何気なく雑草図鑑をめくっていると‘あれっこれか’と気になっていた草に行き当たりました。
ツタバウンラン:蔦葉海欄(ゴマノハグサ科キンバラリア属)です。
妻がハンギングの鉢の寄植えに使っていたのを知っていたのですが、いつの間にか庭のあちこちにはびこっているのです。改めて妻に尋ねると、買ったものではなく、もともと庭に自生していたのを使ったのだといいます。
図鑑によると、ヨーロッパ原産で、大正初期に日本に入り、ロックガーデン用に植えられたのが野生化した帰化植物で、いまや、いたるところの道端や石垣の間、ブロック塀の隙間などに生育しているとしています。
つる状になって地上をはい、長さ10~40cm。名前の由来であるツタに似た葉は、掌状に5~7に浅く裂けます。春から初夏にかけて葉脇から花柄を伸ばし、白色~淡青色の花をつけます。
ムラサキサギゴケやトキワハゼによく似た花をつけるこの雑草、抜いてしまうのは少し惜しい気がしています。
ツタバウンラン:蔦葉海欄(ゴマノハグサ科キンバラリア属)です。
妻がハンギングの鉢の寄植えに使っていたのを知っていたのですが、いつの間にか庭のあちこちにはびこっているのです。改めて妻に尋ねると、買ったものではなく、もともと庭に自生していたのを使ったのだといいます。
図鑑によると、ヨーロッパ原産で、大正初期に日本に入り、ロックガーデン用に植えられたのが野生化した帰化植物で、いまや、いたるところの道端や石垣の間、ブロック塀の隙間などに生育しているとしています。
つる状になって地上をはい、長さ10~40cm。名前の由来であるツタに似た葉は、掌状に5~7に浅く裂けます。春から初夏にかけて葉脇から花柄を伸ばし、白色~淡青色の花をつけます。
ムラサキサギゴケやトキワハゼによく似た花をつけるこの雑草、抜いてしまうのは少し惜しい気がしています。