太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

花草会(はなそうかい)と国立長寿医療センター

2009-06-05 | 研究室
 昨日(6/4)午後に花草会(はなそうかい)の世話人をしているIさんに私の研究内容を説明する時間を頂きました。花草会は豊橋市内デイサービス有志の会と聞いています。I さんの事業所に行ったのですが、他の事業所の方もみえ、6名の方に今後デイサービスで進めていくポールウォーキングの研究について説明をさせて頂きました。皆さん熱心に聴かれ、利用者さんへのサービス(運動機能向上)向上に対するモチベーションの高さがうかがえました。私の方が少しずつ進めていこうと考えていましたが、早くやっていきましょうという感じでした。

 その話の途中で、一人の利用者さんにポールウォーキングを試してもらう事になりました。片手にはT字杖でもう一方の手は柵を触りながら歩いてみえました。ポールを使ってもらった所、その方の要領の良さあったものの明らかに歩行スピードが上がり、歩行が安定しました。集まった皆さんも感心していました。私も感心しました。何か、サクラを用意したような気分になりましたが、改めてその効果を認識しました。

 6/19に花草会の打ち合わせ会があり、その時に役員の方に説明する機会を頂きました。私の思いとは別に、大変ありがたいことに研究の準備がどんどん進んでいきます。よくある感覚ですが、一歩踏み出してみると周りに背中を押されどんどん進んでいくような感じです。感謝。

 本日は、午後から国立長寿医療センターの松井先生の所に行きました。そして3次元解析のViconのある部門のK先生を紹介して頂きました。K先生は、C大学の博士課程の学生でかつ同センターの研究員もされています。バイオメカが専門で私が現在、興味のあるPoint cluster法などの運動解析にも造詣が深いことがわかり驚きました。松井先生は、豊橋市民病院時代からお付き合いをさせて頂いている整形外科医で私の留学の推薦状を書いて頂いた一人です。今後の研究テーマとして3次元動作解析を用いた虚弱高齢者の解析に興味を持ってみえるのですが、臨床がお忙しく、なかなか研究の時間を取ることが難しいようでした。

 松井先生、K先生と研究アイデアに関する話し合いをした。お二人の先生とうまくコラボレイトできると非常に良い研究が出来そうでした。現時点では、すぐにGoとはいきませんが。

 6月末に北海道でJOSKASという整形外科領域の3学会合同の学会があり、そこでまた松井先生とお会いする約束をして大府を離れました。

 

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