バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

耳の聞こえにくい場合

2016年04月25日 | 胃X線撮影
こんにちは、すきくぴです。
胃透視では受診者に身体を動かしてもらう検査です。多くの場合、検査台から離れたところから指示することになるのですが、耳が聞こえにくい人ではしばしば思ったような体位変換をえられません。そんな場合には、受診者の方のそばへ行き、体位変換をお願いする必要があります。
そばにいると安心もするようです。そばでの検査はおすすめです。

圧迫撮影など 胃透視の画像評価におすすめ

2016年04月13日 | 胃X線撮影
こんにちは、すきくぴです。新人さんと一緒に胃透視を勉強し直しているところです。
さて今日は新人さんから胃透視の質問を受けました。
圧迫撮影の理想画像はどのようなものなのかと聞かれました。
答えですが、胃粘膜の凹凸が表現できている圧迫が理想と答えました。しかし言葉ひとつだけでは説得力に欠けますよね。そこでお勧めの本があることを新人さんに伝えました。その本の名前は、実践上部消化管造影臨床画像評価法です。視覚的ではありますが点数づけされています。新人さんにとってわかりやすいものとなっています。この本を見るようにと薦めました。


新人さんの胃透視

2016年04月05日 | 胃X線撮影
こんにちは、すきくぴです。
皆さんの施設でも新人さんがいると思います。
新人さんは頑張って仕事を覚えている最中でしょう。
ところで胃透視ではバリウムを目的部位に流して撮影し病変の早期発見をします。
新人さんの撮影を横で見ていると、ただ撮影しているだけでバリウムが目的部位に必ずしも流れていません。
新人さんの透視は位置決めのための透視になっています。目的部位を把握しバリウムを流すようアドバイスする必要があります。皆さんの施設ではどうですか?
すきくぴでした。