Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

プチ贅沢?

2008-11-30 23:49:24 | グルメ
「私たちって、かわいらしく庶民のプチ贅沢旅行」と香港旅行団長のY子ちゃん。「美味しいものばかり食べて、お買い物して、時間を気にせずブラブラして・・・これはプチではなく、大贅沢旅行!」と大反論の私。そう、こんな時間はめったにないから、私はプチではなく贅沢にさらに<大>がつく、<大贅沢旅行>。

明日から12月、恐ろしい忙しさに突入する。25日までクリスマスで走り回り、<超>がつく日常は<超×5>になるほどの忙しさ。その前の仲良しさんたちとほんのひと息の休暇、ありがたい。美味しく楽しくの週末を過ごし、仕事も忘れて私はたくさんリフレッシュ。

さぁ、気持ちも頭もすっきりさせて、また頑張ろう!

 

香港にて2日目

2008-11-29 22:46:21 | おでかけ

香港島へわたるフェリーから

「これが香港の秋」というほど、素晴らしい秋晴れの朝。今日は伝統的な飲茶でスタート。総勢6人だから、あれもこれも食べられるのが嬉しい。海老はプリブリ、焼売もキチキチに詰まっているし、春巻は薄皮でパリパリ…どれも「美味しい」を連発。

お腹いっぱいの後は、トラムに乗ってピーク山頂へ。400メートルの高さから香港の街を見下ろす。高層ビルだらけの街、香港。縦に伸びるだけでは足りなくて、海を埋め立てて広げている。





そしてスタンレー地区へ。ここはお店がたくさんのショッピングストリート、さぁお買い物。私の目的はカシミヤのストール。あちこち覗いて、迷いに迷って、大判からマフラーまで色も素材もデザインも…と数枚ゲット。冬のコーディネートが楽しみ。お土産やクリスマスプレゼントも見つけた。お洒落なものが多く、日本では手に入りにくい派手なラメ素材やスパンコールのセーターも買ったので、両手に荷物がいっぱい…。

夕食は、ご招待で会員制の倶楽部へ。はじまりはスネイクスープ。「スネイクってあのスネイク? もしかして蛇? え~っ」と言いながら一口試して、「美味しい」。フカヒレと鶏肉を合わせたような味で、スネイクスライス入り。噂に聞いていたより味も見かけも大丈夫だった。次々でてくるお料理は、いわゆる私たちの定番は少なく、「へぇ~」というものばかり。鳩肉と野菜炒め(鳩の顔にはドキッ)、香港ブロッコリー、中華風マトンなど10品以上。一応、胃は大丈夫かしら? と気にしながらの夕食タイムは、皆で200パーセントの満足度だった(この日のお料理もあらためて)。

ホテルへの帰り道、海からの夜風が気持ちいい。

香港にて

2008-11-28 22:02:54 | おでかけ
今年もまた美味しい中華を食べに、友人たちと総勢6人で香港へ(正確には、昨年の香港旅行で体調をくずしてホテルで寝ていた私に付き合ってのリベンジ香港)。香港駐在経験の友人夫婦を団長に、私たちは後ろを着いて行くだけでお気楽な楽しい3日間。


いちばん人気はこれ? 北京ダック。

早速夕食は、友人の親友の香港人夫婦の案内で、地元で大人気のレストラン・ペキンガーデンへ。広いレストランはあっという間に満員、私たちは香港スタイル北京料理を堪能した。胃がびっくりしないようにと思って食べ始めたが、洗練されたあっさりさが美味しすぎて、おなかいっぱい(この日のお料理は後日あらためて)。

そして「あ~苦しい」と連発しながらお散歩、行き先は<ナイトマーケット>。夕方から道路いっぱいに広がる屋台のお店街。



若者たちが集まる安い野外レストラン(屋台)もある。暫く前の香港を思わせる、まだまだ洗練されていないゴチャゴチャした地域らしい。「すりがいるから気をつけて」とバッグを抱えながら歩く。みているだけで面白いものばかり。「これはサンローランの偽物」とか「よくみるとスペルが違う」なんてものばかり。でもせっかく来たからとスパンコールのバッグを買う。1つ700円なり~。

派手なネオンの看板と高層ビルの光が、夜の街を彩る。

イッタラ in 銀座

2008-11-27 22:51:27 | フィンランド
またフィンランドブランドのお店がオープン、<イッタラ in 銀座>。今夜はオープニングレセプションのご招待を受け、出席した。お店は、銀座でもおしゃれなショップが並ぶみゆき通り(銀座6丁目、泰明小学校の向かいのビルの1階)。

