ひよりの音楽自己満足

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14.3.9 大高清美さんwith是巨人

2014-03-10 22:29:32 | ライブレポ Jazz/Fusion
◇ 2014.3.9 関内STORMY MONDAY
 これまでに5枚のソロアルバムを発表され、多くのセッションなどにも参加され、現在は<CASIOPEA 3rd>でも大活躍中のオルガニスト<大高清美さん>。今年2014年初頭には美少女ドラマー<川口千里さん>とのDUOの<KIYO*SEN>で、アルバム「CHOCOLATE BOOSTER」を発表。そのアルバムがまたとっても素敵なもので、いつか大高さんのライブを観に行きたいと思っていました。特に超凄腕トリオ<是巨人>のメンバーの皆さんともライブをやっているようなので、機会を伺っていました。そんな折に3/9に関内でライブがあると知ったもので、即予約して当日を楽しみにしていました。

 さて当日。日曜なので余裕をもって家を出て開場時間近くにお店へ。ここのハコは以前は勤務先がすぐ近くだったものでちょくちょくお邪魔してたんですけど、勤務先が変わったここ数年は御無沙汰でした。このハコはビルの2階なのであの“爆音”はおそらくはないだろうなと。で、開場時間を少し過ぎたころに店内へ。あらかじめ席が決められていて、名札の付いた席へ。ドリンクを注文してのんびりと開演を待ちます。
 ステージは向かって左がギターで、水色ハンバッカーストラトが準備され、その斜め後方は2タム2スネア2バスのドラムセットが。その隣りがベースで、深緑のプレシジョンが。そしてステージ右には赤いキーボード2段セットが。

 19時10分ころ、メンバーの皆さんがステージに登場して準備を。初めて拝見する大高さん、想像していたよりも小柄でとってもチャーミングで綺麗でしばし見とれてしまいました。お衣装はパープル系のチュニックに黒パンツ&ローヒールショートブーツで。
 「はい、お待たせしました、演奏始めたいと思います」って鬼怒さん、大拍手!「キーボード、大高清美!ベース、ナスノミツル!ドラムス、吉田達也!ギター、鬼怒無月です」っておのおのに大拍手が。このメンツでのライブは今回が4回目だそうで。「変拍子が多いですが、今日はより多く」って爆笑!「大高さんの新曲と、ナスノさんの新曲も」って大拍手です。

 1曲目は吉田さんの曲で「アクサルハスク」っておっしゃったかな?鬼怒さん「ヨイショ!」ってギターを抱えなおして爆笑!吉田さんのカウントからハイテンポでダイナミックにスリリングにはじまって、グルーヴィなベースリフにのってキーボードがテクニカルに弾きまくって。そしてギターとオルガンがのびやかに奏で、再びギターリフにのってキーボードが弾きまくって、そこからアップテンポのドライブ感たっぷりのリズムにのってギターとオルガンが明るく爽やかでリズミカルなリフを。その後パワフルなブレイクからドラムが叩きまくって、ギターとオルガンのユニゾンから再びブレイク。中盤では静かになってベースソロへ。序盤は静かにエモーショナルに。それが徐々にテクニカルに。そしてパワフルなベースとドラムのアップテンポのリズムにのってギターとオルガンがのびやかに爽やかに奏で、テクニカルなフィルからパワフルにブレイクをキメて。その後、グルーヴィなリフにのってキーボードのテクニカルなソロへ。そしてリズミカルで明るく爽やかなリフをはさんでテクニカルなギターソロへ。終盤ではギターの軽快なカッティングリフからオルガンがリズミカルに弾きまくり、ドラムも叩きまくって。

 1曲目の途中で招かれざるお客さんがいらしたようで。外人さんのようでしたが、お店の方が対処を。「苦情?」って鬼怒さん。「うるさいって。いつもと同じなのに」ってお店の方。でも「大丈夫」って微妙に音量を下げて続行のようでホッと。吉田さんはバスドラをドンドン!って。

