Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

夢もフィンランド語で

2007-05-31 22:28:35 | フィンランド
この1週間はフィンランドづくしだった。カンテレ奏者エヴァ・アルクラが来日し、メールや電話のやりとりはもちろんフィンランド語、2回のコンサート(会場はフィンランドかと思うほどフィンランド語が飛び交う)、一緒に食事したときもフィンランド語という生活をしていたら、私はすっかりフィンランドになっている。

これは贅沢なこと。エヴァに「贅沢ってわかる?」と日本語で聞いたら「よく聞くけどわからない」。いつもバッグに持ち歩いている『日フィン辞書』で「zeitaku」とひいて「これ」、「そう、わかった」。二人でこんなやりとりをした夜は、夢までフィンランド語。フィンランドにいると思考回路はフィンランドモードだから、これはよくあること。でも今私は日本、それなのにフィンランド語、とても嬉しい! 実は頭も気持ちもフィンランドになってしまい、いつもの仕事モードにアタフタしている私の現実。もうしばらく続きそう・・・


<森と湖の国・フィンランド>

はしかで休校

2007-05-30 20:47:42 | つれづれ・・・
<はしか>の流行で大学休校が相次いでいる。息子の通う大学も、遅ればせながら(?)先週土曜日から1週間の休校。ちょうどお昼のニュースを見ていたら「K大学も本日午後から休校」と大きく報道され、「エッー!」。

この大流行で慌てて『母子手帳』を探す。予防接種記録を確認して、ちょっと安心。確かあの頃<はしか>は予防接種の副作用が取り沙汰され、一応お知らせはきたが接種は任意だったような・・・(ウーン、20年もたつとすっかり忘れている母)。幼稚園時代、重い<はしか>にかかった私は、「副作用より注射優先」と公園ママたちと勇んででかけた記憶がよみがえる。

休日になると「明日は? 朝起すの? 夜はいるの?」が日常会話。パソコン人間の息子は昼夜逆転生活が当たり前、《朝食を食べて寝る→帰宅するとむっくり起きてきて夕食を食べて活動開始》だから、「この1週間はどうなるの?」と心配したが、校内立ち入り禁止だけで学外活動や部活はOKらしい。野球部は週末の慶早戦(むこうはハンカチ王子?)の練習に励み、息子はクラス活動で箱根やゼミ研究会にもでかけた。友人の大学はサークル活動も禁止になり、泣く泣く試合もあきらめたとか。

それにしても、検査薬もないくらいの大流行。私の周りでは誰もいないが、大人になってかかると重いといわれている<はしか>、いつまで続くのかしら、この騒ぎ?

白いネクタイさがし

2007-05-29 20:14:34 | フィンランド
30年来のフィンランドの親友から電話、「白いネクタイを送って」と。息子T君が高校を卒業。卒業式は黒のストライプのスーツにピンクのYシャツ、そして高校卒業資格シンボルの白い帽子、それにどうしても白いネクタイを合わせたいという。でも「こっち(フィンランド)はネクタイが少ないうえに、まして白なんてないの」

スーツ+ネクタイ姿はフィンランドではあまりみかけない。「日本では駅の売店でもコンビニでもネクタイを売っている」と昨夏東京で1か月すごしたT君は10歳まで東京で育ったから、日本事情に詳しい。「わかった、明日探してすぐ送る」

<白い帽子>、それは高校卒業試験に合格するともらえる帽子。



義務教育後の高校進学がそんなに高くないフィンランドでは、白い帽子は名誉のしるし。地元新聞に名前が載り、学校では盛大にセレモニーが行われる。またすべての親戚、友達を呼んでパーティが開かれる。私も何度か招待されたことがあるが、以前は家で手作りの家庭料理とお菓子が多かったが、最近はレストランということも。また家族で記念写真、6月になると白い帽子をかぶった挨拶状が送られてくる。

さて白いネクタイは、お洒落な彼の希望(幅6センチまでのスリムなかたち、地紋か表面がツルツルしていない素材)が見つからない。一日探し回ったが、若者のお店でも「今、そういうのは流行らなくてね」。時差を気にしながら(6時間の時差が以外に面倒で、お昼ではまだ寝てる時間)、何度も電話で相談。結局あきらめて「自分で作る」。

送られてくる写真が楽しみ!

