Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

カンテレでフィンランド紹介

2010-09-30 20:07:39 | カンテレ

NHK文化センターの講座「フィンランドを知る」が、フィンランド大使館を会場に開講された。

まずアンナ・グスタフソン大使夫人による「フィンランドの女性について」の講義。


大学はやりたいことを求めて専攻を2度かえながら8年在学、そして外務省でバリバリ仕事をしていたアンナさん。子育て真っ最中のお母さんでもある彼女の体験や、日本とフィンランドの比較も含めてのお話はとても興味深かった。世界で最初に女性問題に取り組み、いまや大統領も首相も女性、国会議員の4割は女性、閣僚の半数は女性という国の歴史と現状を伺い知ることができた。フィンランド女性というと強いイメージがあるが、通訳の下村さんの説明では、「実はとっても奥ゆかしい女性なんです」。


そして私の「音楽でフィンランドの紹介」。


前半はカンテレの起源である5弦、後半は16弦を演奏。フィンランド民謡やオーロラ、森、自然をテーマにした曲を選び、トークも交えての時間。




そしてお楽しみティータイム。

ブルーベリータルト


カレリアパイ


キャベツのパイ


シナモンロール


私たちはフィンランドカラーで。


シンプルに美味しく

2010-09-29 22:18:01 | グルメ

連日食べ物の話題で、いかに私が食いしん坊かがばれてしまいそう・・・。

中華のお店で。<きゅうりのにんにく和え>とメニューにあったので、何がでてくるのか楽しみに待っていると、


大雑把に切ったきゅうり+びっくりするほどのにんにく+長ねぎ+しょうが(少々)+山椒(少々)+唐辛子+黒胡椒+胡麻油のタレで和えたもの。「思いッ切りたくさん」のにんにくが入っていて、きゅうりがバリバリ食べられる。このシンプルさがたまらなく美味しい!


牡蠣三昧

2010-09-28 22:20:38 | グルメ



牡蠣メニューが自慢のお店へ。
ここは予約しないと入れないが、時間が早かったので開店と同時に入れた。

生牡蠣、焼き牡蠣、牡蠣フライ、牡蠣リゾット・・・
特に生牡蠣がプリプリトロトロで、まさに「ほっぺがおちるよう」。
5種類のおソース(香辛料)とレモンが添えられたけど、
何もつけずにそのままいただくほうが格別に美味しい。

ぺロッと食べるにはもったいないほどのお味を堪能した、
牡蠣三昧の夜。


一気に秋深まる?

2010-09-27 21:19:32 | 季節

お玄関をあけて一歩外へでると「ウッ、さむッ!」
出かける順は夫、息子、そして私。
3人とも同じ反応で肩をすぼめる、まさに冬の後姿。

数日前まではまだまだ30℃の夏だった。
それでも35℃にくらべればずっと凌ぎやすく、「涼しいわね」。
そして急に25℃、そして今日は20℃。
あらら、どうしちゃったのかしら?

街を歩く人はいろいろ。
私は裏無しの薄手ニットジャケット、
前を歩く人はなんと薄手ダウン、モコモココートもいる。
と思えば半袖Tシャツに震えながら歩く若者・・・
今日は11月半ばの気候とか、
たしかにその頃のスタイルが多い。

秋は夏から冬への通り道。
季節がゆっくり変わっていくのがステキな頃なのに、
急に季節が進み、
秋の虫たちも、花々も、果物も、お米も、そして人も、
みんなびっくり!


カンテレ帰りはフィンランド雑貨のお店へ

2010-09-26 10:54:55 | フィンランド

八重洲での5弦カンテレクラス(フーガ教室)帰りは皆で渋谷へ。ネットで見つけた<USED MARIMEKKO>に魅かれて、そのお店を訪ねる。渋谷区南平台、日本フィンランド協会 のすぐ先で、八重洲の前はこの近くの2か所でクラスをしていた懐かしい場所。「こんなところに?」 その手前まで来ているのに、ビル街の一角の目立たない場所なので、気がつかなかったのかもしれない。



お店の中はフィンランドグッズがいっぱい。昨年の カンテレ演奏旅行 に参加したメンバーばかりなので、「懐かしい」「フィンランドを思い出す」とひとつひとつ手にとって眺める。「私たち、カンテレ弾いているんです」とY子さんが楽器を取り出し、ポロロ~ン。お店の方は「はじめてみました」 私も「こうやって弾くんです」と弾いてさしあげた。



常設のほかに、時々イベントを開催しているとのこと。次回は<ミトン展 9月28日~10月11日>、フィンランドのミトン、手袋、靴下などが並ぶ。寒い国のひとつひとつ手作りされた製品は、心こもったあたたかさが格別!

