Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

カンテレ弾き語り

2012-09-24 23:00:12 | カンテレ

Ida Elina (Paivi Ollikainen) のカンテレコンサートを聴く。

 「ポップ・ジャズカンテレ」という新しい分野を作り上げた彼女の演奏は、パワフルでアグレッシブ。カンテレの音色が、ギターのように、パーカッションのように、そしてもちろん伝統民族楽器の音色も醸しだす。こんなにいろいろできるのだと感動の連続だった。クラシックを弾いても、フィンランドの伝統的な曲を弾いても、そしてポップスでも、なんでも弾きこなしている。その卓越したテクニックはすごい! 北海道に留学中だった2年前に聴いた演奏より、はるかにレベルアップしていた。

カンテレをパーカッションにように弾きこなすテクニックは、彼女が札幌で生み出した独特の奏法で、「私は日本に来て大きくかわった」と何度も話していた。ゴスペルを歌いながら、指は素早く動き、弦を弾く&ふちを叩く。そして聴衆も一緒に参加。楽しい~。

日本の名曲もアレンジしながら、オリジナルの曲を演奏。美しい歌声と音楽性に酔いしれた、代官山の夜。


デイケアランチ

2012-09-18 20:36:22 | 音楽療法

今日はクリニックデイケアで音楽療法。介護度の低い=自立度が高い利用者様が多く、セッションでも会話がはずむ。プログラムは、敬老の日にちなんで、「われら人生60から」「ぼけない小唄」を、また大先輩の歩んできた道に尊敬の念をあらわし「川の流れのように」。そして秋の歌を数曲。

音楽のあとはおやつタイム。今日はお誕生日の利用者様にバースデーケーキのプレゼント。ハッピ~バースデイ と歌ってお祝いした。

栄養価が高く、柔らかい食べやすさのバナナをはさんだチョコレートケーキ。おやつは、いくつになっても待ち遠しく、お楽しみの時間。高齢者の好きな和菓子と洋菓子がバランスよく提供されている。

ここ 脇田整形外科クリニックデイケア は、院長先生の「いいものを丁寧に」の想いがあちこちに溢れている。設備、桧のお風呂、そして何より食事(昼食)が素晴らしい。主婦のプロ(尊敬をこめて、あえてそう表現)が家庭の作っている。

音楽療法で大きな歌詞紙を貼るホワイトボードに書かれた今日のメニュー。「鮭ちらし・・・、美味しそう」と言うと、「そうよ~、先生美味しいのよ。今度は早くいらして、ランチもどうぞ」と利用者様からのお誘い。「先生、元気の秘訣は美味しいものを食べること。ここはいいよ~」と男性の利用者様。

デイケアランチ、土曜日なら可能かなと先の予定をみる私。平日は系列の高齢者施設リハビリテーション科、お弁当を食べて、デイケア歌の会を終えてからの移動なので、ランチはむずかしい。いつの土曜日にしようかな~と、さっそく手帳と相談。フフフ・・・


教育支援・カンテレコンサート

2012-09-17 22:44:06 | カンテレ

国連NGOのWFWP(世界平和女性連合)主催のチャリティーコンサートでカンテレを演奏。

収益はモンゴル&エチオピアの子どもたちの教育に捧げられる。演奏に先立ち、エチオピアの教育支援の現状が紹介された。「学校に行きたい、教育を受けたい、そして人の役にたちたい」と願う子どもたちの瞳はキラキラ輝いている。勉強できて嬉しいと心から喜んでいる子どもたち、涙が溢れる。

音楽をとおしてアジア、アフリカ、そして北ヨーロッパのフィンランドがひとつになる。プログラムは「フィンランドの音楽、日本の秋、そして3・11を通しての世界とのつながり」から選曲した。♪赤とんぼ、♪故郷を合唱し、その想いを会場一同で共有する。音楽で手をつなぎ、心を広げる、そんなすばらしい歌声だった。

会員のみなさんと。小田原に支部がある「神奈川第8連合会」はこの春、新しく立ち上がったばかり。皆さんの大切なお働きに感動している。音楽家の友人たちはこの話を聞いて、「私もいつでも協力するわ」と口々に言っているが、それぞれがもてる力の支援を、長く地道にしていきたいと思う。

 


発酵食品で元気!

2012-09-16 08:01:36 | グルメ

世の中は発酵食品ブーム。今日の一品は「島豆腐キムチ納豆のせ」。

島豆腐は沖縄産。木綿豆腐をもっとしっかりかたくした感触。そこに納豆+キムチ。忙しいときにはまとめて摂取の勢いだが、とても美味しい。お豆腐も、納豆も、キムチもどれも大好きな私には、はまりそうなお味。お試しあれ~。


敬老の日

2012-09-15 23:05:48 | 音楽療法

音楽療法の仕事場、介護老人保健施設で敬老会を開催。

入所150名とご家族50名が一堂に会し、お祝いの会。70歳からの節目の方々に尊敬の想いをこめて、表彰も行なわれた。

35名の方々、100歳以上が4名で最高齢は102歳。皆さんお元気! 「先生なんか、ひよっこだね~」

小学校(尋常高等小学校)の同級生方。「いや~、あれから何年だ? 俺たちもう90になるよ」。子どもの頃の仲良しこよしは腕白で、野山を駆け回って遊んだそう。すてきな殿方も、幼い頃の顔に戻っていつまでも楽しそうに話していた。


デイケアでの音楽療法

2012-09-13 07:00:23 | 音楽療法

クリニックのデイケアで音楽療法の日。<敬老の日>を意識して、「われら人生60から」「ぼけない小唄」などをとりあげる。92歳の女性はどう見ても70代な快活な方、「先生、長生きの秘訣はクヨクヨしない。元気に楽しく暮らすことよ~」。

そしておやつタイム、<ももゼリー>。

缶詰めの桃をピューレし、白餡とまぜたものを台にし、その上に寒天でかためた桃ゼリーを流す。果肉もしっかり入っていて、高級感のある香りとお味。

今日の仕事場は、医療法人内の 脇田整形外科クリニック のデイケア。東急田園都市線あざみ野駅前にあり、ご利用者は都会的でおしゃれでレベルの高い方が多い。ここでの音楽療法は、おしゃべりや歌もはずみ、1時間があっという間に過ぎる。昼食もおやつも、家庭の味を大切にする贅沢なデイケアは、私の楽しい仕事場のひとつ。


ルバーブを煮る

2012-09-12 08:13:32 | グルメ

八ヶ岳で採れたルバーブをいただいたので、早速にジャムにする。太め3本を、焦がさないようにじっくり煮る。できたのはやっとひと瓶分・・・

フィンランドではどこにでもあるルバーブ。ジャム、パイ、作りきれないほどのルバーブが羨ましい。

大切に食べよ!


カンテレのためのカレワラ組曲、進行中。

2012-09-07 19:22:39 | カンテレ

数年前から少しずつ書きためている『カレワラ』を題材にした曲がいくつかある。フィンランドの民族叙事詩『カレワラ』から、適当にシーンを選び、曲をつける。あるいは歌い継がれているものをカンテレ曲にアレンジする・・・。かなり自分勝手な思いで曲をつけている。

CDを整理していて、『カレワラ』関係をいくつか見つけた。聴いてみる。1900年代初めの録音もあり、音も言葉も明確でなく、その解説にもところどころ「不明」と明記されているが、充分雰囲気は伝わってくる。

 

私なりの『カレワラ』、急がず焦らず、じっくり研究してためていきたいと思う。