触れるまでもなく 先のことが 見えてしまうなんて
そんなつまらない恋を 随分 続けてきたね
胸の痛み 直さないで 別の傷で隠すけど
簡単に ばれてしまう どこからか 流れてしまう
手を繋ぐくらいでいい 並んで歩くくらいでいい
それすら危ういから 大切な人は 友達ぐらいでいい
寄り掛からなけりゃ側にいれたの? 気にしていなければ
離れたけれど 今更 無理だと気づく
笑われて 馬鹿にされて それでも 憎めないなんて
自分だけ責めるなんて いつまでも情けないね
手を繋ぐくらいでいい 並んで歩くくらいでいい
それすら危ういから 大切な 人が見えていれば上出来
忘れた頃にもう一度 会えたら 仲良くしてね
手を繋ぐくらいでいい 並んで歩くくらいでいい
それすら危ういから 大切な 人が見えていれば上出来
手を繋ぐくらいでいい 並んで歩くくらいでいい
それすら危ういから大切な人は友達くらいでいい
友達くらいが 丁度 いい
中村中という女性シンガーの一曲です。
最初、「TAXIの現代版か?」とか
「淡い初恋の歌か?」と思っていました。
もうご存知の方も多いと思いますが、この中村中、
彼女の戸籍上の性別は「男性」だったのです。
それすら危ういから大切な人は友達くらいでいい
この曲の意味合いは全く違ってきました。
「性同一性障害」
数年前に上戸彩が金八先生で演じていたのを見ていた位で
私はこの事について語るだけの知識を持ち得ていません。
正直、ニューハーフの方との違いも判らない。
ただ、この曲が筆者の心を揺さぶる事だけは確か。
機会があれば貴方も是非一度聴いてみて欲しい。