バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

噴門部のがん

2011年01月17日 | 胃X線撮影


噴門部のがん。早くから進行がんになりやすいといわれているがんです。

この書籍は、胃X線から内視鏡。そして切除標本まで掲載されています。
対比がなされている書籍はあまりなくて、本書籍は大変勉強になります。
胃X線では、胃癌に対する正面像と側面像が掲載されており、追加撮影の仕方の良い参考になるでしょう。

本書籍は噴門部に的をしぼっていますが、内容の濃いものになっています。
ぜひ一読くださいませ。



私と胃X線

2011年01月15日 | すきくぴの独り言
こんばんは。管理人すきくぴです。
毎日多くの方が本ブログに訪問してくれています。感謝です。

さて今日は、私と胃X線というタイトルでお話します。
検診胃X線検査の魅力についてお話します。



胃X線では、腕が上達すると感動します。早期胃癌で発見されると大変嬉しい気持ちになります。

胃癌を早期で発見すると、後日その受診者の方からお礼を言われたことがあります。
「早期胃癌で発見してくれて、ありがとう。」とお礼を言われたことが何度かあります。
それを聞くたび、嬉しくて涙がでそうです。



胃透視習いたての頃は、早期胃癌の症例を200例を朝から晩まで繰り返し見て勉強していました。ただがむしゃらでした。



最近の胃癌治療の進歩には目を見張るものがあります。早期胃癌によっては内視鏡的手術可能なものがあり、胃を切る必要はなくなってきました。
今は内視鏡的手術可能な早期胃癌の発見を視野に入れた撮影技術と読影能力が求められています。
胃X線は大変遣り甲斐ある検査です。

2011.1.15