Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

よいお年を!

2007-12-31 17:30:54 | 季節


今日は12月31日。
年賀状書きに追われている大晦日、
2007年最後の日。
この1年を振り返りながら、もの思いにふける。

なにより飛躍的に仕事が広がった年、
新しいたくさんの出会いに感謝。
仕事だけではなく、プライベートも充実していた
なにもかもが楽しかったこの1年。
趣味の世界も広がり、
夏から始めたサックスはいちばんのお楽しみ。
本もたくさん読んだし、音楽もジャンルを広げて聴いた。
国内、海外とあちこちでかけて、異文化を吸収した。
私の幅がますます広がった2007年。
お年頃であちこち故障がでてきた身体だけど、
労わりながら付き合おう。
魅力的で刺激的だった2007年、
ありがとう!

今年も毎日ブログを読んでくださってありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えください。


今年の犬おせち

2007-12-30 15:38:20 | 季節
友人Y子ちゃんちの <犬おせち> 
年末恒例ランチの約束が「犬おせち宅配」のせいでケーキになった昨年末。今年は早目の28日だったから、犬おせちは気にせずゆっくり楽しんだ。昨年はドライフードでビスケットおせち、今年はクール便のおせち、写真が送られてきたのでご紹介。



メニューは、洋風煮しめ(ブロッコリ・人参・パプリカ)、洋風まぜご飯、ローストオーストリッチ、ミニバナナロールケーキ。 
美味しそう!  

M家の犬ちゃんたち。



サックス防音室

2007-12-29 19:53:21 | 音楽


サックスを始めて5か月。忙しくてなかなか充分な練習ができないが、音質はともかくまだ初見でできる範囲なので、言い訳しながらレッスンに通っている。悩みは練習場所の確保。音が大きいからこっそり練習できないし、サックスには消音用ミュートがないのですぐばれる。12月の休日はすべて出勤していたので、誰もいない仕事場の音楽療法室で練習できた。家では・・・、ある休日の午後「このマンションでヘタなサックスふいている人がいるらしい」と帰ってきた家族、それは私でした。冬休みこそ練習しようと固く決心したが、周りもお休み。そういえば元旦に聴こえてきたピアノの音、私もかなり気になったが、翌朝の掲示板に「常識の範囲で」という意見書が貼られていたことは記憶に新しい。

今日息子のトランペットのメンテに行ったヤマハで偶然見つけたもの、<e-SAX> サックス用の防音室とも言われている商品で、爆発的に売れているらしい。「在庫は2つ・次回入荷は5月」と聞いて思わず買ってしまった。やったァ、これでこころおきなく練習できる。音楽にお金は惜しまないことにしているので、5万円は私への投資、この歳にして未だにもらっているお年玉をつぎこもう。



防音室といってもケースを一回り大きくしたものだから、サックスだけが防音。楽器は中、両手を入れてキーをおさえる、口は外という仕組み。15分もすると手は汗だく、中に水蒸気がこもるのでケースをあけて喚起、一息してまた練習の繰り返し。それでもありがたい、画期的な商品。



たくさん練習して、私にサックスの楽しさを教えてくれた人に来年は是非お披露目したい。

夕日

2007-12-27 21:54:45 | 季節
今日からひとあし早い冬休み。
久しぶりに夕方早い時間家にいたので、夕日をみた。



4時半の日没、いちばん昼間が短いいまごろ。
いつもはこのマンションの右側に見える富士山の右に沈むのに、
この季節はずっと左側だった。
しばらくみとれていた時間。

フィンランドからクリスマス

2007-12-26 20:55:19 | フィンランド
遅ればせながら、12月24日夜NHKで放映された <サンタクロースとオーロラの旅 フィンランドの村からサンタが世界へ出発> をみた。家族がビデオを撮っておいてくれた(超多忙だった私は新聞も読んでなかったのでこの番組を知らなかった)、おもいがけないクリスマスプレゼント。

北極圏にあるサンタクロース村は何度も訪れたことがある。鉄道の最終駅ロヴァニエミから路線バスで20分。



11年前小学4年生の息子と中学2年生の姪を連れて行ったのは夏の初め、5年前友人M子さん&Y子さんと行ったのは夏の終わり、3年前友人VIRPIの家から森の中を30分歩いて行ったのはクリスマス・・・。11年前のサンタクロースは素朴な木の小屋に住んでいて、静かに生活していた。身の回り品や食べ物も紹介、気軽に写真撮影やインタビューにも応じてくれて、私たちは1時間近くサンタクロースと一緒にいた。トナカイも身近だった。その年の息子の夏休み自由研究は『サンタクロース』になったほど。5年前は商業化されていて、サンタクロースはサロンの一室に移動。写真は有料で、写真撮影しないとサンタクロースとは話もできなかった。整備された施設はすべてお土産ショップになっていた。3年前はクリスマスということもあり、ツアーの観光客(それも日本人)ばかりだった。世界中の子どもたちの夢はどこへいってしまったのかしら? と同行のN子さんとちょっとがっかりした覚えがある。


