ひよりの音楽自己満足

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軌道共鳴 Absolute Separation

2011-10-16 07:36:36 | 21th J-プログレ
 以前あるバンドのライブを観にいったとき、ドラムとベースがすんごいい音を出してたたんですよね。すげーなぁ、かっこいいなぁって思って。で、ベーシストはパーマネントなメンバーになったそうですが、ドラマーはサポートメンバーでその日限りなんだそうで。でそのリズム隊のお2人が<軌道共鳴>というバンドにも参加されていると知って、もし音源があるなら欲しいなって思って。
 話は変わって先日のこと、延期になったイベント「ファンタジー・ロック・フェス2011」を観に行ったんですけど、トップバッターで出演されたのが<軌道共鳴>のギタリスト<黒沢ダイスケさん>率いるプログレッシブバンドだったんです。そのギターがまためっちゃかっこよくて「すげー!」って。もちろんベースも。
 <軌道共鳴>。黒沢さんは大学在学中から<Dream Theater>にハマって、2003年に“Dream Theater Official Songwriting Cntest”に「DNA」という曲を応募すべく、メンバーを募集してベーシスト<上田哲也さん>と意気投合し、ドラマー<大菊勉さん>らとこの年に<軌道共鳴>を結成されたそうです。そして2004年に応募した「DNA」が見事(惜しくも?)2位に輝いたそうで。そして2006年に1stアルバム「Absolute Separation」を発表されます。こちらは現在在庫ナシで再発の予定もいまのところないとか。もっと早く気づいていれば・・・
 そして今回紹介させていただく2ndアルバム「Prote Science」が2008年に発表されます。メンバーはギター黒沢さん・ベース上田さん・ドラムス大菊さん、そしてキーボード<高野ヒロユキさん>、ヴォーカル<吉村しんさん>の5人です。水面に浮かびオーラを放っている地球のジャケット、すっごい綺麗ですね。素晴らしい!
 アルバム1曲目は「MU」。幻想的なサウンドが響き、アコギ風の爽やかなギターリフがはいって。そしてベースのアップテンポのリフからパワフルなドラムがはいってミドルテンポになってヘヴィなギターリフと力強いピアノリフが。バスドラドコドコで盛り上がって、ピアノの綺麗なリフをバックにギターのテクニカルなソロが。その後、力強いヴォーカルがはいって爽やかな風を運び、サビでは歌い上げて。中盤では一旦止まったあと、キーボードのクリスタルサウンドが響き、爽やかなギターリフと力強いベースラインが。そしてテクニカルでうねりまくりのモーグソロ、エモーショナルなギターソロが。終盤では変拍子リズムでヘヴィなギターリフがながれ、そしてアップテンポで疾走していきます。その後ミドルテンポになってメロウなヴォーカルのサビへ。ラストは弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。
 2曲目は「ATLANTIS(PHASE1)」。シンセの明るくきらびやかなリフから華やかにはじまって、ミドルテンポのパワフルなドラムからヘヴィなギターリフがはいって。そしてギターのアルペジオリフにのってしっとりとしたヴォーカルがながれ、徐々にパワフルになり、サビではドラマティックに歌い上げて。中盤ではパワフルな変拍子リフからエモーショナルかつテクニカルなギターソロが。そして爽やかなギターリフがながれ、ヴォーカルがはいって盛り上がって。終盤にもテクニカルなギターソロがたっぷりと。
 3曲目は「ATLANTIS(PHASE2)」。ピコピコ電子音がリズミカルに鳴り、ミドルテンポのヘヴィなギターリフからアップテンポのカッティングリフが。そしてパワフルな変拍子リフと叩きまくりドラムから一旦静かになって、うねるベースリフがミステリアスにながれ、ダークな感じのヴォーカルがはいって盛り上がっていって。その後ワウを効かせたヘヴィなギターリフからアップテンポのノリノリモードになってキーボードのアグレッシブなソロが。そしてヴォーカルがメロウに力強く歌い上げて。中盤ではダークなベースリフからシンセのお琴風サウンドが厳かに響き、そしてアップテンポになってヘヴィなギターリフからキーボードソロが。終盤では叩きまくりドラムとギターとキーボードのテクニカルなソロが。そしてサビに戻ってアップテンポのノリノリモードで歌い上げて、ラストは徐々にテンポダウンしていって。