カンテレ奏者はお寿司好き-エヴァと

2007-05-28 21:28:15 | カンテレ
今夜はカンテレ奏者エヴァ・アルクラとお寿司の約束。
普段は洋風が多い私も、久しぶりに食べる日本の美味しいお味。
エヴァはとにかくお寿司好き。

 

「待ち合わせは6時半渋谷・ハチ公ネ」、そこから一目散にお寿司屋さんへ。
カンテレの話はもちろん、プライベートな話までフィンランド語と日本語でおしゃべりはつきない。
エヴァは hassu suomalainen (変なフィンランド人)、
「帰りたくない、このまま東京にいたい」「好きなものはお寿司、お好み焼き、梅干、海苔、豆乳、それから・・・」
「美味しいね、楽しいね」であっという間に2時間。

「これからもう一人会うの」というエヴァと、
「秋に行くわね」とフィンランドでの再会を約束して別れた。
空にはちょっと太った半月・・・。

奈良のお土産

2007-05-27 12:46:30 | つれづれ・・・
新緑の奈良を堪能したMさんからお土産をいただく。

<いちごのパウンドケーキ>
明日香村のいちご<あすかルビー>を焼きこんだケーキ。



一度食べたいと思っていたが、季節限定販売でなかなか手に入らなかった一品。甘酸っぱさがなんともいえない美味しさを醸し出す。

『万葉花』
奈良に行くようになってやっと2年半、3回のお水取りと2回の正倉院展(今年も秋の正倉院展に行く予定)。最近万葉集を読み始めたら、もともとお花大好きだから、その歌に詠まれた植物を知りたくなった。東京では本が見つからないとMさんにこぼしたら、旅先から「あったよ~」

時を同じくしてYさんも奈良へ、万葉の道を歩いたとのこと。
「お漬物好きだったよね」と <季節のお漬物> を3種類もくださった。

エヴァのカンテレ

2007-05-26 23:40:14 | カンテレ
2台の大型カンテレをもって来日。カンテレは大きなスーツケースと同じ大きさ、重さも1つが15キロくらい、それが2つ。あの細い身体で・・・。ヘルシンキから名古屋(中部国際空港)に飛んで、そこから新幹線で東京へ。「エッー、東京までひとりで来たの?」「そう、電車が大変だった。着るものはほとんど持ってこなかった」

<コンサートカンテレ>

さすがに専用テーブルまでは持てないから、日本では私のを使う。
コンサート後は私が「よいしょ」としょって帰る。


<エレクトリックカンテレ>

こちらはテーブルつき

今日はエヴァ(エレクトリックカンテレ)とヴィッレ(サウンドデザイナー)のユニット memnon も出演する 《ミュージック from フィンランド》 のコンサートが、新宿であった。memnon の奏でる世界に感動!

着メロは・・・

2007-05-25 23:30:45 | 音楽
<♪チャラララ~ン>
「美しきあおきドナウ」
メールの着信。
優雅な舞踏会のワルツといいうよりは、
思わず踊りだしたくなる元気のよさ。
マナーにしていないので、夜中に鳴り出すと目覚ましのよう。

<♪タララララッラ~ラ~ララララ>
「メヌエット」
電話の着信。
こちらはきれいな癒し系の音楽が流れる。

<♪ティ~ラララララララ~ン>
フィンランドでは和風の音楽に決めている。
お琴の音色が突然鳴り出すと、周りがびっくり。
そこでゆっくりケータイを取り出し、日本語で「もしもし」の私。
日本人です!

