Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

休日出勤の楽しみ-お弁当

2007-04-30 19:51:05 | 音楽療法
ゴールデンウイーク。私以外の家族は9連休、私は暦どおり+祝日2日の仕事。「連休の振り分けはどうなっています?」と強い口調で若手に迫られた私。「えーと、前半は私がでるわね」と口走ってしまったから、<今日・昭和の日振替休日(みどりの日から変わったのはいつ?)>と<3日・憲法記念日>は私がお当番。今日のメンバーは主任PT(理学療法士)C先生と祝日非常勤(大学病院の主任PT)S先生とMT(音楽療法士)私のゴールデントリオ。いちばん楽しいメンバー、食べるの大好き3人組。C先生は「先生と一緒ということは、もしかしたら・・・」「そう! ランチつきね」

本日のメニュー。
コーンポタージュスープ、キッシュ2種(ポテトとベーコン、ほうれん草とたまねぎ)、ドライカレー、マリネ(生ハムと新たまねぎ)、7種の焼野菜サラダ、デザートはケーキ。



カレンダーの赤い日は通常より仕事少な目。基本的にデイケア(通所リハビリ)の集団プログラムが2つのみだが、カレンダーの関係で今週は音楽療法がまったくない認知症フロアでも<歌の会>をすることになった。他の3つの一般棟より音楽プログラムが必要なフロア、面会のご家族も一緒に楽しむ。「こんなに歌ったのは久しぶりです」というご家族ばかり、ストレス解消になったみたい。

午前中はランチを楽しみに、午後はその余韻で仕事。ついでにクラリネットの練習もして本日終了。次回出番・3日のランチは何にしようかしら、S先生のご希望はパスタランチ。

最近読んだ本から

2007-04-29 17:47:25 | お勧めの・・・
書評や本の紹介記事を読むとワクワクするような本に出会う。また時間つぶしに本屋さんに入ると立ち止まる本がある。手持ちがなくなると、周りに「何かお薦めの本はないかしら?」と聞いてみる。それぞれの個性が推薦する本は面白い。文学の私がおよそ見向きもしない本だとなおさら読んでみたくなる。そういう意味では、最近は手当たり次第の濫読に近いが、はっきりしているのはどんなに薦められてもミステリーだけは読まないこと。

最近読んだ本。
『カフカ寓話集』
「朝日新聞・be on Saturday」で数週間前にとりあげられていた。高校生の頃読んだはずがまったく記憶に残っていなかったので、早速購入。短編ばかりで読みやすく移動の電車であっという間に一話完読。カフカは難解と思っていたが、そうでもない。

『健康とてもいい話』
健康にいいことばかりのドクター石川恭三のエッセイ。すぐにでも生活に取り入れたいことが多く、「読み終わったら皆に薦めよう!」と思いながら読み進む。

『マイ・ストーリー』
銅版画家・山本容子の自伝。前から気になっているアーチスト、輝いている女性の生き方は興味津々。

『パラレルな世紀への跳躍』『憲法九条を世界遺産に』
太田光って誰? と思いながら薦められるままに読んだ1冊目。テーマも色々、鋭い切り口と感覚が面白くて本友達に薦めたら「あぁ、タレントのね。すごい人なのよ。憲法九条の本は必読」と言われ、あわてて購入し2冊続けて読む。

『余白の愛』『密やかな結晶』
小川洋子の本。『図書5月号』(岩波書店)で、ピアニストの青柳いづみこが耳や音の感覚について綴ったエッセイで紹介した1冊目。最近<耳をすます>に拘る私は「絶対読みたい」と、その日の帰り道に購入し歩きながら読み始めたほど。半年位前に 『アンネ・フランクの記憶』 を読んだが、小説は初めてだったので隣にあった<記憶狩り・秘密警察>という紹介文に「アンネ・フランクのナチの世界みたい」と購入したのが2冊目。

『犬をつれた奥さん』
昨日の「朝日新聞・be on Saturday」でとりあげられた本。チェーホフの名作。ロシア文学は、長編壮大なトルストイや誰もが通るドストエフスキーは全部読んだが、チェーホフは初めて。昨日のうちに購入し、一晩で読み終えたほどの薄い本(他に短編2作)。短いから淡々としたドラマの中身は読者の想像の世界、それがまた楽しめる。

