バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

胃がん検診 内視鏡検査が選択可能になった

2017年05月25日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。

今日は内視鏡検診についてです。

今年度から私が住む市においても内視鏡検診が開始されました。

以前は胃がん検診はバリウム検査すなわち胃X線検査のみでした。

しかしこれからはバリウムではなく内視鏡検査を受診することができます。

あなたはバリウム検査が希望ですか、それとも内視鏡検査が良いですか?


ゲップを我慢するコツ

2017年05月24日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。

今日は胃X線検査を受けられる方々へ、ゲップを我慢するコツについて書きます。

検査中ゲップが出ると、胃がしぼんでしまい、病変を見落としてしまう可能性があります。

そこでゲップを我慢する必要があるのですが、我慢するコツとして


①顎を引いて、視線を下に向ける

②ゲップが出る直前のタイミングで、唾液を飲む

③苦しくてもなるべく鼻呼吸をする


といった具合です。

私はこの3つを受診者の方へ説明したうえで検査を行っています。

おかげさまで「ゲップが我慢しやすかった。」と嬉しいコメントをいただくことがあります。

胃X線検査を受けられることがあれば、ぜひこの3つを試してみてください。






胃がん検診が初

2016年11月01日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。
多くの方は40歳になると、胃がん検診にデビューされるようです。
市町村が行っているがん検診がそうです。
ところで60歳代や70歳代で胃がん検診デビューという方が少なからずいらっしゃいます。
胃がんは高齢になるほど発生しやすくなります。
したがってこの年齢層の方でまだ受けられたことのない方はぜひとも胃がん検診をご受診ください。早期で胃がんが発見されるうちに。

バリウム飲む 便秘になる

2016年10月14日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。

今日も胃透視に従事しました。
その中でお一人受けられた方の中で、前回バリウム便が出なくて困ったという方がいらっしゃいました。
バリウムが一日二日出ないので、かかりつけの病院に行って薬を処方してもらったようです。薬を飲んだらバリウムが出たとのことです。
バリウムは便として排出されますが、出にくい場合には胃カメラなど他の検査をおすすめします。




バリウム飲む 気分悪い

2016年10月13日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。
今日は胃透視でバリウムを飲んださい、気分が悪くなられた方がいらっしゃいました。
この方は前回もバリウムを飲まれたことがあるようで、そのさいにも気分が悪くなったそうです。
今回、なんとか撮影を終えることができました。
この方は体質的にバリウムが合わないのだろうと思います。次回からはバリウムではなく胃カメラなどのほかの検査を薦めました。

がん検診の重要性

2016年09月16日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。
各種がん検診が行われています。
肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がんの5種類が日本においては有名ながん検診です。
がん検診を受けていても少なからず発見しにくいがんのタイプはあります。しかし多くの場合、がん検診を受けていたほうが早期発見されることが多いです。
ぜひ1度はご受診ください。


バリウムを飲むときの注意点 食道

2016年09月08日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。
胃がん検診では、バリウムを飲んでもらい胃を撮影していきます。
バリウムを飲んでいる最中を視たり撮影することで食道を観察することもできます。
空気と一緒に飲み込むようにしながら、ゴックンゴックンと、バリウムを飲むと食道が膨らみやすく、食道を観察しやすくなります。少しずつバリウムを飲むようでは食道がわかりずらいです。

顎を引いて唾を飲む 胃透視

2016年08月23日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。
今日は胃透視に従事しました。
胃透視ではゲップを我慢しながら検査をすすめる必要があります。
受診者の方に、ゲップが出そうな場合には顎を引いて唾を飲み込む。この動作をお願いしました。
ほとんどのケースでゲップを我慢することができました。
顎を引いて唾を飲み込む動作は大変有効です。

腰が痛い 無理しないで 胃透視

2016年07月26日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。

今日は腰曲がりの方が、胃透視を受けに来られました。

身体を動かすのが難しいのであれば、胃透視ではなく胃カメラをするようにと勧めました。しかし本人の強い希望で胃透視をしすることになりました。

腰が痛いようで速くは回れませんでした。
肝心の胃透視の画像はというと、わかりにきいくい画像でした。

動きの悪い場合はそうでない場合に比べて、胃の画像が分かりにくいことがあります。

胃透視が終わって本人に話しを聞いたところ、腰が痛くて辛かったから次回からは胃カメラをするとおっしゃっていました。

皆様、腰が痛いなど身体を動かすのが難しい場合には無理をしないようお願いします。

体調不良

2016年06月29日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。
今日は胃透視で発泡剤飲用後に気分が悪くなる方がいらっしゃいました。
検査の前から寝不足だったそうですが、本人の希望もあり検査をすることになりました。
やはり体調が良くない場合には検査を延期する勇気が必要と感じます。皆様も無理をされないようご注意ください。

バリウム飲んだら気分が悪い

2016年06月17日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。
胃透視ではバリウムを飲んで検査をすることになりますが、バリウムを飲んだ直後に気分が悪い方がまれにいらっしゃいます。
原因はバリウムアレルギーであることやアレルギーでないにしても、バリウムを飲むのが苦手な方です。
また検査終了後に気分が悪くなる方もいらっしゃいます。検査中、身体を動かしてもらいますが、この動作によって気分が悪くなる場合や、やはりバリウムのアレルギーも考えられます。
他にはそもそも検査前から風邪などで体調が優れないために、検査後体調が悪化してしまうケースが考えられます。

こうしてみますと、さまざまな原因があることがわかります。
重要なことは胃透視を受診する度に気分が悪くなるのであれば、次回からは胃内視鏡検査つまり胃カメラを受診されることをおすすめします。



胃透視で3回以上の発泡剤追加投与は難しいです

2016年06月15日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。
胃透視においてゲップの我慢は必要ですが、1度の検査で3回以上発泡剤を追加するのは考えものです。発泡剤の追加投与は胃粘膜がべたべたになり胃粘膜がわかりにくくなります。かといって発泡剤を追加しないと胃全体を伸ばした状態がわかりません。1、2回の発泡剤追加投与は可能と思いますが、3回以上となると病変発見が困難です。難しい言い方ですが、ゲップをたくさんされると胃がわからないのです。発泡剤の追加はよくて2回までと考えます。
3回以上発泡剤を追加するような場合には、次回は内視鏡検査を受診していただくよう奨めています。
このような場合、胃透視では病変発見が難しくなることをお伝えすることは大切だと思うのです。

発泡剤を、小分けにして飲む

2016年05月30日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。
先日、胃透視をしていますと発泡剤を飲むのが苦手な方に出会いました。
発泡剤の苦手な方は普段から粉薬を飲むのが苦手なことが多いようです。
そういった方には発泡剤を小分けにして飲むとよいでしょう。
小分けにすると発泡剤が飲めると好評です。
一度よかったらお試しください。