今回のフィンランド行きはカンテレを堪能した。
オルガ・シューシキナのコンサート
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ギターとエレクトリックカンテレのアンサンブル。現代的な音色が響く。1月の来日演奏とは違う音楽を聴かせてくれた。
第1回国際カンテレコンテストの前夜祭コンサート
「カンテレを世界に」のテーマで開催されたコンサートは、各国の色彩々の音色。アメリカ、アイルランド、エストニア、ロシア、インド、アフリカ・・・、日本はエヴァ・アルクラが着物で演奏。たすきがけ姿のエヴァの演奏からは、とうとうと流れる大河の広がりと美しさが伝わってくる。マルはその音楽性に心から感動、「思い出すだけで涙がでる」とエヴァの演奏を思い出しては涙ぐむ。
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日本カンテレ友の会はビデオで参加。会長の渡邊さんは5弦カンテレを弾きながら登場、大震災チャリティコンサートへのお礼と、日本での活動を紹介した。
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私と一緒に友の会副理事長をつとめる荒博子さんと、夏にクフモで開催されるカンテレキャンプの参加者たちからもメッセージ。
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5弦カンテレを楽しむ札幌カンテレクラブの皆さん。演奏準備をするエヴァは、このビデオ映像に涙が止まらなかったという。
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最後は子どもたちも加わって楽しい演奏と歌。踊りながら指揮しているのはヴィルマ・ティモネン(フィンランドカンテレ協会会長)。
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コンサートにはフィンランドカンテレ界の重鎮や奏者、製作者たちが大勢来場しており、旧交を温めた。リトヴァ・コイスティネン、マッティ・コンティオ(ドイツから)、ペッカ・ロヴィッカ(ラップランドから)、ハンヌ・コイスティネン、ティモ・ヴァーナネン、オルガ・シューシキナ、それから・・・、そして日本からは私たちの他に友の会役員の高橋みどりさん、はざた雅子さんと生徒さん。
コンテストには日本から大庭まきこさんと石井さきこさんが参加。二人ははざた門下で、現在タンペレ音楽院でエヴァの指導を受けている。「若い世代に頑張ってほしい」とエールを送る。あと2~3年はフィンランドで勉強したいとガッツの二人、心から応援している!
コイスティネン社から新しい5弦カンテレをプレゼントされた。日本のファンをふやすために大いに活用してほしいとのこと(営業上手なハンヌの販売拡張らしい)。「カンテレよかった!」のマルとマリちゃん、「カンテレ弾かせて」。「こんなに何度もコンサートが聴けるのはめったにないのよ」と私。本当にラッキーな、カンテレを堪能したフィンランド旅行。
<後日談> 大庭さんが3位に入賞! おめでとうございます。