今日・日曜日の新聞書評欄で紹介されている中に、また「明日買おう」があった。2日に1冊読んでいるから増えるばかり。厳選して手元におきたい本やいただいた本以外は友人に回すが、それでも「ここの本なんとかならないの!」と家族に言われ、とりあえずピアノの上に避難。私の聖域・ピアノの上は、はみでた本とCDで物置と化している。出版社に勤める夫の周りも本だらけ、息子の部屋はコミックとIT関係の本・・・、我が家の壁面はすべて書棚で、それも3列に入っている。大地震がきたら本の下敷きになるに違いない。

ベランダ菜園

2007-04-28 19:57:42 | グルメ
春になるとベランダが賑わう。
色とりどりのお花のほかに、野菜が登場。



まずレタス。
苗は半農半介護スタッフのIさんから、今年もこれから次々と野菜の苗が届く予定。
Iさんは週の半分は富士山の麓で農業人、収穫物もたくさんいただくが、自分でベランダで育てるのもまた楽し。Iさんの指導のもと、ベランダ菜園も3年目になる。

レタスの葉を外側から1枚ずつとってサラダに、夏の終わりまでお弁当の友。

展覧会へ行きたい

2007-04-27 23:50:21 | お勧めの・・・
お財布の中には展覧会のチケットがたくさん。でも平日はむずかしいし、土日も仕事が入る日が多くなかなか行かれないから、仕事が少ないこの連休中にでかけようと思う。

今日は女友達と渋谷で食事の約束。待ち合わせが遅めだったので、その前にBunkamura ザ・ミュージアムの <モディリアーニと妻ジャンヌの物語展> へ。週末は遅くまで開館しているので、6時に入る。すいているし、一人でじっくりみている人ばかりなので、静かにゆっくり鑑賞できるのが嬉しい。



面長の顔と特長のある目がモディリアーニの印象。中学の美術史で習って以来、ずっと気になっている好きな画家の一人、憂いを含んだ人物の絵に魅かれる。妻ジャンヌの絵ははじめてだが作風が全然違う、静物画も多かった。二人は運命の芸術家夫婦だったようで、出会いから別れ(病死と後追い自殺)までが作品を通して物語になっていた。1時間かけてじっくりみる。

明日はフラッと銀座・松屋で開催中の <サンテグジュペリの星の王子様展> にでかけようと思っている。ついでに夏用の白いバッグもさがそうかしら。

<星野道夫動物写真展> これは後半のお休みで。 <パリへ-洋画家たちの百年の夢> 連休明けの上野のコンサートの前に行くつもり。はしごして <レオナルド・ダヴィンチ展> も覗けるかしら。 <モネ> 7月までだから急がない。チケットは買ってないけど <肉筆浮世絵のすべて> <国立ロシア美術館展> <ペルジーノ展>・・・ これではぐうたら連休していられない。半分は仕事なのでいくつ行かれるか、やりくりを考え中。

今夜は連休前のハナキンで賑やかな渋谷の街。私たちは喧騒を逃れて細い道を入ったイタリアンへ。美味しいワインと素材にこだわったお料理、最後は10種類のデザートを一口ずつ食べてお腹いっぱい。気がついたら11時、「帰らなければ! でも明日はお休み」 

カンテレ三昧

2007-04-25 20:39:20 | カンテレ
先週から今週にかけては <カンテレ週間> 月1回のクラスもいくつかあり大忙し。新年度で新入会者が多く、私もフィンランドから到着したばかりの新しいカンテレを何台も抱えて大荷物、嬉しい毎日だった。



フィンランドとつながりのある方はわかるが、何の関係もなくカンテレに興味を持ってくださる方の接点はなにかしら? と思うことがある。<フィンランドの音楽だからカンテレ>、または<カンテレという楽器通してフィンランドを知る>のどちらか。とにかくきっかけは何でも、フィンランドと音楽を通してつながってくださることは本当に嬉しい。

