Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

『クリスマス物語』~フィンランドのお話

2011-11-26 23:11:25 | フィンランド

久しぶりに大きな書店をぶらぶら歩く。児童書売り場は、にぎやかなクリスマスの飾りつけ。絵本、童話もクリスマス特集。その中で偶然見つけた1冊、『Joulutarina』。おっ、フィンランド語! フィンランドで手にしたことがある題名、この物語は翻訳されているんだ~と、レジに走る。

作者のマルコ・レイノは脚本家。この作品は数年前にフィンランドで映画化され、私の友人で見なかった人はいないほどの人気作となった。25万人の観客を動員、フィンランドは人口500万の国だから、圧倒的な数字を誇る。

フィンランドのクリスマスは家族と静かに過ごすとき、夜の長い真っ暗な中に、キャンドルを灯してクリスマスをお祝いする。クリスマスの夜、どこの家庭にもサンタクロースがやってくる。煙突ではなく、お玄関から「クリスマスおめでとう!」とたくさんのプレゼントを抱えて入ってくる。

この物語は、そのサンタクロースの真実の愛と運命の物語。どんなときも誰かを大切に思い、愛し、そして慈しむ心を忘れない、そんな気持ちにさせてくれる本である。クリスマスを前に、すてきな出会いをした。


カンテレコンサート@カフェシノワ

2011-11-23 23:43:58 | カンテレ

朗読の松永り香さん(女優)と毎年11月23日にコンサートを開催するようになって、今年はもう5回目! 会場はおしゃれなカフェ、注目の田園都市線沿線のあざみ野駅前にある<カフェシノワ>。定員をこえるお客様にいらしていただき、カフェは満員。

オープニングは19弦でフィンランドの曲をいくつか。

朗読と5弦カンテレで「みすずの世界」。松永さんの朗読があたたかい。

プログラムは朗読「クリーム色のばら」、片山広子の随筆を松永さんが脚色した、オリジナル作品。5弦カンテレによるフィンランド民謡、19弦カンテレでは友人のフィンランド人ミュージシャンが私のカンテレのために作曲してくれた「雪と氷」「冬」「森のこだま」、そしてシベリウスの「クリスマスの歌」。

お客様の常連・盲導犬ハック。カンテレが聴こえると安心したようにくつろいでいる。

<カフェシノワ>は、新しいコンセプトの「新中華カフェ」。コンサート前のランチ、演奏後の中華菓子セットは、中華というイメージからは想像できないガラス張りのおしゃれな雰囲気と、美味しいお味。オーナー特製の焼きたて中華クッキーもご馳走になり、お喋りにも花が咲く。

夕暮れの早い季節、帰り道はすっかり暗くなっていた。ご来場のお客様、ありがとうございました。


トマト農園 in 高知

2011-11-22 22:22:28 | グルメ

高知ではトマト農園を見学した。

ツヤツヤのトマトたち。トマトの種類は何百種類もあるそうで、食用のほかに、贅沢にもトマトジュースやトマトケチャップにも変身。

大切にかわいがられているトマトたちは、おかざき農園 の主役。穏やかな緑と南国の明るい太陽を浴び、そして潮騒を子守唄にすくすく育っている。


実演! 鰹のたたき。

2011-11-19 08:21:39 | グルメ

「その場で鰹のたたき」、この看板に魅かれて・・・

「その場でたたきにするよ~」とお兄さんの威勢のいい声。

うわア~、つやつや。

準備は、ダンボールをちぎって竈を作る。キャンプファイアーを思い出す手順。

「さて、焼くよ」 まず表面を焼いて、

「朝、釣ってきたばかりだから新鮮で、脂ののりもいいよ。こりゃ、旨そう」

できあがり。塩がいちばん美味しいとのおすすめ。新鮮なものはそのままでも美味しいが、塩をつけると旨味がます。

名物・おくらの天麩羅と白身魚のお鮨でお昼ごはん。

もどり鰹は、夏の間過ごした北の海で丸々に肥えて、生まれ故郷・高知の海に帰ってきた。毎年高知から最高級品の「たたき」をいただくが、こんなに美味しい「たたき」は生まれて初めて。現地で食べるお味は新鮮で、ほっぺが落ちそう(落ちた?)。


