《解説編》意味がわかると怖い話２３３５ 「子供の頃の遊び」

昔、虫を捕まえてやってた


『お尻にロケット花火を刺したり、

口にカンシャク玉詰め込んで、地面に叩きつけたり、

沸騰させた熱湯をかけたり、

生きたまま画鋲刺したり、

頭と胴体切り離したり。 』

このような事を現代の子供は「人を捕まえて」やっている、
語り手の目の前で。

『身動き一つ出来ず』
身動き出来ないよう拘束されている語り手が次のターゲット。

夕暮れ刻の奈良公園にて

夕暮れ刻の奈良国立博物館と、
お尻を向けて草をむしゃむしゃ食べる鹿さん達、いや神様たち。

意味がわかると怖い話２３３５ 「子供の頃の遊び」

子供の頃って、何して遊んでた？

よく、虫を捕まえて来てこんなことしなかった？



お尻にロケット花火を刺したり、

口にカンシャク玉詰め込んで、地面に叩きつけたり、

沸騰させた熱湯をかけたり、

生きたまま画鋲刺したり、

頭と胴体切り離したり。



ね、やったことあるでしょ？






身動き一つ出来ず、目の前の光景を目にしていると、彼は笑いながら俺へと近付いて来た。