ひよりの音楽自己満足

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MARIAH YEN TRICKS

2016-07-11 21:17:45 | ジャパン・プログレ
 1979年にSax奏者<清水靖晃さん>のリーダープロジェクトとして始まった<MARIAH>。メンバーは清水さん、キーボード<笹路正徳さん>、ギター<土方隆行さん>、ベース<渡辺モリオさん>、ドラムス<山本秀夫さん>、ヴォーカル<村川ジミー聡さん>という凄腕の強者によるスーパーバンドで、1980年に今回紹介させていただく1stアルバム「YEN TRICKS」が発表されました。万華鏡のようなジャケット、多様な音楽性がうかがえますね。
 アルバム1曲目は「YEN TRICKS」。アップテンポのストリングスサウンドの鮮烈リフが軽快に爽やかにながれ、それが躍動感たっぷりにスリリングに。そしてノリノリのドライブモードでギターのヘヴィリフがリズミカルに。めっちゃかっちょいいハードロックですね。その後ブレイクからギターがのびやかに奏で、ヴォーカルがリズミカルにスリリングに。中盤ではギターのリズミカルリフから女性の笑い声がミステリアスに響き、ミドルテンポになって爽やかなコーラスがのびやかに。終盤ではアップテンポのリズミカルでスリリングなリフからドライブモードでリズミカルに。そこからギターのテクニカルなソロが。
 2曲目は「KEY OF GOLD」。ギターとシンセのミステリアスなリフからはじまって、シンセのスペーシーサウンドがながれ、ダイナミックリフからパワフルなリズムにのってピアノのリズミカルなリフがはいって、ブレイクからミドルテンポのアダルティな感じになって、ヴォーカルがのびやかにメロウに歌い、Saxのフィルとピアノのテクニカルなフィルがはいって。中盤ではのびやかなヴォーカルとダイナミックリフが交互に。そして一旦止まってからシンセのミステリアスなリフがながれて。終盤ではダイナミックリフからミドルテンポでヴォーカルがゆったりとしっとりと歌い、ブレイクからヴォーカルがリズミカルにのびやかに。
 3曲目は「DISTANT RAINBOW」。リズミカルな女性コーラスからミドルテンポでビッグバンドJAZZ風にはじまって、シャッフルモードでダンサブルな感じでリズミカルなヴォーカルがはいって、Saxのフィルがはいって。そしてヴォーカルがリズミカルに、コーラスがのびやかに。その後パワフルなブレイクから女性コーラスが美しくのびやかにながれ、そこからSaxのテクニカルなソロが。終盤では女性コーラスが力強くのびやかに、そしてリズミカルに。
 4曲目は「BLACK MARIAH」。ダイナミックリフからギターのリズミカルリフが爽やかにながれ、パワフルなヴォーカルがリズミカルに。そしてギターとコーラスがQueen風の多重コーラスでながれて。中盤ではギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。終盤ではアップテンポのノリノリモードでギターのリズミカルなリフがながれ、一旦止まってからダイナミックリフからミドルテンポで力強いヴォーカルコーラスが爽やかにのびやかに。
 5曲目は「LET IT BLOW」。Saxのリズミカルなリフからピアノがゆったりと奏でて。そしてダイナミックリフからギターがのびやかに奏で、ヴォーカルものびやかに歌い、多重コーラスがのびやかに。中盤ではダイナミックリフからギターのリズミカルなソロが。終盤ではダイナミックなブレイクからシンセのテクニカルなソロが。その後ヴォーカルとコーラスがのびやかに。
 6曲目は「WE ARE THE SAME」。ピアノとオーケストラサウンドがゆったりとしっとりと欧州洋画風にながれ、ミドルテンポでゆったりとしたヴォーカルがはいってアダルティでムーディな感じに。その後ピアノとオケサウンドがゆったりとほのぼのした感じでながれ、シンバルロールからギターのエモーショナルなソロが。終盤ではブレイクからヴォーカルがのびやかに歌い上げて。
 7曲目は「BURNING P.M.」。ダイナミックリフからミドルテンポのファンキーな感じでパワフルなラップ調のヴォーカルがはいって。そしてダイナミックリフから奇声が飛び交い、ギターのヘヴィリフにのってパワフルなヴォーカルがリズミカルに。中盤ではギターのテクニカルなソロが。終盤ではシンセサウンドが神秘的にながれ、ナレーションがはいって。そして再びミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ヴォーカルがパワフルにリズミカルに。
 8曲目は「FATE」。ゆったりとしっとりとしたストリングスサウンドがラブロマンス洋画風にながれ、ピアノのリズミカルなリフから囁くようなヴォーカルがはいって。
 てっきりド・フュージョンサウンドかと思いきや、ハードロックではじまって、JAZZやPOPSや、メロウな曲・ファンキーな曲など、これほどバラエティに富んだ多種多様な音楽性を披露してくれているとは、本当に驚きました。とても聴きやすく、とても楽しめるアルバムですね。次は2ndもぜひ聴いてみたいっす。

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