Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

カンテレケース@marimekko

2013-01-24 08:15:14 | カンテレ

最近の楽器ケースはリュック型が多い。いちばん驚いたのはチェロ、子どもをおんぶするより重そうだと思った。フィンランドの民族楽器カンテレも大型になると結構重い。楽器よりハードケースの重量で腕や肩が痛くなる。キャスターつきケースもあるが、ゴロゴロ転がすのは楽器に悪影響。なんとか解消したいと、布ケースを探す。

私の生徒さんはオリジナルケースが多い。Sさんはフィンランドで入手したmarimekkoマリメッコのカンテレシリーズの布ケース。ビニールコーティングなので雨にも強い。真ん中に5弦カンテレが見える! かっこいい。

19弦専用のカンテレケース。ひょいっと背中にしょって、さぁレッスン。


夜空にそびえる

2013-01-23 22:31:02 | おでかけ

夜空にそびえる東京タワー。

パリのエッフェル塔、似ているけれど足が違う。エッフェル塔のデ~ンと構えるスタイルは勇ましいけれど、まるでがにまた、美に欠ける。

話題のスカイツリー、高さは世界一。でも横浜のマリンタワータイプの姿は、私には二番手。

東京タワー、上から下まで本当に美しい。凛として夜空に映える姿が好きで、六本木~芝公園あたりに出かけることもしばしば。天にむかっている凛々しいタワーは、私たちに希望を与えてくれる。


都心の裏道

2013-01-21 22:56:12 | 季節

市ヶ谷でカンテレクラスの日。都心の住宅街にある会場まで、好んで裏道を通る。一軒家が多いので、お庭や家周りに季節を感じることが多い。まだあちこちに雪が残るが、植物たちは元気に空へのびている。

♪どこ~かで芽のでるおとが~する~ と歌いたくなるようなはじけかた。

青空に映える。春に向かっているよう。

しっかりカメラ目線の薔薇。ピンク色が幾重にもなり、美しい。

会場の教会まではほんのすぐ。平日午前中のわずかなお散歩が楽しい。来月はもっと「春」がみられそう。


雪はやっぱり北国

2013-01-20 23:42:46 | おでかけ

週末は日本カンテレ友の会役員会で札幌へ飛んだ。この週の初めは東京でも大雪で、まだ街中には雪が残っている。新千歳空港へ降りたら、昼間というのにマイナス7℃の気温、おぉ寒い!

市内へでると、正面から顔に雪があたる。「吹雪だぁ~」と大騒ぎしていたら、北海道ではこれは吹雪とはいわないという。まだまだ序の口だそう・・・

時計台を通る。雪景色の時計台はロマンを感じるが、写真を撮っている間に身体が冷えてくる、手はかじかんでシャッターがうまくおせない。

そして、このつらら。鋭く先に冷気を感じる。「う~ん、つらら殺人。証拠も残らないし・・・」と数年前に読んだ本を思い出した。

フィンランドで買ってきたコートとブーツで歩く。なれない雪道を滑らないよう、転ばないようにと一歩一歩踏みしめて歩いたら、太ももからふくらはぎが筋肉痛になってしまった。東京の雪と違い、サラサラ雪。真っ白な所を、足跡とつけながら歩くのが新鮮で、子どものようにはしゃいでいた札幌タイム。


音楽のお喋りは美味しい!

2013-01-18 08:23:07 | 音楽

大学の後輩と久しぶりに会う。彼女はピアニスト、伴奏経験も多いので、愉しい話がたくさん聞ける。イタリアンを食べながら、音楽談義に花が咲く。

お店のおすすめ前菜(温菜)は「うずらのリゾット詰め」。うずらはあの小さな卵しか食べたことがない。うずらってどんな鳥だっけ?と言いながら楽しみに待っていると、可愛らしい姿。ちょっとドキドキしながらいただく。中にリゾットが詰まっていて、ほっこりやわらかい。