特にガラス製品で有名なiittalaイッタラ(Arabiaアラビア・Hackmannハックマン)。我が家でも日常使いの食器やグラスなど、たくさん使っている。東京でも種類は少ないが、デパートで買える。フィンランド現地に比べたら少々割高ではあるが、壊れないよう手荷物でもってくるのも大変(こういうことをしているから超過料金300ユーロのはめに?)だから、東京になんでもそろう直営ショップができるのは嬉しい。

大人気のTeema(ティーマ)のイエローは直営ショップでしか手に入らないし、今回はTaika(タイカ)のイラストレーター、クラウス・ハーパニエミ氏が来日し、オープン当日はサインがもらえる。また日本限定のシティーマグなど、お楽しみがたくさん。

今夜はお土産にタイカブラックのプレートをいただき、寒い夜に心はホクホク・・・

開拓時代の味②

2008-11-26 20:27:34 | グルメ
ひき肉をマッシュポテトの衣で包み込んで焼くパイ。ボリュームたっぷりで、これだけでお腹いっぱい。

<羊飼いのパイ>
材 料
バター おおさじ1
たまねぎ 1こ(みじん切り)
にんじん 小1本(さいの目切り)
ひき肉 200g(あいびきor牛)
マッシュポテトの素 50g
粉チーズ お好み量
塩、こしょう 各少々

作り方
①フライパンにバターを溶かし、たまねぎをきつね色になるまで弱火で炒める。
②①ににんじん、ひき肉を加えて炒め合わせ、塩、こしょうで味付けする。
③周りにサラダ油をぬった薄型の耐熱容器に、②を肉汁ごといれ、表面を平らにならす。
④③に作りたての温かいマッシュポテトを全面にかぶせる。
⑤④の上に粉チーズをふるい、200℃に熱したオーブンで15分程度焼く。表面がこんがり色づいたらできあがり。

☆あつあつが美味しい!

☆12月になるとなぜか食べたくなり一品。<♪ま~き~び~と~ひ~つ~じ~を~> と歌いながらクリスマス物語を思い出し、作る。

胃と洋服

2008-11-25 20:40:37 | つれづれ・・・
「このタイトル何?」と言われそう。書きたい内容は「胃と体重と体型と洋服のサイズ」。

昨年秋ごろからの体調不良の原因が<胃>だったことは多くの方の知るところ。12月に救急にかけこむほど悪くなり、1年たった。大騒ぎしたわりには結構お気楽でいたので、それほどひどくはないにしても、懲りずに同じことの繰り返しが二度三度四度。ついに「私は病人。胃の病気もち」を自覚。と同時に実感、食いしん坊にとって胃の病気ほどつらいものはない。食べ物、食べ方に気を使わなければいけないと悟る。そしてその結果は、体重減少というかたちで身体にでる。

久しぶりに会う友人は「ダイエット成功してるわね」(ダイエットなんてしたことないのに)。「もしかして」とデパートで声かけられたのは息子の友人のママ。「一瞬わからなかった、似てるなあと思ったけど。痩せちゃってどうしたの? ダイエット? 病気?」 仕事場の新入職員は「先生ってモデルみたいに細い」(周囲は唖然、ハァ? 私も細いといわれたのははじめて) コンサートに来てくれた開業医の妻の伯母は、帰宅するなり「あんなに痩せちゃってどこか悪いんじゃないの? 大丈夫かしら?」と実家の母にソク電話(あの日は黒のぴったりした衣装を着ていたからねェ・・・)と、こんな具合。

身長164センチ、現在の体重は49~47キロ。もともとベストは56キロ、バリバリ歌っていたときは60キロ以上ないともたなかった。1年前の大騒ぎしたときは4日間何も食べられなくていきなり6キロ減、それから持ち直してそれでも52キロはあったはずなのに、最近またちょっと減少気味の4という数字。脂肪よりごっそり筋肉が落ちたようで、いちばん悲しいのは、歌うために蓄えてあった横隔膜周りの厚み。筒型の声楽体型を自慢していたが、いまや普通に薄っぺらになってしまった。友人曰く、「横から見て普通になった」



何が困るって、まず体力と持久力。同じことが今までどおりに行かなくなってきている。トシのせいもあるかもしれないが、とにかく無理がきかない。それから首周り、鎖骨がくっきり骨ばって目立ち、首にやつれがでる。胸は小さくなり、その下からお臍までは、まるで出産直後のお腹のようにシワシワ。もともと小さめのお尻はさらに小さくなり、パンツ姿はかっこ悪い。他人に裸は見せたくないから温泉旅行はパス。指輪や靴も、サイズこそ変わらないがゆとりの隙間ができてガバガバ。上から下まですべてかわってきているらしい。