童謡の里・安芸

2011-11-18 23:06:23 | 音楽

先日訪れた高知のご報告。初めての高知は親友Y子ちゃん夫妻のお誘い。いつも香港でお世話になるサンディーさんとジェームスさん夫妻が遊びにくるので、一緒にどう? とのお誘いに「行く!行く!」。

最初に行った先は安芸(あき)。《童謡の里》として有名。

 安芸は作曲家・弘田龍太郎の出身地。

こんなにたくさん・・・と再認識。音楽療法で歌う人気曲も多い。

<靴が鳴る>の記念碑は駅前にある。

♪青い月夜の浜辺には~の<浜千鳥>、作詞家ばかりが気になっていたこれまで。   

市内にある<鯉のぼり>の記念碑。

駅前で歌って踊る、あきうたこちゃん。作者はやなせたかし、この人も高知人。


今夜は11月第3木曜日。

2011-11-17 23:00:44 | グルメ

11月第3木曜日は、ボジョレーヌーヴォー解禁日。

お気に入りのワインショップ ヴィノスやまざき で予約したヌーボー。さて夕食は何を食べようかとウロウロしていたら、「本日限り、ヴィノスのボジョレーを持ち込みできます」の案内書きのお店が! 「ここにしちゃお~」

いい香り、そして果実実溢れるさわやかな、それでいてしっとりしたお味。美味しい! いつもは赤のフルボディ、アルコール度も14%以上の重くてどっしりのしっかりものを好むが、ヌーボーはまた格別。今年もワインに期待できそうな幸せを感じながら、ゆっくりグラスを傾ける。

お店のおすすめで予約したヌーボーは、この<NATURE 2011> (10世代にわたって受け継がれる小さな農家が造る秘蔵品。軌跡の日本初上陸)と、<DOMAINE DU PERE GUILLOT 2011>(樹齢108年のぶどうを使用)の2本。後者は、驚くほど力強い味わいとの前評判。週末はこちらを楽しもう。


カンテレ・アフタヌーンティー・コンサート

2011-11-16 08:12:50 | カンテレ

毎年開催している<クリスマスの微笑みコンサート>、今年は<アフタヌーンティーコンサート>と、かたちをかえてお届けします。会場も八重洲のサロンから、おしゃれなガラスばりのカフェへ移動。アフタヌーンティーは、オーナー自慢の中華風。是非おでかけください。

<カンテレ アフタヌーンティーコンサート>
日時:2011年11月23日(休日)午後3時半~
場所:Cafe Chinois (カフェ・シノワ 田園都市線・横浜市営地下鉄あざみ野駅前)
演奏:桑島実穂(カンテレ)、松永り香(朗読)
会費:1500 円 (茶菓つき)  残席僅少
お問合せ:オフィスフーガ music-fuga@n07.itscom.net

コンサート収益金は東日本大震災で大きな被害を受けた、東北地方の盲導犬訓練センター支援に寄付いたします。


重宝している野菜スープ

2011-11-15 08:16:34 | グルメ

野菜が大好き。毎日のお弁当は野菜中心、夕食も野菜たっぷりメニューだから、冷蔵庫は野菜でいっぱい。

友人に教えてもらった「野菜だし」を作る。

いわゆるくず野菜。くずというのは失礼かしら、野菜のかわ、きれはしなどを大きめタッパーにためておき(要冷蔵)、いっぱいになったらたっぷりの水でゆっくり煮る。水分量が半分程度になったら火をとめてしばらくそのままおき、漉す。

できあがりの野菜スープ。タッパーの中身によって味は微妙に違うが、基本は濃厚な野菜だし。いろいろに応用できるので重宝している。