ほうぼうのアクアパッツァ。顔がいかついが、味は絶品。魚貝や珍しい野菜も一緒に煮込んである。

音楽の方向性が似ていて、前向きで創造的な話に時間も忘れてのめりこむ。夕方6時にお店に入り、気がついたら11時半。ず~と音楽の話をしていられる、幸せな時間だった。


初雪、そして大雪

2013-01-14 22:20:27 | 季節

1月14日、成人の日。東京は初雪。

東京タワーに近い都心にいたので、カメラを取り出す。こんな写真はめったに撮れない。

吹雪いている。

とても外を歩ける雪ではないので、建物の中を楽しめる六本木ヒルズへ。タクシーがなかなか来なかった。運転手さん、「今日は回送にして帰るタクシーが多いです」。フロントガラスに雪が吹きつけ、その結晶が美しい。氷を砕いているような音をさせながら走るタクシー。

ヒルズは雪景色。

吹雪いている!

都心は10センチの積雪。

雪になれない東京、電車も道路も大パニック。そして雪道になれない私は、筋肉痛で足が痛い。緊張して帰宅したら、もうお疲れ~。


音楽療法@こども

2013-01-12 15:58:54 | 音楽療法

発達障がいのこどもたちの音楽療法の日。東京YWCA国領センターには、ご近所からも、2時間かけた遠い所からも集まってくる。ここは何でもOKの場所、その子の個性を存分に引き出し、そして能力や機能を高める。学校とは違う、のびのびした顔がみられるとの定評。

「あけましておめでとうごいます」「今年もよろしくお願いします」・・・それぞれの言葉と雰囲気で始まる。1か月に一度のクラス、会うたびに日々の成長を大きく感じるこどもたち。

今日はカンテレ(フィンランドの伝統民族楽器)が人気楽器で、Mちゃんはかかえこんで離さない。Yちゃんも「いいね~」

体操は臨床心理士を目指す大学の実習生が担当。「むずかしすぎたみたい」と反省しきりだったが、現場を経験して先に進めると励ます。そして言葉を発さないAちゃんがスキンシップしてくれたことが嬉しいと言う。

動きはボール蹴りを取り入れた。コミュニケーションも目的だったが、大いに盛り上がる。子どもたちだけで、列をなしてダンスも始まり、新年早々いい感じだった。

楽器、アンサンブル、楽器・・・、「音楽療法」だから、音楽は多彩。楽器の順番待ちで、交換や「どうぞ」を覚える。また「待つ」を知る。輪から離れたメンバーを迎えに行く、指さしで支持するなど、子どもたちは仲間の様子も思いやることができる。

クールダウンは紙芝居。今年度から音楽以外の<表現>も取り入れたいと、俳優の松永り香さんにお願いしている時間。

後半クラスは、小学生から成人まで。紙芝居を演じている松永さん、子どもたちの集中力がすごい! Sちゃんは気に入ったフレーズを、帰り道では音をつけて口ずさんでいた。

この子たちの感性に、私は毎回感動している。

 


癒されるお味

2013-01-08 15:46:43 | グルメ

自宅や仕事場のある東急・東横線沿線は、各駅すてきな街。お気に入りのひとつが、中目黒。

今日は、美味しいものもとめて路地まで入り込む。ありました、スペインバル。友人と「ここにしよ!」

しばらく前までは民家だったに違いない建物。若者二人が切り盛りするお店は赤ワインもいける、お料理も創作&思考料理。いろいろ頼んで、いちばんはまったのがこれ。

ブルーチーズとジャガ芋のミルフィーユ。

3段重ね、じゃが芋→ブルーチーズの繰り返し。絶品のお味に、早速家でも作ろうと意欲がわく。

寒い夜、美味しいお食事は心身ともにいやされる。


霜柱の朝

2013-01-06 23:24:15 | 季節

寒い毎日。霜柱をみつけた!

