ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

assure

2011-10-19 23:20:02 | ジャズ
 “手数王”と称されるスーパードラマー<菅沼孝三さん>と、スーパーオルガニスト<大高清美さん>のDUOユニット<assure>。2006年に結成され、2007年にアルバムではなく、いきなりDVDが発表されました。菅沼さんのアルバムやライブはここでもいくつも紹介させていただいておりますが、実は自分まだ大高さんのライブを観に行ったことがなく、音源すら一度も聴いたことがないんです。とあるライブで某氏が大高さんを“女性なのに男らしい”とおっしゃっておられたので、いったいどんな演奏をされるのかすっごい興味ありました。さらに“キーボード”ではなく“オルガン”とクレジットされているのも興味津々です。オルガンにこだわっておられるって、なんかJon Lord氏を思い浮かべてしまいます。そんな折にまずこのDVDが手にはいったもので紹介させていただこうかと。この映像は2007年2月19日にTOHO music collegeで行われたライブの7曲収録されています。他にもオマケでリハ等の映像も収録されているようで。
 1曲目は「Spoon」。神秘的なパーカッションサウンドとディジュリドゥの音色のSEがながれ、そしてお二人が登場して拍手と歓声が。まずはアップテンポのテクニカルなリフと叩きまくりドラム。そしてドラムソロとオルガンインプロのバトルが。反応しあいながらのテクニカルな応酬、凄いですね。その後元のリフに戻って、そしてラストは短いドラムソロも。
 2曲目は「Mile80」。オルガンの荘厳な音色がしっとりと響きます。教会音楽のような雰囲気も。そしてミドルテンポのドラムがはいって幻想的なサウンドが響き、ゆったりとほのぼのした感じのメロディがながれて。リズム的にはSWINGな感じですね。その後力強いドラムとオルガンリフをバックにテクニカルなモーグソロが。その後静かになってFin。ここでお二人マイクを持ってお互いを紹介して爆笑トーク炸裂!
 3曲目は「Kid’s Doors」。いきなりハイテンポでテクニカルなリフと叩きまくりドラムが。そして一転ミドルテンポになってブルージーな感じのオルガンソロが。それが徐々に盛り上がっていって、ちょこっとお遊びのSmoke on the waterリフも。そしてハイテンポになって叩きまくりドラムとオルガンリフの掛け合いが。その後ハイテンポのJAZZモードになってテクニカルなオルガンソロ。ドラムもリズムを刻みながら時折叩きまくって白熱していきます。終盤では元のテクニカルリフに戻ってFin。大高さんマイクを持って手を振って「痛いです。叩きすぎだよね」って。
 4曲目は「Reverb」。パイプオルガン調のたおやかな音色が響きわたります。どことなく暖かみのあるメロディにうっとりと聴きほれていると、いきなりパワフルな叩きまくりドラムがはいってビックリ!力強くダイナミックなリフがはいってパワフルに盛り上がって。重厚なクラシカルオルガンサウンドにパワフル叩きまくりドラム、すごい音圧ですね。大高さん「クラシック調の曲をやっても、この2人だとこうなってしまう」って。菅沼さんは「教会風にはじまって・・・ボクはキ○○トのカッコで後ろに立って。全裸で」って爆笑!
 5曲目は「Kozo-Kaikaku」。パワフルなドラムとオルガンリフからテクニカルにはじまって、ブレイクもキメて。菅沼さんスティックをクルクル回して。そしてミドルテンポのオルガンリフからムーグの伸びやかで爽やかなメロディがながれて。そしてシャッフルリズムでリズミカルなオルガンソロが。ドラムは隙あらば叩きまくりフィルを入れて。ちょこっとお遊びのSmoke on the waterリフも。その後テンポアップしてドラムもオルガンも激しくアグレッシブに。そして元の叩きまくりドラム&オルガンリフの応酬が。「ドラムス、菅沼孝三!」「オルガン、大高清美!」ってお互い紹介しあって「assureでした!」って。
 6曲目は「Cobalt」。菅沼さんのディジュリドゥソロからはじまります。大高さんはパーカッションを担当。ジャンベも叩いてます。そしてお客さんに手拍子を促して。その後「お客さんにリズム感を養ってもらいたいと思います」ってお客さんに4分、8分、3連と手拍子をさせて。そして徐々に難しいリズムを。大高さんも必死でジャンベを叩いて。
 7曲目は「GEKIDA」。アップテンポのドラムとオルガンリフからはじまって、そしてオルガンの雄大な感じのフレーズがながれて。ドラムはテクニカルにリズムを刻んで時折フィルを入れて。その後リズムが止まって、オルガンがミドルテンポのリフを弾き、そしてアップテンポになってドラムが叩きまくり。そこからミドルテンポになってオルガンのエモーショナルなソロが。それが徐々にテクニカルになってドラムも叩きまくって。終盤ではオルガンリフをバックに叩きまくりのドラムソロが。途中でオルガンも止まって菅沼ソロコーナーに。まずはディジュリドゥを吹きながらドラムを叩きまくって。ソロが終わると菅沼さん立ち上がって歓声に応えて一礼。そして再びハイテンポのリズムを叩いてオルガンもはいってテクニカルにFin。「ドラムス、菅沼孝三!」「オルガン、大高清美!」ってお互い紹介しあって「assureでした!」って。
 ドラムとオルガンだけなのに凄い音圧・凄い手数・凄い迫力ですね。めっちゃ見ごたえ聴きごたえあります。本編は60分くらいかな?すっかり見入ってしまってあっという間でしたね。ドラムソロもっと見たーい!オルガンソロもっと見たーい!って、物足りない感も。
 で、このあとにSpecial Contentsが収録されています。物足りなかったドラムソロのロングバージョンがたっぷりと。続いてDeleted Scenes。爆笑MCがたっぷりと。それとKozo-KaikakuのNGも。次は本番5日前のリハの映像。テンポの確認やエンディングの確認などなど。続いて2日前の映像。リハ後のお2人のトークが。次はOff Shots。本番数時間前の爆笑スチール写真撮影シーン。本番2時間前の楽屋でのディジュリドゥソロのリハ、本番1時間前の楽屋での漫才シーン、そしてサウンドチェックです。最後にOmakeですが、この内容は書かないでおきます。
 これはもう絶対にライブ観に行きたいっす。すっごい面白そうだし、すっごい演奏が楽しめそうだし。機会があればいつかきっと!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。