仕事場ではいろいろな着メロが聴こえる。
言語聴覚士のA先生は、冬は <♪ゆ~きやこんこ> だった。最近は?
理学療法士のB先生はジブリ大好きだから、いつもその最新版。

フィンランド友達は
「フィンランディア」「フィンランド国歌」「私のカンテレ」「夏のゆうべに」

みんないろいろ・・・

エヴァ・アルクラ カンテレコンサート in 青山

2007-05-24 23:05:18 | カンテレ
今夜はフィンランドのカンテレ奏者、エヴァ・アルクラのコンサートだった。3週間前に急遽決まったコンサート、それでも40名のお客様が集まり、エヴァのカンテレに耳を傾けた。



エヴァはクラシック、特に現代曲を得意とし、そのテクニックは卓越している。音楽性と美貌も素晴らしいので、神様は二物も三物もお与えになったのねと思う。演奏はフィンランド、スウェーデン、エストニア、アメリカの曲、そしてフィンランドの<カレワラ物語>。この曲ははじめて聴くが、美しい。「民族叙事詩・カレワラ」の場面が浮かぶ。カンテレも「カレワラ」に登場する楽器で、巨大魚(かます)のあごの骨からできたカンテレ、白樺の木からできたカンテレの音色が森羅万象を恍惚と酔わしめ、うっとりする世界を強調する。エヴァの奏でる音も、そんな音。

今夜はカンテレ仲間や私の生徒さんなど大勢の知ったお顔がたくさん。カンテレを始めてまだ数か月の方々も、すっかりその音色に魅せられたよう。またフィンランドをきっかけにその後音楽や色々な偶然が重なったメル友・Aさんとは初対面だが、お互いもう長いお付き合いのように話がつきず大感激。カンテレ仲間・Mさんの友人のシャンソン歌手とは「カンテレは日本人の感性にあいますね。また聴きたい」と話が弾む。

今年は忙しくてソロコンサートはこの1回限り、次回の来日は来年になるとのこと。週末にはエヴァがエレクトリックカンテレで参加するユニット <memnon> も出演する ミュージック from フィンランド のコンサートがあり、私も土曜日にでかける。月曜日夜はお寿司を食べに行く約束をして、「moimoi モイモイ(またね!)」と別れた。

フィンランド語バッグ

2007-05-23 22:38:35 | フィンランド
見つけました! 
最近フィンランド通の間では、かなり話題のフィンランド語バッグ。



なんて書いてあるのかというと、
こちら側は <Nakemiin さようなら>


裏側は<hyvaa huomenta おはよう>


でもどうして <hyvaa> のhは小文字で、<Nakemiin> のNは大文字なのかしら? 単純な疑問・・・。もう1種類、アーミー柄で<Kylla はい> <ei いいえ> があるらしいが、見つからなかった。

小物楽器を入れての移動にちょうどいい大きさのトートバッグ、1050円。
渋谷・東急ハンズで購入。

(文章中一部フィンランド語が文字化けしているようなので、正しい表記はバッグを!)

夏は白から・・・

2007-05-22 17:05:23 | 季節


夏の白色バッグを買った。
白は日焼けや汚れが気になるから、ひと夏の活躍。
洋服やアクセサリーにあわせて、金具がゴールドとシルバー、そしてかごの3タイプを揃える。
その日の行き先と気分とファッションで、カジュアル、お出かけと使い分ける。

とにかくバッグと靴が大好き、きっとこれは母親譲りで、妹も同じく。
数えたことはないが、ハンドバッグだけでも30はもっている。
サイドバッグまでいれたら、いくつ?
かごタイプと白の靴は、これからゆっくり探そうと思う。

白バッグはさっそく明日のお出かけから。
どちらにしようかしら?


フィンランド語で日記Ⅱ-新しいノート

2007-05-21 21:47:44 | フィンランド
フィンランド語で日記 を書くようになって5か月が過ぎた。はじまりは昨年12月7日(木)。毎日ではないが、心に感じたことを書きとめておきたくて始めた日記。5月16日(水)でノートが終わり、5月20日(日)から2冊目に入った。

1冊目を読み返す。
フィンランド語にするのにかなり悩んだ跡もある。どうしても表現できないところは日本語で書いてある。日本語の方がはるかに語彙が多く、特に感性や微妙な気持ちの表現は日本語の方が優れているので、フィンランド語ではどうしても説明的になってしまう。どうもそれは私の語学力の問題ではなく、日本語の豊かさにあるようだ。

