【Tokyo】散歩道の途中に、いつも手入れの行き届いたお庭があって、季節の花を楽しませてもらっている。チューリップの変わった品種なのだろう、早々と花を付けている。 . . . 本文を読む
【Tokyo】東京西郊に暮らしている私は、玉川上水から井の頭公園にかけて、しばしば散歩する。病気をして３週間ほどご無沙汰をし、久しぶりに歩いてみると、コースの春の花々がすでに盛りと咲き誇っているではないか。暖冬による開花期のずれはあるのだろうが、いつもの場所でいつものように咲いている姿は、まさに「年年歳歳花相似」である。かく言う私は体力がすっかり落ちた。「歳歳年年人不同」もまた、証明されたようであ . . . 本文を読む
【Tokyo】病み上がりの私は、最近のニュースに疎くなっていて、「道州制」の議論がずいぶん進んでいるらしいことに驚いている。私はかねがね道州制導入に疑義を抱いていて、「国－道州－市町村」という３層国家ではなく、「国－大規模都市」による２層国家がいいと考えてきた（「すずめ通信・第434号」2006年12月14日）。今回このニュースを読んで、また考えた。【３００自治体再編案に賛否 自民党の道州制調査会 . . . 本文を読む
【Mie】本年度のアカデミー賞作品賞にノミネートされ、惜しくも受賞を逃したクリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」を観た。私は戦争映画は嫌いではないが、日米間の太平洋戦争を扱ったアメリカ映画は、今までどうも観る気がしなかった。
というのも、この種の映画はアメリカ側の一方的な視点から撮られているため、日本軍がナチスドイツと同じように悪者扱いされ、日本兵が容赦なく殺される場面が多かったか . . . 本文を読む
【Mie】本年度アカデミー賞作品賞、監督賞ほか２部門を受賞した「ディパーテッド」を観た。いつもは「とうきょう雀氏」のコーナーであるが、病に倒れられたご本人に代わり、私が拙い感想を述べてみたい。
マーティン・スコセッシ監督の本作は、警察とマフィアにそれぞれ潜入した２人の若者を主人公として、マフィアのボスを検挙しようとする警察と、その動きを事前に察知して逃れようとするボスとの間でスリリングな場面展 . . . 本文を読む
【Tokyo】肉体が、きわめて危険な状況にさらされ、深刻な後遺症を残す寸前という体験をした。「頚椎動脈乖離による脳梗塞」を発症したのだ。13日間、病院のベッドで点滴チューブにつながれて、医師が「とにかく運がよかった」と言うたびに、私はぞっと背筋が寒くなり、自分の肉体管理に対する「甘さ」を痛感したのだった。糖尿の戒めを軽んじたために、脳梗塞の深淵に転落せんばかりとなったのである。
2月22日、午 . . . 本文を読む
