ドイツの文豪ゲーテ。中高時代にはゲーテを読み漁り、声楽科に進んでからは好んでドイツリート(歌曲)を歌っていた私の憧れの、ゲーテさま。
フランクフルト中心街の公園に、凛々しく立つゲーテ。
ゲーテ通り、ここに住みたい。
ゲーテの家。
現在はゲーテ博物館になっている。
カレンダーやポスターでよく目にする優美な外観の白いお城・ノイシュバンシュタイン城へ行く。日本語にしたら「新白鳥城」、姿も美しいが、城内にも白鳥モチーフが多かった。またワーグナーの世界観をいたるところに取り入れ、オペラや中世の物語をテーマにした豪華絢爛な空間が広がっている。
山の上のお城までは馬車でいく。
「夢のお城」の築城にすべてを捧げた国王は、政務を顧みず借金が増大するばかり。王位剥奪、幽閉、そして謎の死。未だに未完のお城はミステリアス。城下に広がる素晴らしい景色、山並み・湖・森、村…が、印象的だった。
数日後、ビュルツブルグで訪れたワグナーが住んだ家。
ミュンヘンからさらに南をめざす。私たちはいわゆるロマンチック街道を移動しているが、お城の街・フュッセンに到着。
ミュンヘンの発車が遅れたため、乗り継ぎの電車に間に合わず、代替バスで目的地へというハプニングも。でもバスは地元の道路走るから、暮らしが身近に感じられる。麦畑、牧場、教会、家並み…思わぬ楽しいバスの旅となった。
新緑が美しい。
フュッセンは行き止まりの小さな街。
まるでおとぎ話の世界にいるような街。
バイエルン地方の名物料理シュバインスハクセを堪能。
豚の骨付きスネ肉を長時間じっくり焼き、ブラウンソースでいただく。
周りのドイツ人のお皿の上には、立派な骨つきのまるごとのっているが、私たちはスライスした一人前を二人で食べる。つけあわせはジャガイモをつぶして小麦粉と混ぜて揚げたジャガイモ団子とザワークラウト。美味しい~。
立ち上がれないくらい、お腹いっぱいに満足。
南へ移動、ミュンヘンに到着。
教会の塔にのぼる。
ミュンヘンいちの高さ・100メートルからの街並み。
ミュンヘンにきたら、やっぱりこれ!
白ソーセージとプレッツェン。
ドイツに来ている。5回目だが、なんと26年ぶりのドイツ、最初に来たのはフィンランド留学の帰り道だから、それはもう30年以上前のこと。ドイツも大好きな国のひとつだから、また来られたことが嬉しい。
美味しいソーセージとアイスヴァインとワインが楽しみ。