レッスン2回目のMさんはラジオでカンテレを聴き、その瞬間「やってみたい」とひらめいた方。「カンテレ練習してたらフィンランドに行ってみたいと思い始めた」と、この1か月思い入れが強かったとおっしゃる。
視覚障害者のご主人の付き添いでいらしたSさんは、「先生、私もやってみたい」と初回の帰りに希望、「私は子どもの頃から音楽を楽しめなかったけど、今日カンテレの音色に心が潤いました」。2回目からはご主人の10弦と奥様の5弦の同時進行、カンテレに大感激し、お互いに「いいわね」とほめながらのレッスン。二人の間に座っている私は・・・。こんなにカンテレをいとしんでくださるこのご夫婦との出会いに喜びを感じている。
半年前に飛び込みでカンテレをはじめたYさんは、気の向くまま思うままに2曲作曲。「五線譜はわからないので」とカタカナで書いた譜面とテープから、なんとか楽譜をおこした。でも楽譜にできない悠久のときを感じる音楽、それはかたまった音楽理論に拘らないからこそ浮かぶ自由なメロディー。「カンテレいいのよ」と誘った3人の友人が新入会。
Wさんはヴォイスヒーリングを主宰。夏のコンサートでは、声とカンテレのコラボを試みる。そこで一緒に演奏するTさんはライアー奏者。古い音楽に魅せられ、カンテレに興味を持ってくださる。先日も聴きとれないほど古い《カレワラ》の録音をお貸しした。
Iさんは「長いこと捜していた音」と2時間以上かけてレッスンに通ってくる。その日は仕事も有給休暇、とても熱心な方。

長い人は10年以上、「楽しくてやめられない。カンテレは友達」。私だって出会って30年、人生の半分以上カンテレと一緒にいる。いつかフィンランドの森でカンテレを弾くことが皆の夢。その前に<カンテレ交流・親睦・発表会>を7月に計画、それぞれ「何を弾こうかしら?」と楽しみに曲選びをしている。


クラリネット

2007-04-24 23:35:48 | 音楽


買ってしまいました、クラリネット。いつかやりたいと思っていた管楽器、本当はいちばんやりたかったのはオーボエ、バッハの音楽で活躍する魅力的な音色の楽器。でも音の出し方がむずかしく、この年齢になっては無理と判断。フルートは音色があまり好きではなく、サックス、トランペットは息子のがあるけど雰囲気が合わない。縦長の管楽器が好きなので消去法でクラリネットに。

「なぜ管楽器か」というと、息の流れで音楽を作り表現する声楽家の私は、鍵盤楽器の限界を痛感。息を使う楽器に長い間憧れていたが、口の形を気にしていたので管楽器は見るだけ聴くだけだった。でも声楽、特にヒラヒラ高い音域のソプラノの寿命は短い。そろそろいいかな・・・と思い始めていたころ、こちらを見つめているクラリネットと目があった。「やりたいときが旬」の声に背中を押されて購入、その翌日にはクラリネットの友人宅でレッスンを受ける。あれから毎日ワクワクしながら練習している。腹式呼吸は得意だから問題なし、やはり口の形を作り音を出すのはむずかしい。魅力的な、艶のある音がだせようになるのはいつのこと? 

なにより「趣味でクラリネット」と言える音楽の世界が嬉しい。
たくさん楽しんで音楽したい!

目に青葉・・・

2007-04-23 20:25:53 | 季節
桜もすっかり終わり、周りはさわやかな新緑の季節になってきた。
音楽療法室から見える景色は格別、デイケアやリハビリ訓練フロアの大きな窓から緑を楽しむ。


桜並木 はすっかり緑に



窓の下はつつじ満開

目に新緑がしみる季節。
苔色、木賊色、常盤色、松葉色、翠色、萌黄色、柳色、緑青色・・・ 日本の趣きある緑色の数々、美しい。

フィンランドの内閣は女性力

2007-04-22 21:33:39 | フィンランド
<フィンランド内閣、12人が女性> という新聞記事を見つけた。比率としては世界一女性が多いそう。ハロネン大統領も女性、国会議員も半数を女性がしめ平均年齢も若い(多分50前後)。フィンランドはそういう国だから驚かないし、むしろ大きく話題にする嘆かわしい日本を感じている。ちょうどTVニュースでは大統領選の話題、フランスのロワイヤルさんとアメリカのヒラリーさんがでていた。私はどちらも同性として関心を持っている。数日前のブログ に、フィンランド関係の本の紹介で「女がいちばん」と書いたばかり。でも悔しいかな現実は厳しい。私の周りには男でも女でも性差なく有能な人が多い、でもどうしても頭がかたい日本人、特に政治家たち。もっともっと女性を活用してほしいと思う。

フィンランドは男も女も関係なく一人の人間として評価されることが多い国。フィンランドの女友達で専業主婦は一人もいないし、男女の役割分担の考え方は日本と違う。仕事も家庭も男女が同じように活躍、特に家庭では男性が動いているほうが多いような・・・。その強さとたくましさで権利を獲得し社会進出しているフィンランドの女性たち、離婚して(法律では日本のように保護されないので、初めから入籍しない人も多いが)子どもと一緒に元気な友人たちも多い。国連のGEM(ジェンダーパワーメント指数:女性の社会進出の度合いを測る基準)ではフィンランドは世界5番目、日本は43番目という数字がある。

