バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

大腸がんの早期発見 大腸CT

2017年06月27日 | 大腸
こんにちは、すきくぴです。

今日も大腸CTに関する話題です。

昨今、CTは技術の進歩に伴い高性能となりました。

つまり短時間の撮影で大腸を撮影することができるようになりました。

そして少しずつではありますが、人間ドックで大腸CT検診も行う施設が出てきました。


大腸CTで大腸がんの診断

2017年06月26日 | 大腸
こんにちは、すきくぴです。

CTの進歩に伴い、CTで鮮明に大腸を撮影できるようになりました。

大腸がんの診断はこれまで内視鏡やX線で行っていましたが、

CTも可能になってきました。

次回は大腸CTについて、もう少し詳しく触れていきます。


大腸CTで有名な研究会で一般演題を話す機会をいただきました。

2017年06月22日 | 大腸
こんにちは、すきくぴです。

さて今日は大腸CTに関する話題です。

実はこの9月、地元にて有名な大腸CTの研究会が開催されます。

その研究会では著名な先生方が来られます。

私は一般演題での出番があります。研究会世話人の方々、メーカーの方々に厚くお礼を申し上げます。

日本消化器画像診断情報研究会福岡大会を終えて

2017年02月16日 | 大腸
このたび、日本消化器画像診断情報研究会の世話人から大腸CTに関する演題の申し込み依頼がありました。そのため、私は当センターで受診された大腸CT検査における苦痛度合いについてアンケートした結果を発表しました。
当センターでは2013年より大腸CT用炭酸ガス自動注入器を用いて大腸CTを行っています。この装置は大腸の腸管拡張を良好にしますが、炭酸ガスの注入は受診者への負担であるといえます。そこで今回、実際に大腸CT検査を受診された方々に対して検査に対する苦痛の度合を調査しました。
50人の受診者に腹痛やはきけの有無、おならの我慢が必要であったかどうか、大腸内視鏡検査に比べて楽であったかどうかを聞いたところ、腹痛のあった方は16%(8/50)、腹痛ではなく腹部が張ると訴えた方が22%(11/50)でした。はきけがあると答えた方は0%(0/50)、おならの我慢が必要であった方は64%(32/50)でした。また大腸内視鏡検査に比べて楽と答えた方は76%(38/50)でした。このことから大腸CT検査は何かしら苦痛を伴う場合があり、受診者の観察や心配りや、スムースな検査ができるよう事前にトレーニングを積んでおく必要があると言えます。

大腸CTの認定資格

2016年07月28日 | 大腸
こんにちは、すきくぴです。
昨今、認定資格の習得によってある一定レベルを担保する動きがあります。
診療放射線技師ではマンモグラフィや胃がんなどがあります。CTやMRIもあります。
ところで大腸CTが普及してきています。撮影条件や適正な炭酸ガス量など、大腸CTは標準化されていません。つまり各施設の判断に委ねられており、施設間でその撮りかたにばらつきがあります。
今後は標準化され、どこの施設が大腸CTをしても変わらないようになればと思います。標準化がされれば大腸CTに関しても認定資格が誕生すると思います。
今度、研究会で大腸CTの前処置の標準化が話題になります。楽しみです。

大腸CT 前処置

2016年07月06日 | 大腸
こんにちは、すきくぴです。
大腸CTを撮影する際には大腸をきれいにしておく必要があります。
残便や残液を少なくして大腸を観察していきます。
大腸CT検査前日にはあらかじめ推奨されている低脂肪食をとっていきます。商品名はFG-twoになります。
ご興味のあるかたは検索ください。

第一回中四国スクリーニングCTC研究会に参加して

2016年01月10日 | 大腸
こんにちは、すきくぴです。
先日、第一回中四国スクリーニングCTC研究会へ参加してきました。CTCにはお腹を下にした撮影があります。
このとき胸や下腹部ひにバスタオルを敷くことで、大腸が膨らみやすいとのことでした。
当センターでは、バスタオルを使用した撮影をしていないので、行っていきたいと思います。

大腸がん検診で、大腸がんが発見される

2015年09月07日 | 大腸
こんばんは、すきくぴです。
先日、大腸がん検診の結果が悪く、便せん血陽性の方がいました。今日、精密検査で大腸内視鏡を受けたところ、進行大腸がんと診断されました。
大腸がん検診を定期的に受診することによって、大腸がんが早期で発見されるケースがあります。この方は残念ながら、大腸がん検診が初めてでした。
大腸がん検診を受けたことのない方は、受けてください。

第6回消化管先進画像診断研究会(GAIA)に参加して

2015年03月20日 | 大腸
こんにちは、すきくぴです。
今日は、先日開催されました第6回消化管先進画像診断研究会(GAIA)についての報告です。
大腸CTは以前に比べて普及しており、病院や検診施設で行われるようになってきました。
検査目的は主に、術前検査やドックです。
大腸検査において、大腸内視鏡がゴールドスタンダードといわれていますが、内視鏡のスコープがループを形成したり、癒着があったりする場合には、内視鏡検査が困難となります。
そういった方には、大腸CTを行うことで、内視鏡の代わりに大腸をチェックすることができます。
今回の研究会では実地医療における大腸CTということで、様々な施設が大腸CTの現状を報告されました。検査を実施していく上でのスタッフ間の協力や、前処置から、読影の苦労など幅広い内容でした。
当センターでは大腸内視鏡後、腫瘍が疑われる方に対して、同日において大腸CTを施行しています。
将来的には、スクリーニングでドックで行っていければと考えています。
大腸がんになられる方や、大腸がんで亡くなる方が年々増加中であり、少しでも多くの方が助かるよう、大腸においても頑張っていきたいと思います。

第6回消化管先進画像診断研究会(GAIA)

2015年03月14日 | 大腸
こんにちは、すきくぴです。明日は
第6回消化管先進画像診断研究会(GAIA)が神戸国際会議場で開催されます。
昨今、大腸CTの普及が進んでおり、検診にも応用されてきています。
当センターでは、大腸内視鏡でがんが疑われる症例に対して大腸CTを施行しています。
明日はしっかり勉強し、さらなる技術向上を目指します。

大腸CT 診療報酬改定

2014年05月04日 | 大腸
こんにちは、すきくぴです。
今日は、大腸CTの診療報酬改定についてです。
この4月(平成26年度)からは、大腸CTの診療報酬点数が、620点あるいは500点へと増加しました。
これにより、今後大腸CT検査の検査数増加が期待できます。
大腸CTは、大腸がんの早期発見に寄与する画像検査です。

炭酸ガス注入器による大腸拡張

2013年10月20日 | 大腸
こんにちは、すきくぴです。
皆様いかがお過ごしですか?
今日は、炭酸ガス注入器による大腸拡張について触れます。
炭酸ガス注入器は、ご存知の通り、一定の圧力を保ちながら、大腸を拡張させていくため、
用手的に空気を大腸に入れるよりも、炭酸ガス注入器を用いたほうが、大腸の拡張が良好です。
しかしながら、少なからず拡張不良が起こることがあります。
部位では、下行結腸で膨らみが悪いです。
大腸の拡張にも技がいると考えます。試行錯誤です。