歩くのがもったいないくらい、美しい。

動くとザクザク、そこらじゅう霜柱。

掘ってみたら、こんなかわいらしい。

池も凍ってる。

鯉はその下に潜んでいる。やっぱり寒いのか、動きが鈍い。


日本の四季@カンテレ

2013-01-05 20:13:33 | カンテレ

カンテレアンサンブルのための<日本の四季>をアレンジ。生徒さん方のユニットに合わせ、19弦+11弦+5弦のためのシリーズは、春「さくら」~初夏「茶つみ」~夏「浜辺の歌」~秋「紅葉」~冬「雪」、終曲は「祈り3・11」(自作)。

アレンジや作曲に溢れるばかりのイメージが沸く。音楽三昧の生活の中で、音や曲想が養われていると実感しているが、音楽だけではなく人生すべてが結集しているような気分。「いい音楽のために、絵をみなさい。本を読みなさい。歴史を学びなさい。文章を書きなさい。勉強をしなさい・・・」と恩師たちがおっしゃっていたことがよくわかる。

日本の曲の特長をより表出させるために、和楽器奏法や音階を取り入れる。重なり合う音に、桜吹雪や錦の帯色をイメージする。日本の四季はなんて素晴らしい彩りなのかと思う。

PCの音楽ソフトで作った草稿楽譜を持ち歩き、電車の中でも歌ってる(もちろん心で)。声楽家は私はソロだけだが、カンテレ演奏家としては重奏も和音奏も歌えるのが不思議。

そろそろ清書。ひとりでは限界あるが、ソフトは奏でてくれるのでイメージがより鮮明になる。Mさん、Kさん、Jさんの顔を思い浮かべながらの作業、楽しい!


2013年は・・・

2013-01-04 13:36:07 | フィンランド

想いをかたちにしようと、年末年始休みにあれこれ考える。

芸術家たちとのコラボ。「愉しいことやりたい」とまわりにはすてきな音楽家の友人がたくさん。クラシック出身のピアニスト、声楽家、オルガニスト、打楽器奏者、ヴァイオリン、チェロ。そしてジャンルを問わずで、ジャズシンガー、オーボエ、チェロ、民族バイオリン、ハープ、マンドリン、ギター、パイプオルガン、パーカッション、津軽三味線、沖縄の三味線(さんしん)、唄い手・・・。音楽だけではなく舞台やダンスや踊りの友人たちもいる。カンテレとのコラボ、どんな音楽空間ができるのか、想像できない面白さ。

それから得意のお料理を生かした音楽とのイベントは、まずはフィンランド料理から。カンテレ門下生のお弾き初めではフィンランド料理をふるまう。その次のコンサートではフィンランドのお菓子を予定している。フィンランド料理を知りたいとのフィンランド好きの要請で、フィンランド料理教室を開催することになった。お母さんや現地友人のレシピが大活躍しそう。また以前友人と教えていたお料理教室を再開することになり、早速レシピ整理を始めたお正月休み。

人生長いとはいうが、元気に活躍できるのは限られている。これからの数年は私の集大成と思っている。音楽三昧の日々は続くが、あわせて好きなことやすてきなことを楽しみたい。

2013年、大きく飛んで跳ねて、すてきな年になりそう!


小学校の仲間たち

2013-01-03 23:40:41 | つれづれ・・・

小学校のクラス会に出席。

みんな、若~い。食べるのを忘れて、お喋りに花が咲く。「~ちゃん」「~くん」「今どうしてるの?」「あの頃はさ!」と気分は小学生。大学まで女ばかりだった私は、<男子>と呼べるのはこの同級生のみ。「あの頃は女子が威張っていていじめられた~」との告白に、「だって男子は小さくて可愛かったもの。こんなおじさんになるとは思わなかった」と女子勢の反撃。

「後期高齢者」とおっしゃりながら、先生方もお若い。

最後は私の指揮で校歌合唱。「この校歌が懐かしい」と転校してきて2年しかいなかったQさんや半年しかいなかったYさんを前にひっぱりだして、皆で大きな声で歌う。今年もこの元気パワーで頑張ろう!

来年の会を約束して、また1年それぞれを歩む。

 


新年のご挨拶

2013-01-01 14:23:32 | 季節

あけましておめでとうざいます。 A Happy New Year!  Onnellista Uutta Vuotta!

2013年もどうぞよろしくお願いいたします。

毎年書く300通の年賀状ですが、痛めている右手の休養宣言で、力が必要なペンが持てません。あらためて、ゆっくりご挨拶させていただきます。

(フィンランドの暮らしとデザイン展で全国を回る私のカンテレ、元気にしているようです)