女性上位と思われるフィンランド、実は男性の憧れは日本人女性。30年前のフィンランドで《ヤマトナデシコ》と聞いたときはびっくりした。「yamatonadeshiko って大和撫子のこと? アラッ、ここはタイムスリップして平安時代かしら?」と思ったほど。全然《ヤマトナデシコ》ではない私も、フィンランド女性に比べたら足元にも及ばない《ヤマトナデシコ》になる。私も議論や討論はするが人格否定や悪口は控えめ、でもフィンランドの女性たちはそこまで徹底的にする。「それは甘い」と言われるが、そこが大和撫子かしら? 私のホストファミリーのお父さんは「今度結婚するなら絶対日本人」と、弟も「フィンランド人女性は強すぎる」と40過ぎてもいまだに独身・・・。

内閣に限らず、すべて(良くも悪くも)に女性力を感じるフィンランド、時にたのもしさも感じる。女性力に関しては世界一、女性参政権も世界一早かった、それは本当にすばらしい。私はちょっとズルして適当な大和撫子でいたい・・・。


仕事は恒常的に変化する作品

2007-04-21 22:37:24 | 音楽療法
新聞記事から。欠かさず愛読している『フロントランナー』(朝日新聞 be on Saturday)。

WHOの医務官・進藤奈邦子さんの考え方に共感。
「自分にとっての仕事とは、自己表現の場」。
そう、特に音楽家の私は自己表現以外の何ものでもない仕事。音楽で思い切り自己表現している。
でも次の発言が最高にいい。
「これを極めるんだ、と思っていたものがたとえ崩れようとも、面白がって続けていれば、別の展開が生まれてきて、それまでやってきたことと結構、うまく融合させることもできる」 
そうそう、本当にそう。結局仕事は面白がってできるかどうか。本人がいちばん面白がっていれば、それは周囲に伝染しプラス効果を生む。さらに新しい展開もある。<頑張ってたわりにはうまくいかないでダメだったこと>が、今ここで活かされるという思いは私も経験がある。やっぱり面白がって続けていたら、ひょっこり結実、うれしいこと。
そして「仕事はひとつ完成させても終わりというのではなく、恒常的に変化する作品のようなもの」
大感激の一言。気負わず、面白がって、楽しんで、鮮度のいい仕事をしたいと思う。

傲慢かもしれないが、私は仕事に自信と誇りを持っている。そういう環境にも大いに感謝しているが、私自身にも強い意志と思い入れがある。いつまでもキラキラ輝く、私が納得できる私でいたいと思う。

第九、その後・・・

2007-04-20 22:26:47 | 音楽
2月11日の第九演奏会 から2か月あまり、北風に震えた寒い季節の練習が懐かしい。本番CDの送付もすみ、正式に <港北第九合唱団> は解散。団長の私のお役もこれでホントにおしまい、ホッと肩の荷がおりた。残すは実行委員会の反省会(ご苦労様会?)のみだが、まったく未定。




港北第九合唱団 は、半分が「第九初めて」「合唱経験は学校の授業くらい」という集まりで、最初はヒヤヒヤだった。でもその方々のパワーがすごい、第九演奏会はコーラスの力で大成功! そして本番後は「合唱大好き!」「また第九歌いたい」となり、有志の呼びかけで新しい合唱団が組織されることになった。指導者は手取り足取りの指導をしてくださった斎藤育雄先生とソプラノ歌手・渡海千津子さんご夫妻。

第1回の練習は4月29日(日)14時~ 
於・ASA妙蓮寺フレンドルーム(東横線妙蓮寺下車10分)
問い合わせは辻佳子さんまで(045-542-6432)

合唱団の成長をお祈りしている。


嫌いなこと

2007-04-19 19:29:00 | つれづれ・・・
「好きなことはなぁに?」という質問に「たくさんありすぎて答えられない」。「嫌いなことは?」は即答、「お針仕事」。「小学校の家庭科で雑巾縫ったでしょ? 中高ではマフラー、ブラウス、ゆかた・・・」と幼なじみの友人の呆れ顔、「ウン、今だから言えるけど、ほとんどママにやってもらったの」。

