迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

騰落レシオ 58.80%

2006年06月07日 | 
騰落レシオという投資指標があります。
値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率で、一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘柄数は25日間の累計で計算しています。

私が記録している2004年6月以降のデータを紐解いてみると、最高は2004年6月21日の141.95%、最低は今日の58.80%です。
騰落レシオの60%割れを初めて見た記念すべき日です。

ちなみに昨年の最高は1月19日の136.36%。最低は4月18日の68.84%ですが、2005年に70%割れとなったのはこの日だけです。
そして、今年の騰落レシオを見ると、最高は4月10日の133.93%。

なにが言いたいのかというと、今日の騰落レシオ58.80%はこれまでにない底値圏を示しているのという事です。

不思議なもので、騰落レシオが高値圏に近づくほど買いたいという欲望が強くなり、底値圏に近づくほどこれ以上株価が下がるのが恐ろしくて買えなくなってしまうのです。
本当は高値圏で売り、底値圏である今が買いどきであることは、多分あとでわかることになると思います。

とは言うものの、今のニューヨーク市場を見ていると、いつ暴落があってもおかしくないようにも思えてしまうのです。
だから、もう少し様子見して、株価が上昇し始めてから買っても遅くはないように思います。