迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

小川ゼンショー社長、「牛丼に米国産使用せず」と改めて表明

2005年11月02日 | 
小川ゼンショー社長、「牛丼に米国産使用せず」と改めて表明

牛丼店「すき家」などを展開するゼンショーの小川賢太郎社長は1日、米国産牛肉の輸入が再開されても牛丼メニューに使用しないことを改めて表明した。現状では安全性が保証できないとして当面、現在と同じ豪州産を使用する。競合他社がコストの安い米国産を使用し牛丼価格を値下げしてきても、追随しないと明言した。また米国産牛に対しても国産牛と同様、全頭検査を実施する必要性を訴えた。

 小川社長は米国の畜肉加工業者の管理手法について「(監視する)係官がチェックしている時と、そうでない時とで危険部位除去の精度が異なる。また危険部位が焼却処理されず、食物連鎖の中に入っている」と苦言を呈した。ただ「当社の安全基準に適した畜肉業者であれば使うこともある」と含みを残した。(日刊工業新聞) - 11月2日8時31分更新
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ゼンショー(7550)という社名ではピンとこないかもしれないですが、牛丼店「すき家」などを展開しています。その企業のトップが、「牛丼に米国産使用せず」と表明しているほど、米国産牛肉が安全であるとは言い切れないということです。
一方では、私が好んで株主優待券を取得している松屋フーズ(9887、牛丼店「松屋」を展開している)では米国産牛肉の輸入再開を歓迎するようなコメントをしています。
この松屋は中国産牛肉を加工した牛丼を販売していますが、レトルト食品を食べているようで牛丼と呼べるものではありません。
大体、食品の安全性という意味において食材に堂々と中国産を使用していること自体が国民の意識と乖離しているように思うのです。
松屋には一株主の立場で中国産牛肉の使用を止めるように提案してみましたが、今も中国産加工牛肉を使い続けているようです。

ゼンショーの株価が下がったところで、中長期で保有してみたいと本気で思ったニュースでした。