サンタクロース村の名物・3段雪だるま

数日前にサンタクロース村からカードとプレゼントが届いたばかりで、フィンランドに思いを馳せていたら、友人シルクが通訳で登場していてびっくり。番組はフィンランドのあちこちから生中継。昨年はフィンランドとは思えないほど雪がなかったが、今年は雪はそこそこあるらしい。空いっぱいのカーテンのオーロラに「そう、きれいなのよ」とうっとり。木も人も星も雪もキャンドルライトも、すべてがクリスマスのフィンランド。「行きたい」と最後まで指をくわえてみていた。

音楽療法でクリスマス③

2007-12-25 21:58:48 | 音楽療法
クリスマス行事がすべて終了。クリスマスはとにかく音楽、音楽療法士も10日間走り回って頑張った!

<デイケア・通所>後半戦、音楽療法士の私はずっと毎日<赤白サン子>







<認知症グループホーム2号店> で <トナカイダンス>


<認知症グループホーム1号店> では<パティシエ> も兼ねる。家族やスタッフ含めて40人分のケーキ作り。

毎年26cmのケーキを4ホール焼く。デコレーションは男性スタッフと一緒に。


いつもは指揮する側の私もハンドベル演奏に参加。ぶっつけ本番で<きよしこの夜>、いちばん活躍の音を2つ持たされドキドキの瞬間。


クリスマスイブは、<一般棟フロア> で <クリスマスディーナーのBGM>

讃美歌のジャズアレンジで1時間たっぷり演奏。「銀座のレストランみたいだったよ」「食べるの忘れて聴いてた」・・・ スタッフの発案でもう4年目のBGM、これでジャズを勉強した。

「音楽療法士はなんでもできないとやっていけない」と毎年思うクリスマス。トナカイになり、サンタになり、盛り上げるためにはダンスも踊り漫才もする。恥ずかしがっていては絶対にできない。今年はグループホームが3つにふえ、施設のクリスマスもフロアごとだったから、クリスマスは例年の2倍の忙しさ。毎日テンションあげながらの10日間は少々きつかった。途中バテたけれど、とりあえず今日12月25日でクリスマス行事はおしまい。私がだれよりもいちばん楽しかった?

クリスマス出勤のお楽しみ

2007-12-24 23:12:26 | グルメ
休日出勤が続くクリスマスシーズン、世間は3連休らしいが私は関係なし。
そんなときのお楽しみは<特別ランチ&デザート>

<クリスマスケーキ その① 12月22日>
私の手作り① チョコレートケーキ

メンバーはPT(理学療法士)H先生&K先生、ST(言語聴覚士)S先生、MT(音楽療法士)の私とM先生。

<クリスマスランチ その① 12月23日>
職員食堂で行事食

献立は、前菜盛り合わせ、ビーフシチュー、クリスマスピラフ、ゼリー

<クリスマスランチ その② 12月24日>
私の手作りその③ ずわい蟹ピラフ、サーモンクリームのパスタ、イタリアンサラダ(野菜5種とシーフード)
デザートは、
<クリスマスケーキ その② 12月24日>
私の手作り② ブルーベリーチーズケーキ


いつもと違うちょっとリッチなメニューで、クリスマスの休日出勤も解消! 
そして今夜はクリスマスイヴ、遅くなった仕事帰りはワインで乾杯の女3人。

クリスマスコンサート

2007-12-23 20:13:53 | 音楽療法
今日は<クラシック・ヨコハマ サロンコンサート>を開催。横浜市と毎日新聞社の事業の一環で、全日本学生音楽コンクール(毎コン)で優勝した横浜出身の若手に演奏の機会を提供する企画。ホールだけだはなく、学校・病院・施設・ギャラリー・サロンなど地域にでていく活動で、私の仕事場の高齢者施設でも是非・・・というお話があり会場を提供した。ちょうどクリスマス時期だったので、<クリスマスコンサート>として開催。



