「な~、自分どっから来たん」
と言ってたら、ひとりごとじゃないです。
自分自身がいったい何処から来たか判らなくなった、
記憶喪失の方でもありません。
勿論、難しい哲学を論じている訳でも
人類の祖先を探る生物学者でもありません。
軍人がよく使う「自分は」
の「I」ではなく
大阪人が言う「自分」
とは「You」
つまり貴方の事です。
その発言者は貴方に対して
「さて、貴方はどちらから来られたんですか?」
と質問をしている訳です。
「家から」
と答えると
「わかっとるわ」とつっこんだ後に
「どこの県からきゃはったん?」
と再度質問して来るので
(「きゃはったん?」は「来られたのですか?」の関西弁)
後は、もうひとボケするか、
ストレートに答えるか、は御自由に。
但し、お気を付けて頂きたいのは
第2回でも警告しました
「おのれ」と発していた場合です。
こちらも同じく、貴方の事です。
「おのれ、誰にモノぬかしてけつかんねん」
と言ってるのに対して、
『なんか、この人勝手に喋ってるよ~』
と無視してたら、胸ぐら掴まれ
「ワレにきいとんじゃー!」
と今度は「ワレ」と来ますんで
くれぐれもご注意下さい。
若し
「おんどれ~」
と喋ってる人がいたら、、、
逃げて下さい!