フィンランド語日記は私の秘密の日記。
先週までのノートと今週からの新しいノートの2冊は肌身離さず持ち歩く宝物。読み返してはフィンランド語の言い回しを手直したり、その状況を思い出しては「フフフ・・・」とニンマリして楽しんでいる。ちなみに1冊目は普通のメモ帳のノート、ページも1ページと決めていた。2冊目は「2冊目までいったらこれ!」と前から目をつけていたおしゃれなノート、今度はページ数は限らず自由に書こうと決めたら、いきなり3ページ。それほど素敵な出会いを重ねている日記帳と私、そして語学力アップ。

3冊目はどうしようかしら?
そして4冊目以降はフィンランドで買いこんでいるに違いない。



<国立博物館>
首都・ヘルシンキで好きな場所のひとつ。
毎年必ず訪れる。
広い館内でお気に入りを見つけて、そこに座ってじっくり見学。

楽しい日曜日

2007-05-20 20:39:10 | つれづれ・・・
今日はお休み。
ゴールデンウイークからはじめての休日、
この2週間とばしていたから、本当にのんびり。
午前中美容院へ、「髪型かえようかしら?」
お昼は、美味しい赤ワイン。
それから思いがけなくお誘いメールがとどき、でかける。

外はさわやかな風、緑のいい陽気。
あれこれおしゃべりに花が咲き、
気がつくと外は真っ暗、
西の空にはほそ~い三日月。

楽しくすごした日曜日、とってもいい気分。
プライベートが充実していると、本当にうれしい。
きっと今週もいい仕事ができそう!

忙しかった一日

2007-05-19 21:36:43 | 音楽療法
今日は本当に忙しかった。
メインの仕事場の老健は、第3(土)は私が出勤。今週は6日連続出勤の上、他所での音楽療法やその他の音楽の仕事が集中してしまい、今日は珍しくお疲れモード。「起きなければ!」で目が覚めたら、何だか背中が痛い。また職業病のはじまり?

朝から一日中ピアノ弾き+歌でリード。<音楽療法はメチャクチャ面白く、楽しい> ので、つい張り切ってしまう。デイケア(通所)の音楽療法と歌の会、そして認知症フロアの音楽療法。そしてリハビリ個別訓練として歌唱や発声、言語の時間。土曜日は忙しい!

私はいつも100パーセント、でも今日の認知症フロアでは200~300パーセント全開。1時間の大集団セッション中は、徘徊や問題行動もなく集中力はすばらしい、とにかく明るい。全員が「それーッ」の勢い、それを支えるスタッフもすごい。認知症フロアは本当に色々ある。介護&看護スタッフもどうしていいのか判断に悩むことがあるが、少なくとも私の担当する時間枠は、「皆さんのいいところを見つけて、前向きに対応してね」が私の自論。スタッフには「あなたに任せる。あなたを信頼してる」のサインを送る。それを理解するスタッフは、私がアッと思った瞬間には行動して、私の代わりをしている。今日も「さっきはありがとう」に、息子ほどの若い男性スタッフは「よかったですか? きっと先生ならこうすると思ったから」「もちろん、次回もよろしく~」 スタッフが育つと、いい結果が生まれる、そしてその先に進める。

対象者(参加者)も、「今日はこれでおしまい」 に 「エッ~、もっとやろうよ」「面白かった!」「やったね」「今度はいつ?」・・・ 4階まで階段をかけあがり、あちこちのフロアを走り回る忙しい一日だったが、とっても気分がいい。仕事中は痛いことも忘れていた。

夕方は音楽療法室でカンテレ(フィンランドの民族楽器)を弾く。1週間の終わり、静かに自分を振り返る時間。同じフロアのデイケアスタッフから、「癒しの曲を弾いて」とリクエストがきたので、フィンランドの曲や日本の曲を弾き、あっという間に1時間。今週を振り返りながら、こんなに忙しいのも珍しいくらいに忙しかったけれど、いい仕事ができ、そして充実していたと満足。

リハビリテーション科の席に戻り、フーッとひと息。新人さんに「音楽療法ってここで初めて経験したけど、利用者さんは誰もが楽しいっていうし、認知症の人でも先生だけは認識してるし、音楽の力ってすごいと思った」と言われ、疲れも吹き飛ぶ。音楽療法士の私は、本当に幸せ者だと思った一日。

今日のランチは <鯛御膳>


土曜日は宅配お寿司を楽しむ日。
デザートは私のチョコレートケーキで、平日よりちょっとリッチに!