 4曲目は「IMAGE IN A MIRROR」。シンセのきらびやかなリフから明るく楽しい感じではじまって、ダイナミックなリフからアップテンポでヘヴィなギターリフ、リズミカルなオルガンリフにのってヴォーカルがはいって、サビではパワフルに盛り上がって。2ndヴァースではヴォーカルにエフェクトがかかって、そしてサビで盛り上がって。間奏ではモーグのテクニカルなソロ、そしてヘヴィなギターリフと叩きまくりドラムからギターのエモーショナルなソロが。終盤ではテクニカルなユニゾンリフも。そして叩きまくりドラムをバックにベースがメロディを奏でて。
 5曲目は「THE HANGING GARDEN」。ギターのメロウなリフからしっとりとはじまり、ミドルテンポでヘヴィなギターリフからダイナミックなリフが。そしてシンセののびやかな音色が響き、アップテンポになってヘヴィなギターリフが。その後ギターのゆったりとしたリフにのって伸びやかなヴォーカルがはいって、サビは変拍子でメロディアスに。中盤ではキーボードの明るく爽やかなリフ、ギターの歯切れのいいリフから爽快感のあるエモーショナルなギターソロが。終盤ではしっとりとしたヴォーカルから徐々に盛り上がってダイナミックに。ラストはキーボードのリフレインがゆったりとしっとりとながれて。
 6曲目は「COSMIC SHAFT」。鳥のさえずる音が聴こえてきて、そして神秘的なサウンドがながれ、パワフルなリフがはいってブレイクもキメて、ダイナミックな変拍子リフが。その後ギターのアルペジオのゆったりとしたリフが幻想的にながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって、サビでは力強く歌い上げて。間奏ではキーボードのエモーショナルなソロ、ベースのテクニカルなソロが。終盤ではアップテンポでキャッチーなサビで盛り上がって、ラストはめっちゃ弾きまくりのアグレッシブなギターソロが。
 7曲目は「SEVENTH」。オルガンリフから叩きまくりドラムがはいって、ギターの変拍子リフ、シンセの伸びやかなフレーズがながれて。そしてベースリフが神秘的に響くなか、しっとりとしたヴォーカルはいって、サビはメロウかつ力強く。その後アップテンポになって躍動感たっぷりにギターリフがながれ、叩きまくりドラムとともにヴォーカルがパワフルにキャッチーなメロディを。中盤では静かになってミドルテンポでヘヴィなギターリフとキーボードのクリスタルなサウンドが幻想的に響いて。そしてパワフルな変拍子リフからテクニカルなモーグソロ、アグレッシブなギターソロと続き、キーボードのギターのスリリングか掛け合いバトルが。ユニゾンやハモりからパワフルに盛り上がって。終盤ではアップテンポのノリノリリズムでキャッチーなサビメロがながれ、ヘヴィなギターリフと叩きまくりドラムでFin。
 8曲目は「PIRANHA BYTES」。ドラムのファンキーっぽいソロからはじまって、変拍子のヘヴィなリフが。そしてアップテンポでオルガンリフとギターリフがはいって疾走していきます。その後、ギターの妖しいソロから女性のスキャットが幻想的にながれ、ミドルテンポでギターのヘヴィリフをバックにシンセの壮大なスケールを感じさせる伸びやかな音色が響き渡り、そしてオルガンのテクニカルなソロ、ギターのアグレッシブなソロと続きます。中盤ではミドルテンポのパワフルなリフからモーグのアグレッシブなソロが。そしてギターの爽やかなカッティングリフ、シンセのリズミカルなリフが。その後静かになってアコギのアップテンポのリフがはいって、エモーショナルかつテクニカルなベースソロが。終盤ではミドルテンポのヘヴィなギターリフがリズミカルにながれて盛り上がって、叩きまくりドラムとモーグのテクニカルなソロ、そしてギターのエモーショナルなソロが。ラストはダイナミックな変拍子リフでFin。
 めっちゃパワフルでテクニカルなギター・ベース・キーボード・ドラムス、そしてメロディアスで伸びやかなヴォーカル、まさしく日本のDream Theaterといった感じの凄いサウンドですね。もちろんヴォーカルの声質は全く異なるので、同じとは言いませんが、テクニカルな演奏に綺麗なメロディラインは共通項いっぱいです。聴き処いっぱいの素晴らしいアルバムですね。いつかライブ観に行きたいっす。それと1stアルバム再発祈願です。

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