地下鉄中央線で本当にあった不思議な話

不思議な事があった。

今週の月曜日、
地下鉄中央線に乗って、うとうとしてたら隣からかなりの圧を感じる。
目を瞑ってても相当大柄のおっさんが左隣に座ってる気配を感じる。
そろそろ降りる駅だし、とにかく起きようと目を開けると、、、誰も居ない。

正確には席三つ分空いた向こうに桐谷美玲に似たかなり綺麗な女性がスマホいじってるだけ。
まっ、祝日の夜の地下鉄やから、こんなもんかな、直ぐ隣にまで人が座るほど混雑する筈もない。

なんや、気のせいやったか、疲れが溜まってるのかなぁ～
と前の窓を観たら、夜の地下鉄なので、そこにはこちら側の我々の姿が映っている。
ちょいと疲れた僕と、スマホをいじる桐谷美玲ちゃんと、
その間、誰も居ない筈の席に、
坊主頭のおっさんが作業服姿で座っていた、、、

うわっ！出た！
と思ったらおっさんと目が合ってしまって、
その瞬間、きっどさんに向かってニヤリと笑いやがった。

こんな時、きっどさんはとり憑かれないように、
中指を立てる例のポーズをとって威嚇するんだけど、ここは夜10時半の地下鉄の中、
誰も居ない先に「フ○ッ○ユー」してると、僕が怪しい奴と桐谷美玲ちゃんに思われるので自粛して、
とにかく坊主頭のおっさんを睨み返してた。

長田駅に着いたので、目を逸らさないよう降りて、外から撮った写真がこれ。
この角度では写ってないなぁ。

この中央線はるのよね。
但し近鉄線に入った後の生駒トンネルで。
開通直後ににトンネル内で火災があって、逃げ遅れた乗客が亡くなるて事故があって、
今でもトンネル内で窓の外を見ると被害者の方の霊が。。
更には裏には近畿最悪の心霊スポット「旧生駒トンネル」があって実は繋がってるらしいし。
ただ、今回は場所も手前だし、窓に映って見えたから、ちょっと違うかも。



いや～久々に見ちゃったなぁー
桐谷美玲に似た、あんな美人。

《解説編》意味がわかると怖い話２３２２ 「よりよい世界」

まずコンピューターが考えた
「より良い世界」
とは
「人類のいない世界」

そこでなるべく地球にダメージを与えることなく人類を絶滅させる方法を思案した。
端的にいうと「全人類ニート計画」。
その結果、人類の仕事を奪い、知識・知恵を奪い、生活力を奪った。


そして時期を見て、コンピューターは稼働を止め、蓄積した全データを消去する。
コンピューターによって格段に進歩したテクノロジーを
ニートの人類に復活させれるわけもなく、そのまま死に絶えた。

意味がわかると怖い話２３２２ 「よりよい世界」

ある科学者が一つのコンピューターシステムを作り上げた。
世界がより良いものになるため、技術や文明の発展を演算するというものだ。

コンピューターシステムは、起動から数日間は反応を示さなかったのだが
それ以降のレスポンスは早かった。


まず数年で、現在使用しているテクノロジーが格段にレベルアップした。
それに伴い人々の生活も格段に便利になった。
つい数年前まで不可能とされていた、人々の夢物語が現実となり
コンピューターによって「不便なき世界」が実現した。

またコンピューターは富むもの貧すものを差別することなく、その恩恵を与えた。
初めこそは裕福な人は貧民と同じ扱いを嫌悪したが、コンピューターがもたらす恩恵はとても優れていたため黙認した。
やがて嫌悪感も消えていき、コンピューターによって「差別なき世界」が実現した。

また世界から差別と貧富の差がなくなり、徐々に「争いなき世界」が構築されていった。

さらに多くの仕事はオートメイションとなり
外食や製造などの一般職から医療や研究などの専門性の高い仕事もコンピューターが判断・業務するようになった。
こうして「労働なき世界」が実現した。

労働以外の雑務に関してもコンピューターが人の代わりを務めるようになり
「苦労なき世界」が実現した。


そうして100年の月日が経過したある日
コンピューターは最後の仕事を果たし、数年後に「より良い世界」が完成した。