 次は大高さんの曲とのことで「普通の曲」って爆笑!でも6拍子のようで。2曲目は「ディパーチャー」。カウントからミドルテンポでギターとオルガンがユニゾンやハモりでゆったりと爽やかに奏で、ギターがカッティングリフ、オルガンがリズミカルなリフを。その後、ベースのエモーショナルかつテクニカルなソロが。中盤ではギターとオルガンの爽やかリフからキーボードとオルガンのオシャレでエレガントな感じのソロが。そしてギターとオルガンがユニゾンでのびやかに爽やかに奏でたあと、ギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。終盤ではギターとオルガンがユニゾンやハモりで爽やかなリフを奏で、ベースがフィルを入れて、そしてオルガンのリズミカルなリフからドラムの叩きまくりソロが。

 次の曲は大高さんの新曲だそうで、2年前に作った“BECK”風の曲だそうで。「トリッキーな曲」って。「”BECK”って”BECK“ですよね」って鬼怒さん。「ボブ・ベックかも」って大高さん。「誰ですか?それ」って鬼怒さん。「今日はボブさんの曲がなくて、ボブさんネタがない」って大高さん。以前はボブさんネタで盛り上がったそうですが「そうでしたっけ?」って鬼怒さん、爆笑!「”BECK“って、よくいう”BECK”ですよね?」って鬼怒さん。「JEFF BECKみたいな曲」って。イマイチかみ合わないMCのやりとりが面白くて。

 「さあ、やりましょう」って大高さん、爆笑!3曲目は「BECK」。ギターのミドルテンポのヘヴィリフがハイハットのリズムにのってながれ、パワフルなリズムにのってギターとオルガンが爽やかでテクニカルなユニゾンリフをスリリングに。そしてギターとオルガンがテクニカルなソロの掛け合いへ。ドラムも叩きまくって盛り上げて白熱した引きまくりのアグレッシブなソロバトルが展開されて。その後、鬼怒さんが下を指さして、ギターとオルガンがヘヴィなユニゾンリフを。ラストはギターのテクニカルなリフ、キーボードのテクニカルなリフからユニゾンをキメてドラムも叩きまくって盛り上がってFin。

 「すごい!BECKみたい!」って大高さん。「ボブ・ベック」って。「それ、広げようがない」って鬼怒さん、爆笑!「なんとコメントしたらいいやら・・・」って。「ありがとうございました」って大高さん、爆笑!「でもいい曲ですね。かっこいい」って鬼怒さん、大拍手!「すっと出来た」って大高さん。「すっとできた曲はいい曲が多い」って。「安産ですね」って鬼怒さん、爆笑!「難産の曲もあるんですか?1年かかったとか?」って鬼怒さん。「いっぱいある」って大高さん。「このメンバー、強烈ですね」って大高さん、爆笑!

 次の曲は吉田さんの曲で「世界遺産のテーマ」って。「本家ではなかなかやらない」って鬼怒さん。「簡単なようでトリッキー」って。で、大高さん「渡された譜面は5段(5行)しか書いてない」って爆笑!「これをどうやって展開するのか」って。
 4曲目は「ワールド・ヘリテッジ」。ギターとキーボードがディレイを効かせたサウンドをゆったりと幻想的に奏で、ドラムとベースも加わって様々な音が飛び交うフリーインプロ状態に。そしてドラムとベースのアップテンポのドライブ感たっぷりのリズムがはいって、ギターとオルガンがユニゾンでのびやかに奏で、ダイナミックでスリリングなブレイクリフが。中盤では静かになってキーボードソロが。そしてリズムが止まって再びフリーインプロの幻想的な世界に。その後ミドルテンポのリズムがはいってギターのヘヴィリフからキーボードのテクニカルなソロが。終盤ではアップテンポのパワフルなリズムにのってキーボードのテクニカルなリフからギターがのびやかに奏で、ダイナミックなリフから盛り上がって、キーボードが弾きまくり、ブレイクをキメてからギターとオルガンがヘヴィリフをハモって。ラストはミドルテンポでゆったりとダイナミックにのびやかに。
 「すごい曲ですね」って鬼怒さん。「5段の譜面がこうなるなんて」って大高さん、爆笑!「2度と弾けない」って大高さん。「素敵な演奏だったと思います」って鬼怒さん。