そして何より困るのが、洋服と下着のサイズ。2サイズ以上小さくなっているのでもう誤魔化せない。お洒落大好きだから洋服の持ち数はとても多い。仕事着も私服、プライベートときっちり分けているので、おそらく普通の3倍はある。家人の箪笥まで進出し「いいかげんに何とかして」と文句が出るほどで、最近は収納しきれずその辺にかかったままになっている。買いなおしは早速、黒のフォーマルウエアから。これがお高い、3年前に買ったのだって10万はしたのにと泣きながら買い替え。スカートは季節ごとに50枚、上はそれ以上にあるし、パンツも数本、秋冬はブレザーから長めコート、それも薄手から厚手までと、とにかく種類も枚数も多い。あァ、お気に入りのファーつきカシミアロングコートは今や箪笥の肥やし? 

下着はもちろん、スカート15枚、セーター13枚、ジャケット5枚、パンツ3本を購入。大ザル、家計簿をつけない生活でよかった。予算生活をしていたらこんな買い物できない。でもまだまだ足りない。ここまで大がかりになった胃騒動、こうなったらこのままの体型を維持するしかないかも・・・。


幸せ!

2008-11-23 20:44:45 | 音楽
相変わらず忙しい毎日の連続。周りを心配させるほど走り回っていることが多いが、同じく幸せを感じる瞬間も多い。人に恵まれ、仕事に恵まれ、美味しいものに恵まれ・・・、とにかく感謝の日々。もともとポジティヴ人種だが、それ以上に実感として私は幸せ者だと、いつも思っている。

皆さん、ありがとうございます!

開拓時代の味①

2008-11-22 23:01:19 | グルメ
アメリカの開拓時代といえば『大草原の小さな家』を思い出す。自然とともに生きるアーミッシュ(キリスト教の一派)の人々の素朴な生活。厳しい大自然の中で、人々の暖かな心のふれあいが感動的な物語。子どもの頃読んだシリーズは、今でも本棚に並んでいる。


(最近見かけた1冊。書名は『大草原の小さな町』だが、内容は同じ)

冬の寒い日、お父さんが仕事から帰ってきて火にあたりながら、「外は寒い。何か暖かいものでも・・・」と夕食に食べていた野菜いっぱいのスープやコーンパン。そしてコールドポークやケーキ・・・。先日アメリカ人の友人に作り方を教えてもらった。

<ローラのコーンパン>

材 料
コーンミール 1と1/2カップ
小麦粉(薄力粉) 1/2カップ
ベーキングパウダー おおさじ1
たまご 3個
牛乳 カップ1
ショートニング 50g(または溶かしバター1/3カップ)
塩、砂糖 各おおさじ1
あれば生クリーム 1/4カップ

作り方
①すべての材料を大き目のボールにいれ、軽く混ぜ合わせ、手でなめらかになるまで十分こねる。
②オーブン皿にパラフィン紙を敷き、①を流し込み、表面を平らにする。
③180℃に予熱したオーブンで20分程度焼く。中心まで火が通ればできあがり。
④あついうちに切り分けて召し上がれ!

☆これは素朴な作り方。もう少しお洒落に仕上げたいときは、耐熱の器や焼き型にいれて焼く(周りに分量外のバターを薄くぬってから①を流し込む)
☆お好みでバターやメープルシロップを添えて、どうぞ。
☆③の温度や焼き時間は、器によって調整を。



街の灯り

2008-11-21 17:15:40 | 季節
あちこちにクリスマスイルミネーション。

<♪街の灯りがとてもきれいね、原宿~>








11月も下旬に入った。
もうすぐ12月、クリスマス、年の瀬。
これからのカレンダーは大忙しで、とにかく早い。

朝色、夕色

2008-11-20 22:08:34 | 季節
<朝の静寂>


日の出前の、うっすら静かなあか色。


<にぎやかな夕暮れ>


今日も一日ご苦労様でした、明日もいい一日を! の励ましピンク色。


真冬なみの寒さの東京.
11月20日、ボジョレヌーボー解禁日。

晴れた日は大いそがし

2008-11-19 22:16:55 | つれづれ・・・
久しぶりに暖かな晴天の先日。

まず思い立って野菜干し。お漬物にするために白菜と大根。ちょっと日にあてるだけで甘味がでて、さらに美味しくできる。市販の干ししいたけももう一度太陽にあててビタミンを補充。そして柿。薄くスライスして干して乾燥。先日友人にもらってからすっかりはまっている<柿干し>。あまり得意ではない柿だが、こうすると柿とは思えないまろやかな味になる。

