当初予算案について可決すべきものと決定。

15日(木)・・・・中学校の同窓会入会式を経て、昼は街頭行動のお手伝い。翌日本会議の原稿チェックや諸対応協議。

16日(金)・・・・市立中学校の入学式が午前中開催され出席。在校生、卒業生の送辞・答辞に感動しながら最後の合唱では号泣している姿にこちらも感動させてもらいました。毎年涙なしでは過ごせない時間で生徒達の未来に心からエールを送りました。
午後からは本会議で除雪費用について追加補正予算案が提出され審議した結果全会一致で可決。本会議では委員会での議論について委員長報告を行いました。特に中心として提案検討したドーム型競技場における基金条例についての付帯決議について以下に記載します。



議第24号「山形市基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部改正について」に対する付帯決議

本案付託事件は、平成24年2月23日に本委員会に付託され、3月12日に審査を行ったところであるが、スポーツ施設の整備を目的にした基金の積み増しは理解できるものの、ドーム型競技場の建設に係る目的、施設の規模、建設予定地の確保、維持管理経費、県その他のスポーツ施設の整備等との関連等について、一層の検討・調整を進める必要があり、市においては格段の配慮をすべきである。

1.ドーム型競技場や野球場をはじめとする他のスポーツ施設の立替・新設の検討状況や県のスポーツ施設整備計画の今後の動向も踏まえつつ、それらの優先順位をしっかりと見極めた中で、県都としての機能と役割を十分に反映できるよう各種協議を踏まえ、総合的施設整備計画の中で検討を進めること。

2.ドーム型競技場の完成年次、建設費用等に関わる財源、維持管理経費の概算、建設地の選定手法、想定される利用者など、施設建設に係る全体像を早期に示すこと。

3.ドーム型競技場の建設は多額の予算を要する事業となることから、建設構想、計画の策定その他事業の実施等に当たっては、全庁一体となった取組みを行い、多くの部署の機能やアイディアが反映されたものとなるよう努めること


4.スポーツは市民に夢と感動と健康に過ごすための活力を与えてくれるものであること認識し、市民の要望を十分に反映したものなるよう柔軟な発想と検討を行うこと。
以上決議する。
平成24年3月14日 
産業文教委員会

本会議においては予算案を始め各種議案に一部賛成反対討論を経て原案のとおり可決されましたが、今までにない緊張感のある議会でもあったと感じています。執行部にはそれらの議論の経過と結果も踏まえながら対応して欲しいと願いますし、2元代表制の立場からも今後も議会活動の中で私自身の役割を果たしていきたいと思います。