ヴァイオリンの澤菜穂子さんはパリに留学し、その後もヨーロッパを拠点に演奏活動をしている方。すばらしい演奏を聴かせてくれた。入所者150名、家族や職員、一般来場者を含めると200名以上のお客様で会場は満杯。私の仕事場は音楽が盛んで毎日歌っている施設、音楽に関しては自慢できる。施設にはアマチュアのいわゆる演奏慰問も多いが、申し訳ないけれど感動する演奏は少ない(演奏者の自己満足?と思うことが本当に多いのが現実)。でも今日は違った! 聴く側の集中力がすごい、物音ひとつたてず目を輝かせ顔も上向きで聴いている。演奏者の全力集中の演奏を、耳だけでなく全身で聴いていることがわかる。



最後は全員で「きよしこの夜」、歌声も楽器も会場の気持ちがひとつになって歌う。いい音と響きがいつまでも心に残る、感動のクリスマス行事だった。

山積みの本から

2007-12-22 22:09:30 | お勧めの・・・
このひと月読んだ本から。
『或る女』 有島武郎著
<女の生き方>について話していて話題にでた本。「たしかどこかにあったはず」と文庫本が3列に並ぶ本棚の奥から捜し出した。この本は憶えているだけでも4回目、初めて読んだのは高1-名作を読んだだけ、次は20代後半-読後感は<憧れ>、3回目は30代終わり、そして今回。きっとまたしまっておく本の1冊。 
         
『I'm sorry mama』 桐野夏生著
「面白いよ」と回ってきた本。悪行の数々は怒りと憎しみの世界と邪悪で残酷な女の生、そこに古い白い靴にこだわる母親探しのアンバランス。この作家の心理描写の巧みなこと、いつもながら感心する。

『真珠夫人』 菊池寛著
読みたいと思っていたが、なかなか手を出さなかった本。やめられなくなって朝まで読んでしまった。

『一の糸』 有吉佐和子著
<一途な女の生き方>と紹介された《書店員おすすめの本コーナー》にあった1冊。『恍惚の人』『複合汚染』などの話題作も読んだことがなかったが、最近女シリーズにはまっていたので読んでみる。おすすめ、かなァ?

『愛には少し足りない』 唯川恵著  
『対岸の彼女』 角田光代著
2冊とも「女の幸せってなんだろう」の本だが、現状に不満を感じながら生活する専業主婦や未婚で仕事にかける女などが登場人物。つまらなくてななめ読みしたが、私向きではなかった。それぞれの本に500円払い、2晩も時間も使ったのがもったいなかった。

『ちくま日本文学 尾崎翠』
以前から気になっていた作家だったので迷わず買ったが、読み始めてその不可解とも思える雰囲気に一度は放り投げた本。でもまた気を取り直して読む。詩的な透明な世界を醸し出す、やっぱり不思議な作家。

『歌謡曲の時代-歌もよう人もよう』阿久悠著 
これもすすめられて買ったが、読み終わるのに時間がかかった1冊。なぜって、タイトルごとにまず歌いながら、そして歌手と時代を懐かしく思い出しながらだったから。この本で得た内容は、仕事面でも大活躍。

『ほんとうに大切なこと』 ヤン・ゴールドスタイン著
おばあちゃんがくれた人生のすてきな贈り物。

『中原中也 天体の音楽』 樋口覚著
大好きな詩人・中原中也と歌。そのうち感想も含めて、ゆっくりご紹介したいほどの内容。

『リンボウ先生の日本の恋歌』 林望著
「万葉集」、白秋、ユーミン、林あまり・・・。「万葉集」から最近の歌謡曲まで幅広く紹介している。リンボウ先生の恋愛詩の解読は楽しく、面白い。

『約束』 石田衣良著
「ああこんなこともあったなァと思うことばかり。読後はさわやかに前向きになれる」と本友達Y子ちゃんからの1冊。たしかに!

『男たちへ』 塩野七生著
昨日のブログ参照


すすめられた本、回ってきた本、フラフラ立ち寄った書店で思いつくままに買った本・・・、かなりの濫読傾向。この中でいちばん面白かったのは、なんといっても 『中原中也 天体の音楽』


いい男さがし

2007-12-21 22:20:48 | お勧めの・・・
女友達と待ち合わせした本屋さんで偶然手にした本。
『男たちへ』-フツウの男をフツウでない男にするための54章- 塩野七生著

パラパラ読んで「これは女の視点で読んだらきっと楽しめる」と購入。この直感大当り! メチャクチャ面白くて遅く帰った夜にまた深読(深酒みたいなもの)、はまってしまった。読みながら周りの男たちをあてはめてみる。仕事関係はフツウの男が多いから、ほとんど面白くない。この男ダメ、あれもダメ、かろうじてまァいいとしようとふるいにかける。男もいろいろ。

