三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

ピアノの詩人

2010年03月02日 | 2010年
若手ピアニストの関野直樹さんのリサイタルを
聴きにいってきました。

関野さんは日大芸術学部音楽学科を首席で卒業し
2001年からハンガリー国立リスト音楽院で
研鑚を積んできました。

現在はブダペストに拠点を置きながら
ヨーロッパや日本で演奏活動をしています。
リスト生誕の地であるオーストリア・ライディングの演奏会では
「リストの再来」と高く評価されたそうです。

私は10年以上も前から
何度も演奏会に足をはこんでいます。

これまでの演奏会では、
リストの超絶技巧の曲が多かったのですが、
今日のプログラムは
生誕200年で話題のショパンの美しい曲が並びました。

ノクターン 遺作嬰ハ短調/変ホ長調op.9-2
ポロネーズ 変イ長調op.53「英雄」
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調op.22
練習曲ホ長調op.10-3「別れの曲」/ハ短調op.10-12「革命」

こんなラインアップです。
もちろんリストの曲もありました。
特に最後の「死の舞踏―“怒りの日”によるパラフレーズ」は
とても豊かな表現で素晴らしい演奏でした。

アンコールはもう一度、ショパンの
「ノクターン 遺作嬰ハ短調/変ホ長調op.9-2」でした。

関野さんが好きな曲だそうですが、
私もとても気に入っています。

胸に染み入るピアノの音に、
深く心を揺さぶられました。

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 三ッ谷 洋子
 株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
 法政大学スポーツ健康学部教授
 スポーツビジネスコンサルタント
 スポーツビジネスプロデューサー
 地域づくりアドバイザー
 WSFジャパン(女性スポーツ財団日本支部)代表
コメント
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