ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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立場が変われば見方も変わる

2007-09-24 | 育児
 よく立場が人を育てるというが、今まで見えなかったことが立場を変えることで見えてくる。これが、人を育てることになるのだろう。
1 求められることが変わる
・リーダーらしくしなさい。
・お兄ちゃんでしょ。下の子の面倒をみなさい。
・責任者なら、お願いします。
2 その立場で責任を果たそうとする
・リーダーならば、何が必要なのか
・兄として何をすべきなのか。
・責任者として何ができるのか。
・何を大切にしなければならないのか。
3 責任を果たすと仲間から信頼を得る。
・よくやってくれた。
・ありがとう。
・さすがだね。
4 認められることで自信がもてる。
・やってよかった。
・自分でもできるんだ。
・これでいいんだ。
ー留意点ー
1について
・やる気がもてるように支えないとできないこともある。(仲間の応援や推薦など)
・「私には無理」と自分で枠を作っていると変わらない。その枠を突破させるだけの力強い刺激が必要となる。(見方を変える助言や経験談など)
・言い訳をして逃げようとする場合は、かなりのエネルギーが必要となる。理屈と情の両方が必要。
2について
・新しい立場に立ったときに必要とされる資質について理解できるような支えが必要となる。(研修、説明会、打ち合わせなど)
・新しい立場での取り組みをよく見ている。取り組みのよさや努力を見落とさない。
3について
・他者評価や仲間の支えが自信の源となる。(仲間から認められるように仲間への働きかけの言葉) 「頑張りを見てね。」「協力してね。」「助けてあげて。」
・感謝を伝えることで信頼関係が増す。 「すごい。」「素晴らしい。」「よくやった。」「ありがとう。」など賞賛や礼を仲間から出るようにする。
4について
・自覚していることが大切となる。「やってどうだった。」「やり甲斐はある?」
・より高い姿を目指すことが次につながる。「課題はある?」「こんな取り組みはどうだろう。」
 任せ切りにならないで、自信がもてるようになるまで丁寧に対応することで「やらされた。」ではなく「自分でやった。」となり自信ももて、新しい立場でものが見えてくる。きめの細かい支援が不足しているために途中で自信をなくしたり、挫折したりすることがある。これは本人の問題と捉えるのではなく、その立場に立たせた側の問題と捉えた方が人間関係もうまくいく。