迷走ばかりで・・

場当たり的に政権運営を行っているとの批判も高まってきている状況下で、新政権にご期待をいただいた多くの方々、そして厳しい状況下でも長期的な視野での政策実現にご期待いただいた多くの皆様に対し申し訳ない気持ちと同時に思いに応え切れていない状況が続いている事に憤りすらも感じながら日々を過ごしてます。

ただし、復興に向けた取り組みは遅延があってはならない訳で、政府は東日本大震災の復旧に向けた総額約2兆円の２次補正予算案を閣議決定したようです。

ただ問題なのは平成２３年度予算の財源の４割を占める赤字国債の発行に必要な特例公債法案をめぐり、野田佳彦財務相は同日の閣議後会見で、８月末の延長国会会期末までに法案が成立しなければ「９月以降、円滑な予算執行を続けることは困難」と述べ、予算執行の抑制に踏み切る方針を表明したとの事。

野田財務相は法案成立に向け、「背水の陣を敷く思いで全力を尽くす」と強調していますが、地方自治体でも大きな影響が生じ施策の執行に対して見直し等も考えざるを得ない状況も想定されます。

国会でも指摘されているようですが、政策の何を見直し、何を継続するのかを含めてその理由についても国民にもしっかりと説明する必要があろうと思いますし、その時期に来ていると感じています。

長期化が確実な震災影響の中で、正にオールジャパンでの対応が必要です。ここは政争の具にすることなく議論を進めて欲しいと願います。

連日蒸し暑い日が続く中、県内各地でも節電対応でご協力をいただいていることには心から敬意を表したいと思います。
前年比での抑制率も高い結果が出ている模様でありご協力の継続でなんとかこの夏を乗り切っていかなくてはとの思いです。