LIFE AND BOOKS 渋谷区南平台1-6


ルバーブを煮る

2010-09-25 22:34:00 | グルメ

朝どりの新鮮なルバーブが手に入った。



西洋蕗ともよばれるルバーブは寒いところでしか育たない。戦前にアメリカ人の宣教師が軽井沢に持ち込んだのが最初と言われているが、長野や山梨の高原で作られている。フィンランドではどこのお庭にも雑草(というには大きすぎる)のように自生していて、私の家族も裏庭から採ってきてはジャムやパイにしている。カンテレのAURINKOさんは北海道のご実家で育て、それを持ち帰って大切に冷凍保存しているとか・・・。

さて私は・・・
新鮮なうちにとりあえずお菓子用に下ごしらえ。フィンランドのお母さんに教えてもらった作り方は「お砂糖をまぶして数分おき、お鍋で煮る」だけ。形が崩れないうちに取り出したものはケーキやパイの中身用。さらに水分を煮詰め、ソースに、これはヨーグルトに美味しい。


まきねこさんをお迎えして

2010-09-24 22:34:42 | 音楽療法

認知症グループホーム・ウエルケアSUNで敬老会。
今年は <まきまきおねこ>の松永り香さん の公演をお願いした。



まず紙芝居は新美南吉と民話の2話。朗読ボランティアさんの紙芝居とは違い、迫力ある語りはさすが女優さん。まるで舞台をみているような臨場感にぐいぐい魅きこまれていく。子どもの頃を思い出した浅草出身のAさんは「いやァ、面白い。飴玉がほしかったな」

そして初お披露目の鍵盤ハーモニカ。小学校で習った曲が多い秋の歌メドレーでは、思わず口ずさむ皆さん。そしてもう1曲は羽リボンのブレスレッドをつけて、勢いのある民族音楽のような曲に、「楽しそうに音楽なさるわね~」。

敬老会は、このプログラムのあと、ひとりずつに<~で賞>(たとえば<笑顔がすてきで賞><男前でかっこいいで賞>)の賞状をさしあげ、歌合戦ゲームで盛り上がり、おやつには秋のお菓子をいただいて、夕暮れまで楽しいひとときをすごした。


また今日も休日出勤

2010-09-23 23:11:00 | 音楽療法

今週のカレンダーは、飛び石だが赤い日が多い週。密かに<シルバーウィーク>と言っている<敬老週間>。また私のお弁当の出番だった。



厚切りローストビーフ、豆鯵の甘辛煮、イかのマリネ、たまご焼き、高野豆腐、ごぼうのきんぴらサラダ、10種のサラダ。
主食はアンチョビーソースのペンネ、デザートはバナナのタルト。

今日は若手男性PT(理学療法士)がお弁当デビュー、そしていつものHさん。彼女の好きなたまご焼きは味付けをかえて今日もメニューに。


本は食べ物

2010-09-21 22:26:52 | つれづれ・・・

ある雑誌の座談会記事を読む。出席者は本の達人たち、児童文学評論家、翻訳家、哲学者、編集者など。子どもの頃から本好きの方々ばかりで、私もまったく同じ思いで共感した。

憶えている最初のクリスマスプレゼントは絵本、『銀河鉄道の夜』。それはシリーズものも最初の1冊で、その後毎月絵本が届いた。小学生の頃から両親の行きつけの本屋さんで<つけ>で買うことを許されたので、学校帰りに寄っては本を買っていた。本屋さんのおじさんも「これが面白いよ」とか、手に取った本を「それならこっちがおすすめ」と小学生の私を相手に真剣にアドバイスしてくれた。私も「この間の本はこうだった」と感想を言って話し込んだ懐かしい思い出。残念ながら大型店の出店で、この本屋さんはおじさんの代で終わってしまった。

実家は何度も床を補強したほどの量の本がある。中学生になると、哲学・宗教や社会学の専門書が多い父の本棚からこっそり借りて、手当たり次第読む。なぜかテスト前になると分厚い本を読み、母親に叱られた思い出も。またわからないなりにも評論も読んだ。ある時期「ちょっと大人っぽく」と爪先立ちするほどの背伸び読書もしたが、そこで培われる背伸びがいい経験と感覚を養い、そして今にも繋がっていると思っている。

はまったのはやはり<文学>。日本の古典から近代まで、またヨーロッパやロシアの作家もほとんど読んでいる。高校生の頃、友人たちと競って読んだトルストイ、ドストエフスキー、シェークスピア、ヘッセ、ゲーテ・・・、。本ではいろいろな人に会える、日常会えないような人間に会うこともできる。また時空に限定されないので、どこへでも飛んでいかれるし、また遡れる。いつか行ってみたいあの場所、サンクトペテルブルクは私の永遠の都。