昨日洗濯機の中にボタンが1個、洗濯干し係の夫が「誰の?」と聞く。「さぁ? 少なくとも私のじゃないけど」 何が嫌いってお針を持つことほど嫌いなことはない私は、夫と息子に「ボタンつけくらいは自分でやってね!」と奨励している。夫は自分で、でも息子は「このボタンとれてるってず~っと言ってる!」と怒っている。息子が小学生の頃、家庭科は担任の男の先生が担当。「家でお母さんのミシンで練習してね」に「先生、うちミシンありません」と元気よく答えたら、先生は唖然。「雑巾はどうしてるの?」「1枚250円でスーパーで買ってます」「お母さんは針仕事はどうしてるの?」「さぁ?」・・・ 小6で作ったペンギンの枕カバーは今でも大事な宝物。

仕事でも生活も、男だから女だからという感覚は子どものころから全くない。むしろず~っと女子校育ちだから、トップは常に女。いつでも「女が一番!」と思っているから、「無能な男がどうして大きな顔しているの?」と平気で言っているくらい(ごめんなさい、私の周りの素敵な男性たち。あなたのことではありません)。誰がいつの時代から女と男の住み分けをしたのか・・・。一般的に女という分類で家事を考えるのなら、お料理は大好き。「ほこりで人は死なないが、食べなければ飢え死にする」が私の持論。同意してくれたのは過去に一人だけ、その友人はお掃除が大嫌いでお手伝いさんをお願いしている。我が家の場合、お洗濯回すのは私(全自動洗濯機ですが)で干すのは夫。お掃除は休日に徹底的に夫がする、息子は自分の部屋は気分で念入りに掃除する。夫A型、私と息子AB型の家族構成。

結局、息子のボタンは私の根負け! 頑張りました。

バッハな一日

2007-04-18 22:25:11 | 音楽
今日はバッハ三昧。朝でかけるまでのBGMに<極上のクラシック・バッハ> をかける。世界超一流の演奏家たちのCDで、通勤の電車、バスまで聴きほれた。気がついたら口ずさんでいた <マタイ受難曲の終曲、Wir setzen uns mit Tränen nieder>

午前中は高齢者施設で音楽療法の仕事、朝の音楽にバッハがかかっていた。いつも軽いクラシックのアレンジだが、「今朝はバロックにしてみた」とのこと。これも私のCDで仕事用に買ったアレンジもの、軽い澄んだ心地よい響きに「今日はハイソな一日だわ」の声。傾眠状態で意思疎通がむずかしい対象者にピアノを聴かせるセッションでは、はじめの曲は必ずバッハ <平均律1番> <G線上のアリア>

もう1枚持って歩いていたバッハ、<BACH FOR RELAX ATION SOLO> 午後はカンテレクラス。移動の電車が1時間以上、たっぷりCDが楽しめる。こちらも素晴らしい演奏ばかり、特にチェロとチェンバロがいい。カンテレクラスでも26弦で <メヌエット>

帰りもバッハ、昼間と同じ演奏を聴いてもまた違う。チェロの深~いたっぷり歌う音色に涙がでそう・・・ 大いに癒されながらの帰り道。明日チェロのCD買おうかな。

元気なときもバッハ、疲れたときもバッハ、めげたときもバッハ、嬉しいときも悲しいときもバッハ、眠いときも眠れないときもバッハ・・・で、とにかく大好きなバッハ。今夜は思いっ切りバッハで、おやすみなさい。


ありがたき、旬の味

2007-04-16 21:20:15 | グルメ
産直品、これ以外の語彙は見つからない? 
仕事場の裏山で帰る直前に掘った立派な筍とその横のフキ。「重い、重い」と思いながらも美味しいもののためには頑張る! 

筍は3回目だが、今までの中でいちばん大きくしっかりしていて、根元までやわらかい。とにかくできる限り使いたい。市販のものなら捨てる部分ももったいなくてタワシでしっかり洗って泥を落とす。皮も柔らかくて甘いので、穂先の黒い部分を除いて残すことにした。とにかく美味しい、味付けするのがもったいないほど。



フキは細目で両手に抱えるほどの量。下茹でした後の処理が面倒だが、丁寧に皮をむきスジをとる。薄めの出し汁で煮る<青煮>、濃い目の<甘辛煮>、そして<きゃらぶき>にするつもり。

明日のお弁当はおかず多目。「筍が美味しくできないの」という独身若手集団におすそ分け。今夜はこれから忙しい。私もすっかり<おふくろの味世代>になってしまったのかしら・・・。