そして家中のカーテンを洗い、冬の毛布を干し・・・。突然、しっかりものの主婦してる? 
ああ、こんな日は大いそがし。

おひさまが気持ちいい。
私もワイングラス片手に、ベランダ干し。


秋を楽しむ帰り道

2008-11-18 21:56:59 | 季節

仕事帰り、ブラブラ・・・。
先週寒かったので、やっと葉っぱが紅葉し始めた。


秋晴れの空に、赤い紅葉が映える。


ハラハラと散る落ち葉、そして必死でしがみつく葉っぱも。


慶應義塾大学日吉キャンパスの銀杏並木。
黄色くなり始めていた道に秋を感じる。
昨年は緑のまま枯れ落ちていった。


秋まっ盛りのご近所。明日は「冬将軍の襲撃」とか・・・

交通費の現実

2008-11-16 19:31:09 | つれづれ・・・
便利なPASMO定期を持っている。東横線沿線に住んでいるので、東急デパートのクレジットカードでオートチャージできるシステム。残高2000円以下になると、改札で自動的に3000円加算される。通勤で東急バスも利用しているが、バスカードも面倒なので、すべてこの1枚ですませる。

カードの請求書を見て驚く。レシートはその場で捨てる、家計簿はつけない大ざる生活で、請求書もほとんど金額しか見ていないが、たまたま今回はフィンランドでのユーロの換算が気になり中身をじっくり見る。平均4日に1回のチャージだった。東急線は安くて有名だが、「そういえばJRに乗った。それも疲れていたので近距離グリーン利用」や「仕事で1日何か所も移動した」「高くて不評な公営地下鉄に乗った」が重なったときは、なんと2日しか間がない。

券売機で買わないから実際の交通費はあまり気にしていなかった。ある日の交通費を思い浮かべる。バス210円+横浜市営地下鉄(新羽~横浜)260円+JR(横浜~東京・グリーン)1200円+JR(東京~大井町)160円+東急(大井町~武蔵小杉)190円で、合計2020円。そして翌日も移動が多く、交通費は1000円以上、帰り道にまたチャージされた。首都圏の移動はかかりますねェ!

平成中村座

2008-11-15 20:51:17 | お勧めの・・・


「面白い!」「歌舞伎の新しさよね」・・・歌舞伎通二人で出かけた《平成中村座》の<法界坊>。感動の浅草・浅草寺境内裏広場の小屋だった。

私は30年来の歌舞伎ファンで、こんなに忙しくない頃は歌舞伎座・昼の部にも出かけていたほどだが、最近は夜の部もなかなか行かれない。本当に久しぶりにみた歌舞伎は、中村勘三郎率いる話題の《平成中村座》。歌舞伎座では絶対にない愉快な歌舞伎で、舞台と客席が一体化した面白さがある。かしこまって観る歌舞伎ではなく、庶民文化の歌舞伎を体験。



勘三郎、橋之助、勘太郎、七之助、笹野高史、片岡亀蔵、坂東彌十郎、中村扇雀と個性豊かな役者ばかりで、飽きないどころか満ちたりるほどの舞台構成。ゆったり進むいわゆる歌舞伎とは趣きを異にし、躍動感とリズム感あふれる展開に、誰もが引き込まれる。その躍動感は、猿之助の早変わりスーパー歌舞伎とは違い、じっくりみせる面白さもある。時にコメディあり、「ワッハッハ」とお腹をかかえて笑えるシーンあり、そして最後は見事なまでの歌舞伎舞台に身が引き締まる思い。海外で大成功した様子が納得できる。演ずる側が日本語人で観客は英語人でも、多分言語はさほど大きな障害にならない舞台と感じた。

伝統芸の歌舞伎にプラスされた面白さは、将来につながる。勘三郎(私は勘九郎のほうがピンとくるが)が、根からもっている芸が見事に花開いた演目の<法界坊>。全身で芸していた同世代に、ただただ敬服するばかり。隣にいた女の子たちは「わぁ~」「きゃぁ~」の世界だったが、感動の雄たけび。私とY子ちゃんも静かに、そして大いに感動した午後だった。



そして満月。

2008-11-14 17:37:34 | 季節


昨夜(11月13日)は満月。
夕方出かけようと玄関を出ると、東の空に月が煌々と輝いていた。

美しい。しばし言葉もなく、見とれる。そしてあわててカメラ。渋谷に向かう東横線でもずっと東の空を眺めていた。「吠えたくなるほど美しい満月。こんな夜は・・・」と待ち合わせ相手にメールするほど、雲ひとつない夜空に光るまあるい月にうっとり、かぐや姫の気分。




そして明け方の西の空、左端に雪の富士山と右端に満月。
虫眼鏡でご覧あそばせ。