バリウム日記 がんの早期発見をめざして
おもに胃X線検査など医療に関する話題提供です。最近はファイナンシャルプランナーの勉強中。
 



こんばんは、すきくぴです。
今日は胃X線検査の短所について触れます。
物事において、長所ばかりではなく短所も存在するのが世の常です。
内視鏡に比べた場合の胃X線検査の短所は以下のようなところです。

・X線被曝がある
・バリウムの飲めない方やバリウムアレルギーの方
・検査の質は、診療放射線技師や医師の左右される
・要精密検査になった場合、内視鏡を行い最終的な診断をすることになる
・胃X線画像を読める医師が減ってきている

このほかにも思いつくことはあると思いますが、胃X線検査はけっこう弱点があります。
的確に画像を読んでいただける医師の方が減ってきているのは、診療放射線技師の立場からしても苦しいところです。内視鏡に力を入れる医師の方が多いのが実情ですが、内視鏡は医師でないと施行できません。
一方、胃X線は私たち診療放射線技師も施行できます。診療放射線技師が、真に所見を拾い上げた画像を医師に提供することが、今後の胃X線検査の残された道だと思います。
少々熱くなりましたが、明日の胃X線検査業務に力を注ぎたいと思います。



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・長年の歴史により、死亡率減少に十分な効果があると認められている
・一日の多くの方を検査できる
・医師でなくとも技師が検査できる
・内視鏡検査の苦手な方に勧めることができる
・胃X線画像は視野が広く、撮影された画像を他の者による見直しが容易にできる
・慢性胃炎やヘリコバクターピロリ菌感染の有無を診断できる
などがあります。


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こんばんは、管理人すきくぴです。
今日は、最新・胃X線の底力の底力について、有名な先生の講演を聴いてきました。
主にドクターに対しての胃透視の講演でしたが、大変私にとっても勉強になる内容でした。
講演では、胃透視と胃内視鏡の長所や短所、それぞれの説明をされました。
また、お互いの検査を振り返り、総合的に胃の検査、診断にあたることが必要であることを教わりました。
私は技師ですが、昨今、胃透視で要精密検査になった症例を、後日検査された内視鏡の写真を見ながら、胃透視の写真と比較検討しています。透視でひっかけた所見は内視鏡的にはどうであったのか、この検討は大変勉強になります。データをとっていますが、良い研究になると考えています。
さて、今年度の検診発見胃がんは、22~3例ですが、今年度は残すところあと3ヶ月。
気合入れて過去最高の早期胃がん発見率、及び胃がん発見率を目指したいと思います。
山の神様のように新記録を出したいと思います。
それではまたです。


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こんにちは。
今日は、胃透視の長所について簡単に説明します。
先日、胃の勉強会があったのですが、そこでは胃の写真は内視鏡と違って、
1枚の写真で広い範囲を読み取ることができると教えられました。
病変の範囲が広く認められる場合には、視野の狭い内視鏡よりも胃透視が優るということでした。


内視鏡は直に胃粘膜を読むことができます。
一方、胃透視はバリウムを撮影しているため、胃粘膜は間接的に写し出されていることになります。バリウムが粘膜にきちんと付着していないと、病変があっても写ってきません。
いろいろと思いつくままに長所や短所を書きましたが、要は、内視鏡の良い点。胃透視の良い点。これらの検査が協力しあうことが大切なのではないかと感じますね。







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こんばんは。
今日は、皆さん、どのような日でしたか??

