バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

2012年度を振り返って

2013年03月31日 | すきくぴの独り言
こんばんは、管理人すきくぴです。
今年度も今日で終わりです。皆さまは、今年度はいかがでしたでしょうか??
私は、日常業務や研究会の世話人や講演などが増加し、忙しい日々であったと考えています。施設内では、胃X線はさることながら、CTC(大腸CT)の責任者となり、するべきことに追われている感があります。頼まれるうちが花であると感じていますが、今後ともできることをこつこつと行う次第であります。一日でできることは限られていますが、その毎日の微々たる積み重ねによって、将来差が生じるのでしょう。

胃X線を振りかってみますと、自己における逐年発見がんの進行胃がんは減少し、また、早期胃癌の発見数やその率は増加しています。
施設内全体においても、他の技師の精度は向上してきています。院内勉強会の成果といえます。

しかしながら、現状に満足せず、さらなる精度向上に磨きをかけたいと思います。



皆さま、明日からの2013年度もよろしくお願いします。

ピロリ菌の除菌、保険適応

2013年03月10日 | 胃(全般)
こんばんは、すきくぴです。
今日はピロリ菌についてです。
先日、厚生労働省より、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染による慢性胃炎の治療も保険適用となりました。
ピロリ菌は、皆さまご存じの方も多いかと思いますが、胃の粘膜に感染して胃がんなどを引き起こすとされています。このピロリ菌の除菌が、保険適用になり、胃がん予防につながることが期待されています。
そんな背景を踏まえて、これからの胃がん検診のあるべき姿を考えていくような研究会が立ちあがったようです。

「ピロリ菌感染を考慮した胃がん検診研究会」といって、第1回が滋賀県で開催されるそうです。できるならば私も参加したいのですが、たちまちこの場を使って、案内をしたいと思います。
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「ピロリ菌感染を考慮した胃がん検診研究会」