私の男友達は、最高齢99歳からそこそこ若い年齢まで幅広い。なぜかフツウの男は少ないと日ごろから感じているが、そういう男たちは相性があうのか、一緒にいて楽しい。好奇心旺盛で話題も多くあきない。彼らは私のことも「フツウじゃないよね」と言ってのける。「そのとおり、フツウじゃなくて結構」と私もしっかり自己認識している。でもそういう男たちでも《いい男》はなかなかいない。この本の中にでてくるたくさんの男たち、ステキな部分を貼り合わせたらいい男になる? 私の周りは・・・、いる! ただいま旬の最高にいい男。

よく考えたら我が家にも男が二人、夫と息子。夫は男というより人生の同士のようなもの、息子はやっぱり息子だから男とはみられない。とりあえずそこそこかっこよく、不満もないから、今回は対象外としておこう。

音楽療法でクリスマス②

2007-12-20 17:19:29 | 音楽療法


<音楽療法でクリスマス>。日曜日のグループホーム3号店に続き、老健(介護老人保健施設)でも始まった。

月曜日:認知棟。
サンタばぁばズ、トナカイと一緒にクリスマスソングを歌う。


火曜日:本館一般棟では「クリスマス歌集」12曲を大合唱。介護&看護スタッフによるハンドベル演奏もあり、大いに盛り上がる。

水曜日:《デイケアクリスマス週間》が始まる。音楽療法の提案で始まってもう6年、健康運動指導士によるクリスマス体操、歌・・・などで、午前中1時間のプログラム。デイケアは通所なので、これから6日間連続のクリスマス。





木曜日:新館一般棟は、いつもは大人っぽい雰囲気だが、クリスマスは珍しくノリノリ。デイケアではサンタネーネーズが踊る。

音楽療法士も毎日サンタカラー!



5月6日は何の日?

2007-12-19 23:39:02 | 季節
そろそろ来年のカレンダーが気になる頃になってきた。話題はまず休日のこと、土日祝日休みのカレンダー通り勤務が8割のリハビリテーション科では、「来年はどう?」と朝から賑やか。1日でも多い休日を考えるのは、老若男女問わず皆の本音。

5月の連休。3日・憲法記念日 「エッー、土曜日なの。これは損!」と土日休み組。4日・みどりの日 「日曜日、これも損!」と土日組も日月組も全員不満顔。5日・こどもの日 は月曜日でやっと休日、「今年は全然ゴールデンじゃない」と言いながら次も赤い日。6日「これ何の日?」 何も書いてないけど赤の6、「これ何?」。印刷間違いかと手帳や他のカレンダーを見るがやっぱり赤い日。でも何も書いてない、「何の日?」

ネットで調べる、「2008年5月6日は何の日?」
回答は 「6日は4日の振替休日」 
2007年1月1日の改正祝日法により、「祝日が日曜日にあたるときはその日後において、その日に最も近い<国民の祝日>でない日を休日とする」と改正されたそう。「ヤッター!」と大歓声。話はさらに再来年・2009年に、もっとすごいことを発見。5月と9月は4日お休みの週がある。「もしかしたら週2勤務?」「これを励みに頑張ろう・・・」 
今日はまだ2007年12月19日。

チョコレート大好き

2007-12-18 23:40:08 | グルメ
「お菓子の中で何が好き?」と聞かれたら、それは迷わず「チョコレート!」と即答する。とにかくチョコレートが大好き。

自分のお小遣いでチョコレートが買えるようになった頃、いつも机のいちばん上の引き出しにチョコレートをしまっていた。朝夕のお散歩から帰ってきた愛犬マルチンは、勝手口からいちばん遠い私の部屋へ一目散、机の前で尻尾ふって待っている。お目当てはチョコレート、一人と一匹がひとかけらずつ分け合った懐かしい思い出。

冬はチョコレート売り場が拡大。帰り道スーパーのレジに並んでいると近くに必ず新製品の紹介がある。あれこれ試して「これは美味しい」と思ったのがいくつもあり、早速リピーター。最近はちょっとお高いチョコレートが美味しい、お高いといっても300円くらいだが・・・。バッグの中には個包装のチョコレートを忍ばせている。疲れたり血糖値が下がったらチョコレート、昼食抜きの移動の電車でこっそりチョコレートを口に入れることもある。その一口が元気回復剤になることもしばしば・・・。

クリスマス時期はお洒落なチョコレートが多い。でもやっぱり好きなのは、シンプルなチョコレート。今日も新製品を見つけてホクホク。遅くまで頭を使った仕事帰り、このとろけるようなチョコレートに慰められる幸せな夜。ウーン、ホントに美味しい! 


フィンランドからのクリスマスプレゼントは大好きなチョコレート