私は胃透視の連戦で、眼が疲れぎみです。パソコンに向かう時間を削って眼を休めないといけないですね。


さて今日は、院内の胃がん検診の結果、特に悪性所見を追跡してみました。

最近の胃がん成績は以下のようでした。

① 基準撮影できちんと撮影がなされてはいるが、積極的に悪性異常を読み取れるところがない。しかし、胃粘膜全体が荒れているので、念のため、内視鏡検査を施行すると、胃がんが発見された。



上記のような場合、内視鏡写真があるのであれば、その写真を用いて、胃X線写真と対比、比較検討することが必要となってきそうです。

なぜ、X線上で、積極的に異常所見を指摘できなかったのか。
例えば、腸の流出が問題であったのか。撮影体位が厳密には良くなかったのか。あるいは、空気量が多すぎるまたは少なすぎたなど。
いろいろあると思います。

次回の勉強会では、その辺を煮詰めていく必要がありそうです。




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胃がんの早期発見には、おもに二つの検査手技があります。
ひとつは胃透視であり、もうひとつは内視鏡検査です。
これらの検査には長所短所があります。

しかしながら、胃がん検診は早期胃がんの発見が目標です。
胃がん検診を行ううえで、胃透視は多大な成績をおさめ、胃がん死亡率減少効果を相当に評価できる!!と言われてます。
胃内視鏡は現段階では、死亡率減少効果を示す根拠が乏しいため、現在のところでは検診では有効性が認められていません。
しかし、実際の現場では内視鏡検査のほうが早期胃がんを数多く発見しています。
検査法の観点から発見しやすいのは当然かもしれません。直接、胃の粘膜を観察できるわけですから。
胃透視は文字通り、透視です。バリウムを胃粘膜にバリウムを付着させて、いわゆる影絵として胃がんを描出していきます。この手法は撮影者の力量で精度が決まるといっても過言ではありません。一流のプロが撮影すれば、胃透視でも相当数の早期胃がんを発見できます。これは事実です。
しかし、精度の観点や的確な読影力を全国的に考えたとき、胃透視は残念ながら潮時かなと思ってなりません。正直なところ内視鏡検査を全受診者に施行できるシステムを構築させてあげることが、受診者のためだと思ってやみません。
胃透視は素晴らしい検査法であるが、術者の差や、診断する者の差が激しい。

現在、学会では胃がんにかかりやすい人かどうかをあらかじめ、血液検査で調べあげ、その可能性の高い人には内視鏡検査を勧める動きが出てきています。
今後、受診者の観点から考えて、こういった流れが浸透していくことを願ってやみません。


院内や県内の早期胃がん発見率に寄与するように今後も指導などに力を入れていこうと思いますが、私的にやや疲れが見え始めてきた感もあります。

現状の胃検診ではいまだに胃透視がスタンダードですが、内視鏡のさらなる普及の希望を願います。この葛藤が疲れを生んでいるのかもしれませんね。

個人的には、内視鏡検査に決して劣らないほどの胃がん発見率や早期胃がん発見率をたたき出しましたが、胃透視の現状には落胆と失望しました。
ここまで私は早期胃がん発見率に大きく貢献してきましたが、これからの方向性をしっかり見据えていきたいと思います。

終わりになりますが、胃透視従事者の多くが、内視鏡には負けません!!という熱意のある人となってくれることを願ってやみません。

 



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私は胃透視に従事している人間ですが、胃透視と胃カメラはどちらの検査が楽なのでしょうか。
胃透視は体位変換を頻繁に行って、バリウムを胃内に塗りつけて撮影していきます
一方、胃カメラは直接胃内を観察していくため、体位変換を行う必要がありません。そして、直接胃へのアプローチとなるため、細かな病変まで観察がしやすいし、色調変化をみることが可能です。
胃透視は影絵であるため、残念ながら色調の変化をみることはできません。

さて本題に入りますが、バリウムと内視鏡のどちらの検査がより苦痛なのでしょうか。。
私は体験してみて胃透視のほうが楽だと感じました。
胃カメラでは検査直前に前処置である、喉をしびれさせるためのキシロカイン?を喉にためますが、これがなかなかしんどい。

内視鏡は管を飲み込んで胃内を見ます。正直涙目になります。ちまたで有名な上手な内視鏡医の方に施行していただいたにも関わらず、苦痛を感じてしまいました。
はじめにゴックンと喉を通過するときは、うまくいったのですが、やはりきついと感じてしまいました。
胃透視は胃の蠕動運動を抑制するブスコパンを注射します。筋肉注射であるため、痛がる人が多いですが、私はあまりブスコパンに対しては苦ではなかったです。打ってくれた看護師の方が上手だったのかな。

