バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

胃がん検診、2年に一回ではダメ!

2008年08月18日 | 胃X線を受診される方へ
今日は残念ながら、進行した状態の胃がんが発見されました。
前回の受診歴は2年前でした。去年に受診されていたら、早期の段階でがんを発見できたかもしれません。
胃がんにはさまざまなパターンがあります。粘膜の下を張って進行するスキルス胃がんや、粘膜の高範囲に存在しても早期で留まっている胃がんなど、いろんなケースがあります。
今回の方は、急に大きくなるパターンの胃がんだったのかもしれません。2年前の写真では指摘不可能でした。
がんは、自覚症状のないことが多いです。健康であっても必ず毎年、検査を受けましょう。

がん検診の意味

2008年08月18日 | 胃X線を受診される方へ
先日、がん検診の受診率を50%に引き上げる!と 政府の発表がありましたが、現在の受診率はどれくらいなのでしょうか。
県によっても様々なようですが、およそ10%くらいではないでしょうか。
がん検診は、検診センターをはじめとして、最寄りのクリニックでも行えるとこがあります。
1番大切なのは、検診を年に1回きちんと受けていただくことではないでしょうか。