バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

がん検診の受診率

2008年08月28日 | 胃(全般)
おはようです。

がん検診の受診率について話します。

調べたところ、平成17年度では、
胃がん(問診+胃X線検査)が12.4%。
肺がん(問診+胸部X線検査及び喀痰細胞診)が22.3%
大腸がん(問診および便潜血検査)が18.1%
子宮がんが(問診、細胞診など頸部の数)が18.9%
乳がんが(「視触診方式」と「視触診方式とマンモグラフィー」)を合わせた数が17.6%となっています。

これらはあまりにも低い受診率だと思います。皆さん、きちんと他の医療機関で受診されているのでしょうか。関心が低いあらわれではないでしょうか。

基本的には、子宮がんは20歳以上の女性からが対象で、あとの検診は40歳以上の方が対象となっています。

我々が検診に携わっていて感じること・・・。それは去年に受診していれば、がんは小さかったのに!!ということです。 年に1度は、検査を受けていただきたいと感じます。