バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

ピロリ菌感染を考慮したこれからの胃X線の在り方

2014年02月10日 | 胃(全般)
こんばんは、すきくぴです。
今日はヘリコバクターピロリ菌についてです。
胃がんになりやすいとされる要因として、ヘリコバクターピロリ菌があげられます。
これは世間一般に有名であると思います。

昨今、胃X線画像でヘリコバクターピロリ菌の有無を推測することが可能であると言われています。今後の胃X線検査は、胃がんの早期発見だけでなく、胃がんになりやすい胃粘膜であるかどうかを評価し、胃がんになりやすい人に対しては、ヘリコバクターピロリ菌の除菌を勧める必要性があるとされています。

第 1 回ピロリ菌感染を考慮した胃がん検診研究会

幽門前部に対する胃がんの早期発見

2014年02月01日 | 早期胃がん発見 Point
こんにちは。管理人すきくぴです。
今日は幽門前部に対する胃がんの早期発見について触れます。
集団検診で行われている胃がんx線検診は、二重造影単独の撮影となっています。
そのため、胃の出口とされる幽門前部の胃がんがしばしば見逃されます。
人間ドックなどで行われる胃がんx線検診では、幽門前部を重点的にねらう撮影が組み込まれているため、見逃しが少ないのですが、集団検診では、そこが今後の課題です。