 「次が1部最後の曲です」って鬼怒さん。「カウント、いくつだっけ?6?5?」って吉田さんが確認を。5曲目は鬼怒さんの「crawler-A」。ダイナミックなリフからアップテンポでスリリングに。ギターのヘヴィリフ、キーボードのリズミカルなリフからギターがのびやかに奏で、ギターとキーボードがテクニカルなユニゾンリフ、さらにベースも加わってユニゾンでブレイクをキメて。中盤では静かになってミドルテンポでベースのテクニカルなソロ、キーボードのテクニカルなソロと続き、ギターとキーボードがユニゾンをキメて、そこからギターのテクニカルなソロへ。そこから徐々に盛り上がっていってドラムも叩きまくって。終盤ではアップテンポでパワフルでテクニカルなリフがスリリングに展開し、ダイナミックに盛り上がって。

 「ありがとうございました」って鬼怒さん、大拍手!「ちょっと休憩します」って。そして物販CDの宣伝を。ここで第1部終了です。時計を見ると20時16分。1時間ちょいの第1部でした。「最後はヴォリュームMAXだった」って大高さん、爆笑!

 20時40分ころ、メンバーの皆さんがステージに戻って準備を。「はい!」「どうぞ」って鬼怒さん、爆笑!
 第2部最初となる6曲目は「Spoon」。オルガンの楽しいリズミカルなリフからパワフルなリズムがはいって、ギターとオルガンが爽やかでリズミカルなリフをユニゾンで奏で、オルガンリフにのってギターがのびやかに奏で、再びギターとオルガンがユニゾンでリフを。その後ベースのエモーショナルなラインにのってキーボードソロが。途中からドラムが叩きまくって盛り上げて、オルガンのアグレッシブなソロへ。中盤では静かになってギターソロへ。途中から盛り上がるも徐々に静かになってエモーショナルなソロを。その後ミドルテンポでギターとオルガンがリズミカルなリフを。そして叩きまくりドラムとともに盛り上がって、ギターも弾きまくって、アップテンポのノリノリモードになって盛り上がって。ラストはリスミカルなリフ、テクニカルなユニゾンリフが。

 「いやぁ~、戻れないかと思った」「凄い演奏でしたね」「どうなっちゃうのかって思った」って大高さん、爆笑!全然そんなあぶない風には見えなかったんですけど、大変だったようで。「いろんなところに行っちゃっても、戻れちゃうってすごい」って大高さん。「最近は4/4のフュージョンやってるから」って大高さん、爆笑!<CASIOPEA>って変拍子なかったかな?「私が参加してからは4/4の曲しかやってない」「とんでもないとこに行くことはない」って。「でもクッたりはするでしょ?」って鬼怒さん。「このバンドはどこ行くかわからない」「毎回同じ曲をやっててもちがう」って大高さん。「それはしょうがない」って鬼怒さん、爆笑!「意図的に変えてる」って吉田さん。「誰かがなにか仕掛けると、みなさん一丸となってそこへ進む」って大高さん。

 次の曲は「何処行ってもいい」って鬼怒さん、爆笑!で、ナスノさんに「どうぞ」って。7曲目は「アラン」。まずはベースのテクニカルなソロが。そしてハイハットのアップテンポのリズムがはいって、ベースリフからギターがカッティングリフを、キーボードがミステリアスなリフを奏で、パワフルなドラムがはいってスリリングなブレイクが。その後オルガンのヘヴィでダークなリフにのってギターがのびやかに奏で、アップテンポのノリノリモードでギターのリズミカルなリフにのってオルガンがのびやかに奏で、ギターとベースのユニゾンからスリリングなブレイクも。中盤ではオルガンソロへ。エモーショナルにはじまって、テクニカルにアグレッシブに弾きまくって。続いてはテクニカルな弾きまくりのギターソロが。その後、静かになってリズムがとまって様々な音が飛び交うフリーインプロに。ギターとオルガンはお互いのフィルに反応して掛け合いを。そしてフリーで弾きまくって叩きまくって。終盤ではギターのヘヴィリフからオルガンのダークでリズミカルなリフがはいって、ギターがのびやかに奏で、さらに弾きまくって。そしてギターのリズミカルなリフからオルガンがのびやかに奏で、ラストはギター・ベース・オルガンのユニゾンリフからドラムが叩きまくって。

 「はい、次は普通の曲」って鬼怒さん、爆笑!大高さんのリクエストのようで「とっても綺麗な曲」って。「このメンツでやることになるとは思わなかった」って鬼怒さん。「このメンバーでやったらどうなるかどうなるか、やってみたかった」って大高さん。「異常なほど普通」って鬼怒さん、爆笑!

