《解説編》意味がわかると怖い話２３２３ 「ハッピーエンド」

ハッピーなエンディングではなく、

ハッピーが終わる物語。

語り手はだけどあくまで小説の登場人 物なので作者が書くようにしかならない。

語り手がいるのは物語なので、終わってしまえば何も出来ない。
立て直すことはもちろん、立ち直ることもできまない。
やっと掴んだ幸せが壊されたまま、悲しみか、絶望か、虚無感か、そのまま物語は終わる。

２０１６ノーベル文学賞はボブ・ディラン！村上春樹は今年も逃す

たぶんそう言ってた。
残念な英語力のきっどさんでもそれくらいは聞き取れた。

なら「さだまさし」が先やろ～？

しっかしボブ・ディランは下馬評にも上ってなかったよなあ。
ブックメーカーのオッズでもケニアの作家と村上春樹が１、２を争っていたし。

自然科学系と違って、平和賞や文学賞は、予想に上がったら選定委員が嫌がるのかも？
今年は波瑠、黒木華、週刊文春と「春」の一年、
その締め括りは村上「春」樹やと確信していたんだけどな～
ひょっとしてあべのハルカスが一気に世界イチのビルディングに成り上がるとか？？

♪君とよく～この店に～きたもんだ～
　時は流れた～

意味がわかると怖い話２３２３ 「ハッピーエンド」

俺は今、２次元空間にいる。ここは楽でいい。作者はハッピーエンドにするつもりらしいから、俺はただ書かれるままに動く。



だけど、仲間ができて、愛する人ができて、やっとの思いで結ばれたのに…、気付いてしまった。


そんな！やめてくれ！
そんな、待って…
ハッピー エンド なんて…


俺はハッピー エンドに抵抗することもできずに、物語は終えられた。