発泡剤やバリウムを飲むのを苦しがる人が多いですが、私は所詮飲み物だと感じました。発泡剤はお菓子でいうラムネ菓子の感じですし、バリウムは液体なので飲めます。濃いのは確かに気になりますが・・・。


検診胃透視で、悪性は悪性、良性は良性と判断できる写真をきちんと撮影することで、無駄な胃カメラへの紹介をなくしていきましょう。
少なからずそういった過剰診断が行われている場合があるようです。
胃透視の写真をみてよくわからないから、後日念のために胃カメラを受けていただこうか。影絵だからといって安易に妥協するのは避けたいものです。
そのようなことのないよう、読影医にわかりやすい写真を提供していきたいものです。



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去年、胃の心窩部痛(みぞおちのあたり)に痛みを感じたため、内視鏡検査を施行してもらいました。
結果的には異常所見を認めず、胃粘膜の萎縮も見られませんでした。医師には単なる神経的なストレスが原因なのではないかと言われました。

今日はそのときの内視鏡検査、体験談について話したいと思います。
正直なところ、内視鏡検査はつらかったです。
管を飲み込むまでが、きつかったですね。喉を通過し始めてからはわりと楽でしたが。
印象としてバリウムのほうが全体的に楽だと感じました。バリウムの味はおいしくないですが、飲めないことはないです。私は、ゲップは不思議と出なかったです。


人の意見はさまざまで、胃カメラのほうが楽だという人もたくさんいます。
私も慣れれば、カメラのほうが楽と感じるのでしょうか。また体験してみようかな





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今日はセンター内で1番の撮影スピードを持つ先輩技師さんが、出張先で胃がん症例を撮影してきてました。

実はこの人、2年前のうちのバリウム検診で、胃がん疑いで要精密になっていた人でした。2年前の写真を見ると、隆起した早期胃がんの像を呈してました。

今回の検査前に行われる問診では、2年前にカメラを飲んだが、異常が指摘されなかった!と話していたそうです。



これは誤診か!?今日の写真をみたところ、余命のない進行したがんにまで成長していました。

昨今、バリウムの見逃しがとやかく言われていますが、カメラの見落としはどうなのでしょうか。

バリウムは見えんとか言ってるけど、カメラなら完璧なのか!?



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胃カメラよりバリウムが優れる点…それはスキルス胃がんの診断でしょう。
このがんは、胃粘膜面に顔を出すがん面積がかなり低いため、胃カメラ的な診断は難しいようです。
発泡剤を用いたバリウム検査では胃全体を風船のように膨らませて撮影する検査であります。

胃全体の膨らみ具合を客観的に判断できるため、バリウム検査はスキルス胃がんに威力を発揮します。




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胃バリウム検査は、本当に不要なのか…。
胃カメラと比較して、バリウムでは小さいのは見えないと言われたりします。
小さいという定義、これがどれくらいの腫瘍径を指すのかに寄りますが、はたして本当に見えないのでしょうか?

この質問を投げ掛けられたとき、バリウム撮影技師は、どのように答えるのでしょうか。
その答えに、その人のバリウム検査に対する姿勢が見える、そんな気がします。

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久しぶりに写真を載せます。

胃カメラは、バリウム検査とは違い、直接、病変を見ることができます。
この症例、専門的にいえば、0‐Ⅱc, sig ,早期の胃がんです。
実はこの症例、先に人間ドックのバリウム検査を行っております。バリウム検査で要精密された方の胃カメラ写真なのです。バリウムでも早期の胃がんは捕まえれますよー。


