迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

結果の見えた出来レース 『菅、樽床氏の争い=4日に民主代表選、新首相指名-小沢グループは自主投票』

2010年06月03日 | 政治
樽床さんなんて知っている人の方が少ないでしょう。去年の自民党の総裁選に出てきた知名度の低かった人と同じくらいに(もう名前を失念しました)。
ということで、民主党の代表選の結果は見えていますよね。
国民の知らない樽床さんを総理大臣に据えて民主党が参院選を戦えるわけがない。
どうせなら、原口とか、枝野とか、ミスター年金あたりの知名度のある人を総理にする方がインパクトがあるはずなのに、それをしないのは小沢との駆け引きがあるからでしょう。

その樽床さんですが、8年ほど前にインタビューしたことがありました。
人当たりのいい方で民主党の森田健作みたいだなー、という印象を持ちました。
が、同時期にインタビューをしたなかで秀でていた自民党の世耕さんのようなシャープさを感じることはなかったですね。
樽床さんが総理大臣になれば、かつてインタビューしたことがあると吹聴できるのですが、その可能性は極めて低そうですね。
菅、樽床氏の争い=4日に民主代表選、新首相指名-小沢グループは自主投票
 民主党は4日午前、退陣表明した鳩山由紀夫首相の後継を選ぶ代表選を告示し、党所属国会議員423人の投票で新代表を選出する。新代表は午後の衆参両院の本会議で首相に指名され、深夜にも新内閣が発足する運びだ。菅直人副総理兼財務相(63)と樽床伸二衆院環境委員長(50)は3日夜、それぞれ記者会見し、立候補を正式に表明。ほかに出馬の動きはなく、両氏の一騎打ちとなる見通しだ。菅氏が支持を広げる中、党内最大勢力の小沢一郎幹事長を支えるグループは自主投票を決めた。
 菅氏は会見で、首相・代表に就任した場合「これぞ本来の民主党と言える民主党をつくらなければならない」と述べ、党改革に取り組む決意を表明。小沢氏の処遇に関しては「しばらく静かにしていただいた方がいい」と、要職に起用する考えのないことを明らかにした。
 一方、樽床氏は会見で「世界のリーダーは新しい世代に若返りしている」と述べ、世代交代の必要性を強調した。会見に先立ち、樽床氏は記者団に、小沢氏との関係について「反とか非とか親とか言っている方がおかしい」と述べ、幅広い支持獲得を目指す考えを強調した。
 菅氏は、小沢氏と距離を置く議員に支持を広げており、前原誠司国土交通相と野田佳彦財務副大臣をそれぞれ中心とする議員グループは3日、相次ぎ菅氏への支援を決定。岡田克也外相や玄葉光一郎衆院財務金融委員長は、「権力の二重構造」の是正などを条件に支持を表明した。
 横路孝弘衆院議長を中心とする旧社会党系グループも、菅氏支持を決めた。 
 一方、奥村展三総務委員長、松木謙公国対筆頭副委員長ら親小沢氏グループの中核メンバー約30人が3日、国会近くに集まり、代表選への対応を協議。樽床氏は顔を出し、支援を要請した。しかし、菅、樽床各氏を推す声や独自候補擁立を求める意見などでまとまらず、自主投票となった。
 会見に先立ち、松本剛明衆院議院運営委員長、三井辨雄国対委員長代理ら小沢氏に近い中堅・若手約40人が議員会館に集まり、樽床氏の擁立を決定した。
 羽田孜元首相のグループは同日午後、意見集約はせず、自主投票とすることを決めた。
 代表選の立候補の受け付けは4日午前9時から1時間。11時からの両院議員総会で、候補者による政権演説の後、投票を行い、昼すぎには新代表を選出する。新代表は直ちに、幹事長ら党役員を指名し、亀井静香国民新党代表との連立協議に臨む見通しだ。
時事ドットコム(2010/06/03-22:05)