 8曲目は「Presto」っておっしゃったかな。オルガンサウンドが響くなか、ギターがほのぼのした感じのメロディをゆったりと奏でて。そしてオルガンのエモーショナルなソロ、ギターのエモーショナルなソロと続き、盛り上がっていって。その後、ギターはほのぼのしたメロディをメロウに奏で、ギターとオルガンがのびやかに奏でてドラマティックに盛り上がり、ラストは静かにゆったりとしっとりとFin。
 「すごい。何も起こらなかった」って鬼怒さん、爆笑!「メロディアスで泣けちゃう」って大高さん。「泣いてください」って鬼怒さん、爆笑!「大高さんって面白いですね」って鬼怒さん。「いたって普通です」って大高さん、爆笑!で、次の曲が本編最後とのことでおのおのにライブ告知等を。そうそう、大高さんは3/16に<KIYO*SEN>のインストアライブ(無料)があるそうで。

 本編最後となる9曲目は是巨人の「Free Stone」。カウントからアップテンポのノリノリのリズムがはいって、ギターとオルガンがユニゾンやハモりで明るく楽しいリフをのびやかに、リズミカルに。そしてギターとオルガンがテクニカルなソロの白熱した掛け合いバトルを。アグレッシブに弾きまくって。中盤ではミドルテンポのパワフルなズンズンリフからアップテンポになって、ギターとオルガンがテクニカルなユニゾンやハモりで明るく楽しいリフを。終盤ではアップテンポのノリノリモードで盛り上がって、ラストはギター・ベース・オルガンがユニゾンをキメて、ドラムが叩きまくって盛大にFin。

 曲が終わると大拍手!「ありがとうございました。ドラムス、吉田達也!ベース、ナスノミツル!キーボード、大高清美!」「ギター、鬼怒無月!」っておのおのに大拍手が。そして大拍手がアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。メンバーの皆さんはそのままで、ほどなく「アンコール、ありがとうございます」って大拍手!
 「今日も濃いですね」「是巨人っていつも濃いんですか?」って大高さん。「もっと濃い。今日は相当聴きやすい」って鬼怒さん、爆笑!「いまの曲も吉田さんにとってはバラード」って爆笑!「Free Stoneは箸休め的な曲」「疲れたらFree Stoneをやる、って感じ」って爆笑!「勉強になります」って大高さん、爆笑!

 「やっと4/4の曲」って大高さん、爆笑!鬼怒さんと大高さん「このコンビはいい感じですね」って。オーラス10曲目は大高さんの「Cool Duck」。オルガンのリズミカルなリフからアップテンポのリズムがはいって明るく楽しくはじまって、ギターとオルガンがのびやかに爽やかにハモって、そしてギター・ベース・オルガンでユニゾンでリズミカルなリフからブレイクをキメて。中盤ではミドルテンポでギターの軽快なカッティングリフをバックにオルガンのリズミカルなソロ、続いてギターのテクニカルなソロが。ドラムが叩きまくって盛り上げて。終盤ではギターとオルガンがのびやかに爽やかにハモって、そしてギター・ベース・オルガンでユニゾンでリズミカルなリフを奏で、ドラムが叩きまくって、ラストは徐々にテンポダウンしていって。

 曲が終わると大拍手!「ありがとうございました。キーボード、大高清美!ベース、ナスノミツル!ドラムス、吉田達也!」「ギター、鬼怒無月!」っておのおのに大拍手が。これにてライブ終了です。時計を見ると21時40分すぎ。約1時間の第2部で、合計2時間のとってもアツい楽しいライブでした。
 ハコの場所柄、やや抑え気味の音量だったと思いますが、弾きまくり叩きまくりの凄テクの応酬の見応え聴き応えたっぷりのライブでしたね。どこを、誰を見たらいいやら目移りしてしまうくらい見逃せない感じでした。それにMCも面白すぎて爆笑の連続で、とてもメモしきれませんでした。今回初めて観る大高さん、ほんと素敵でした。他のライブもぜひ観に行きたいし、ソロアルバムも買い揃えたくなりました。もっとも現在入手困難なアルバムも数枚あるようですが。そして是巨人の爆音ライブにも行きたくなりました。アルバム買わなきゃ!

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