武田聡のビューティフルストローク

山形市議会議員「武田さとし」が、日頃の議員・政治活動や水泳関係の活動日記をつづっています。

厳しい

2010-05-31 | Weblog
いや連日厳しい対応を強いられてますが、うつむいてばかりいられないという気持ちです。
本日もメディアから、いくつかの取材がありましたが、あるところでは、もう誘導的に地方の政権批判的な内容のイエス・ノーになっているところもありまして・・・・。
今日は厚生常任委員会で、24年に開所する予定の嶋地区にできる屋内の子供の遊び場について県内の参考施設を見学し、その後役所にて意見交換を行いました。

最初に視察した県施設こども館では、昨年7月より近隣駐車場の1時間無料化を実施していてました。こちらは以前質問で駐車場の件を提言してましたが、その件は最後に記載します。

その後は河北町のどんがホール、東根市のたんとくるセンターと視察しました。私は個人的に全部の施設にこどもを連れてなどしていったことがありますが、あらためて運営状況などを伺い、感じた面が多くありました。

当選直後に提言していた各種施策が実現したり、今後実現に向かうことは素直にうれしく思いますが、厳しい財政状況も踏まえて経営的な観点からの運営も一層深く考えていく必要があると思います。

参考に初当選後初めて質問した平成19年6月の質問内容を掲載します。


(以下、平成19年6月議会一般質問議事録抜粋)

親子のコミュニケーションを図っていくという観点でも,遊びを通じたコミュニケーションを強化していく中で,西公園や各住宅団地付近にございます運動遊具つき公園設置は子供を持つ私も含めまして,子育ての世代にとりまして,大変にありがたいものでございます。ですが,山形は雪国です。それらの施設につきましては,ほぼ冬期間は使用ができなくなります。
 「山形はスキー王国なのだから,冬は全員スキーだ」という方もおられるかもしれませんが,働く形態が時代の変化によって変わっていき,土曜や日曜が必ず休みの勤務形態ではなくなりました。また,複数の子供さんを抱える親にとって,年齢の違うお子さんたちを1人で毎日スキー場へ連れて行くわけにもいかないわけであります。
 そうなると,大規模ショッピングセンターなどのゲームコーナーに子供を連れて遊びに行くということになるんですが,体を動かしながらコミュニケーションをとっていくという点からしても,果たしてこの状況がよい傾向であるとも思えません。
 私もこの選挙戦の中におきまして,多くの若い母親の方から,山形市は冬場における屋内の遊び場が不足しているとの声を伺ってまいりました。屋内型の遊び場につきましては,山形市中心部におきまして,県の施設でありますこども館がありますが,こちらにつきましては駐車場の設置はなく,有料駐車場への負担を考えた場合,利用者の足が遠のくのはいたし方がないのではないかと思われます。
 実際に入場者数は平成4年の開設以来,平成5年をピークに減少傾向にあり,平成5年のピーク時に対しまして,18年度の入場者数は約30%程度に落ち込んでいる状況にあります。利用者の内訳を見た場合,約7割が山形市民であります。
 子育ての支援という視点は,県そして市も同じであり,県施設,市の施設という枠にとらわれず,利用者は山形市民であるという認識のもと,今後の利用拡大に向けた支援策を講じていく必要があるのではないでしょうか。そして利用者が拡大すれば,問題となっております市中心部の活性化にもつながっていくのではないかと考えます。今後,県側と協議をしていきながら,より利用者ニーズを踏まえた施策が必要であると考えます。例えば,近隣の駐車料金の一部負担なども含めて,県側と協議していくべきと考えますが,市長の御見解をお伺いしたいと思います。  また,こども館につきましては平成4年からの施設であり,老朽化という点からも利用者が減少傾向にあるのではないかと思われます。本市の抱えます大きな課題であります財務体質の改善という点は,十分に理解ができますが,今後の検討の中で,山形市として冬期間でも使用ができます屋内の遊び場の創設を検討していくことも必要であると考えますので,あわせて市長より御見解をお伺いしたいと思います。