でも胃カメラは、色調で病変のあるなしを判断することができます。しかも、色素散布といって、病変にスプレーを撒くようなことができます。

撒いた写真が下の写真です。より明瞭に病変の凹凸がわかります。胃カメラはすごいです。


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今日は、胃外性圧迫について触れていきます。
胃外性圧迫というのは、胃の周辺臓器などに病変があった場合、その病変が胃を押すというものです。
バリウムの検査は、胃全体を客観的に診ることのできる検査であります。偶然といったらご幣があるかもしれませんが、バリウム検査で胃以外の病変を指摘できることも稀にあります。バリウム検査後、CT検査などを行って、肝臓などの膿胞を発見できたケースがあります。
一方、胃カメラでは、胃内の粘膜を診ることには非常に長けております。しかし、胃の外にある周辺臓器の病変を指摘するのは困難であります。実際に、バリウムでは異常を指摘されているのにも関わらず、胃カメラでは異常なしとなるケースもわずかに存在しております。
ここでのポイントです。前回同様の結論に達しますが、バリウムと胃カメラは互いに長所もあれば短所もあります。これ自体は仕方のないことだと思います。互いを補うためにも、やはり両方なくてはならない検査であると感じます。


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今日は、スキルス胃がんを対象にそれぞれの検査法について比較検討します。スキルス胃がんは、胃がんの中でもっとも予後不良であり、なおかつ発見困難であるがんです。
このがんの早期発見のポイントは専門的にいうと、「胃底腺領域に発生する潰瘍を伴わない2cm以下の未分化型がん」です。
バリウムや胃カメラの進歩によって、以前に比べてこういったがんを発見できるようになりました。しかしながら、依然として早期発見されない場合があります。
バリウム検査では胃を風船のように膨らませ、胃全体像をわかりやすく撮影することができます。この検査は病変があった場合、その病変全体の硬さを診やすい強みを持っております。しばしば臨床では、硬さ全体をみるバリウム検査のほうが、スキルス胃がんを早期に発見しているという事実があります。もちろん胃カメラで早期発見している場合もあります。
ここでの私なりの考えを述べます。毎年、カメラばかりをすることや、バリウムばかり受けるなど…片方に偏った検診は危険なような気がします。たまにはバリウム、またはカメラを受けるなど、交互に受けたほうが良い気がします。


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こんばんは。
今日は胃X線と胃内視鏡の上手な受け方について触れます。
まず胃カメラを受けたほうが良い例を挙げます。
①胃が痛むなど、すでに自覚症状のある人
②以前に潰瘍やポリープなど病変があると指摘された人 
③ピロリ菌を持っている人などです。
①については、直に粘膜を見ることのできる胃カメラが良いと思います。胃カメラは生検といって、粘膜の組織を採取することができ、その組織を顕微鏡で見ることで、良性悪性の診断が行えます。バリウム検査で、異常を発見しても、結局はがんであるかどうかの判別は、生検結果に委ねることになります。つまり結局はカメラを受けなければならないため、自覚症状がある場合には、最初からカメラを受けたほうが良いでしょう。
②についてもほぼ同じ理由です。経過観察を見るため、カメラが有効です。生検ができますから。
③について、ピロリ菌に感染していると、胃がんになりやすいということがわかっております。リスクの高い人はカメラを選択されたほうが良いでしょう。
ここでバリウム検査の良さについて触れておきます。良いところはどこでしょう。ずばり検査時間の短さだと思います。発見能力は残念ながらカメラに一歩譲ってしまいますが…。
私どもの検診施設では、一日のバリウム検査、多いときには50名を越えます。一人約5分で撮影しております。はたしてこの人数を、カメラでこなせるでしょうか。カメラは倍以上、検査時間を必要とします。極端な話、現在のバリウム検査を廃止した場合、すべての人にカメラを施行することになるわけですが、時間的制約から全員への内視鏡検査は厳しいと思います。仮に行えても検査の質の低下は免れないような気がします。
バリウム検査に適している人は、自覚症状のない人や、今まで特に病変を指摘されていない人だと思います。明らかに健常な人を初めっからカメラをするのも、受ける側から考えた場合、しんどい気もします…。
受ける方の症状によって、バリウム検査と胃カメラを使い分ける、お互いの長所を生かしながらの検査を積極的に行っていきたいものです。

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