カンテレを楽しむ

2007-05-18 22:21:48 | カンテレ
ここしばらくフィンランドの <ペリマンニ音楽> にはまっている。ペリマンニ音楽は伝統民族音楽のひとつで、<農民音楽>とも言われているが、かつては結婚式やお祭で演奏した素人楽団の音楽。今でもその伝統が残る地域では大切に守られており、こうした音楽が見直されてきている。私が留学して最初に住んだ地域はこのペリマンニ音楽が盛んで、隣家のおじいさんがヴァイオリンを、また向こうのおばさんがカンテレを、どこでも人が集まると大合唱という環境。楽譜はさっぱりわからない人たちが、代々その家や地域に伝わる音楽を耳で聴いて憶えている。大きなカンテレをおもちゃのように弾いて育ったらしい。

カンテレの楽譜を整理していたら、カンテレ奏者の友人がまとめた曲集がでてきた。もう10年以上前にいただいた楽譜。またもう1冊、お父さんのおじさんのLPと楽譜もあった。パラパラ弾き始めたら面白くてやめられない。ワルツ、ポルカ、マズルカ・・・と踊りの曲が多い。メロディーは単純、伴奏譜はないので自分で適当にアレンジ。何度も繰り返して、リズムを変化させ音程をかえて楽しむ。明るくて身体が自然に反応し、思わず歌もでる。

大型カンテレではクラシックっぽい曲ばかり弾いていたので、この音楽にすっかり魅きこまれてしまった。私のカンテレ音楽の原点はここだったと、あらためて思い直す。


年代ものの36弦



お手軽な26弦
これは仕事場の音楽療法室においている。
ベッドサイドでの<弾き語り音楽療法>やあき時間に弾いて楽しむ。
最近は、興味ある介護スタッフが♪ポロ~ンと弾くこともある。

楽しい~

2007-05-17 21:49:18 | つれづれ・・・
尊敬する人生の大先輩から、思わぬプレゼントをいただいた。



この赤い子の名前はエルモ、アメリカの子ども向けTV番組《セサミストリート》で人気キャラクター。息子が幼かった頃NHK教育TVで放送しており、親子で大好きだった真っ赤なエルモ。ぬいぐるみは毛がなくなるほど可愛がり、今でも大切な宝物。私のキーケースには、もう15年も前に息子からプレゼントされたエルモのキーホルダーがついている。

送り主は 日本フィンランド協会 理事長の片山豊さん、100歳に近い今でも若々しい青年で、若輩者の私が友人のようにお付き合いしている。長年アメリカ日産の社長をつとめ、アメリカでは「MR.Z」として有名(ZはフェアレディZ)、学生時代の親友の母上がフィンランド人だったことからフィンランドとのご縁ができた方。昨年末の日本フィンランド協会事業推進委員会の忘年会で「ネェネェ、面白い人形があるよ」とご披露くださった。「アッ、エルモ。これほしい!」と言ったことを覚えていてくださり、わざわざアメリカから取り寄せてくださった。

あきない<笑いエルモ>
動画でお届けできないのが本当に残念。




手足をバタバタさせて、身体をよじって大声で笑うエルモ。
添えられたお手紙には「現代社会では声をだして笑うことが少ない。そんな方々に是非笑いを差し上げてください」とあった。笑いのパターンは何種類もあり、我が家でもエルモに誘われて、お腹を抱えて時間も忘れて思いっ切り楽しんだ。明日は仕事場(高齢者施設)の音楽療法セッションでアシスタントをつとめてもらおうと思う。もしかしたら私より人気者かもしれない・・・