今や<電子書籍>の時代。でも本は生き残るし、意識して生き残さなければいけない文化だと思う。「映画はみない」と断言する私、それは「ただ本が好きだから」。私にとって本は食べ物だから生きる糧でもあり、本が身体に積み重なっていく感じを覚える。ジワジワ老眼の昨今だが、まだまだめげない。


今日も休日出勤弁当

2010-09-20 21:07:12 | 音楽療法

今週は今日20日は敬老の日、23日は秋分の日とカレンダーに赤い色が目につく週。
でも私は<敬老週間>で出勤。

いつものように、音楽療法士特製の休日出勤弁当。
今日は一人暮らしの若い女性のために、栄養たっぷりの家庭料理お惣菜編。



12種のサラダ、煮豚、トマトのマリネ、鰯の梅干煮、たまご焼き、厚揚げの野菜あんかけ。主食はミートソースのパスタ(これは3人分)。デザートはチョコレートケーキ。

休日初デビューの新人PT(理学療法士)のAちゃん、「こっ、これが噂に聞く、先生のお弁当! すごい~、先生と一緒の休日出勤はいつも出ます」 ベテランPTで私のお弁当の回数がダントツ多いHさん、「あら~、競争率高いのよ」

今日も楽しいランチタイム。「さあ、午後も頑張ろう!」


祝・敬老

2010-09-19 23:38:11 | 音楽療法

高齢者施設でいちばん大切にしている行事は<敬老会>。仕事場のひとつ・老健(介護老人保健施設)で入所者様150名を対象に、敬老会が開催された。



最高齢は101歳、矍鑠(かくしゃく)とした自立度の高い女性。還暦から順に年祝いの方々を表彰しお祝いしているが、今年は還暦と古希はいなかった。喜寿(77歳)以上の年祝いの方々は20名以上、ご家族の出席も多く賑やかな会で盛り上がった。私は20代の頃流行った歌をBGMで演奏。



平均年齢80歳をこえる施設、「先生はまだまだひよっこ」と言われているが、人生の先輩方からいただくエネルギーはすごい! 本当に私なんかまだまだ・・・。


めざすはすっきり生活

2010-09-17 22:51:25 | つれづれ・・・

友人と荷物管理の話になる。4人家族でマンション住まい、夫ドノは単身赴任中、上の息子ちゃんは「趣味のヴァイオリンの練習を思う存分やりたい」とこの夏一人暮らしを始めた。同居の息子ちゃんは仕事で飛び回っているので、帰宅は夜中になることもある。生活は彼女といまや主役となっている3匹のわんちゃんのM家。

彼女は、数年前母様が病気で急逝され、残された荷物を片付けるのに忙しかった。そのしばらく前に長年住んでいた家(彼女の生まれ育った実家)を処分し、娘の近くの小さなアパートに移り住んでいたので、その時点ですでに生活は整理されていた。その大胆な決断に私は多いに感動したのだったが・・・。「片づけに疲れたァ」と何度も言っていたが、有効利用できそうなものはあちこちにお届け。私も仕事場に真新しい電子レンジや、グループホーム入居者様に上質な衣類や日常品、とたくさんのダンボールをいただいた。それでも最後は「もう、見ないで捨てる」。そしてこの夏、息子ちゃんの部屋があいた。「どうするのぉ?」と興味津々の私に「そこまで私のモノが進出したら大変」。「そうよね・・・」

わが身を振り返る。今の住まいに引っ越したときは<シンプルにすっきり暮らす>と決めたはずなのに、それには程遠い生活。ぐる~りと見回すと、ピアノの上は楽譜やコピーや本が山積み、リビングテーブルの左側には情報関係、右側は郵便物・・・。とりあえず置いておく場所がありすぎて、整理されないまま山が高くなっている。「この山にも分類があり、秩序あり」と言ってはいるが、「このへんにあるはず」と探し物も多い。

<時間をかけて徹底的に片づける>と彼女のアドバイス。時間がない私は無理! でも身近なところから片づけようと思い、まず「いつか使うかも」は捨てることにした。「エ~ッ、このゴミの山、なにィ?」家人の驚く声。このくらいではまだまだ・・・。


癒しのひととき

2010-09-16 23:17:38 | グルメ

久しぶりの休日。仕事のあとの夕食デートが多い親友Y子ちゃんと、今日は銀座で平日ランチ。美味しいイタリアンとワインでたっぷりおしゃべり。フィンランドから帰国した翌日から、いつものように超多忙で慌しく忙しかったので、ゆっくりお食事を楽しめるのが本当にうれしい。


デザートはカフェ・ウィーン(日本橋三越)で。


ウィーン公認のお味のチョコレートは、濃厚で口の中でやさしく広がる甘さ。
「美味しいィ~!」「癒されるゥ~」