三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

■察知力 中村俊輔〔著〕

2008年06月30日 | 2008年
昨日の朝日新聞読書欄に、こんな本が紹介されていました。
表紙の写真も載っています。
新書版で、タイトルと著者名だけの地味な装丁。

「ナカムラシュンスケ」なんて、同姓同名の人かしら。
「察知力」という言葉も初めて目にします。
さて、どんな内容の本なんでしょうか。

 本書でこれまでのサッカー人生を振り返った著者の頭に浮かぶのは
 成功ではなく、失敗や迷いの体験がほとんど。

表紙にはサッカーの「サ」の文字もなければ
左足の華麗なシュートシーンの写真もありません。
それでも、確かにサッカー・中村俊輔選手の著書です。

 自分がいま何をすべきかを知る力―それば察知力だ。
 足が遅い。だからこそ、状況を察知して早く動き出す。

なるほどね、「察知力」ですか。
読者は4割が女性で、サッカーファンのほかビジネスマンも多いようです。

これで思い出したのが、マーク・マコーマックの著書。
スポーツマネジメントの先駆けとなったIMG創設者の彼は
何冊か著書を出しています。

「ハーバードでは教えてくれない実践経営学」
「マンビジネス」 

いずれも「スポーツ」の言葉は入っていません。
中はスポーツビジネスの事例のオンパレードなのに
なぜタイトルに「スポーツ」を入れないのか―。

私なりに考えた結論は、「スポーツ」とつけることで、
読者の幅を狭めてしまう、ということです。
世の中、スポーツ好きの人ばかりとは限りません。
そんな人にも読んで欲しい、ということなのだと思います。

スポーツの世界の話や体験が書かれていても、
他の世界に共通することが少なくありません。
それを、スポーツ好きでない人にもアピールするために
あえて「スポーツ」という言葉を入れなかった・・・。

ちなみに、シュンスケくんの著書の売れ行きは素晴らしく、
すでに6刷13万部に達しています。

写真集でもサッカー本でもないこの本に、
サッカー選手に対する新たな社会的評価が
加わることになるでしょう。

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 ◆◇◆スポーツ21・マーケティング研究会 第198回実戦ゼミ◆◇◆
   「2016東京オリンピック招致活動
           ―『候補地東京』決定の裏舞台と今後の取組」
  ◇ゲストスピーカー:
    河野一郎氏(NPO法人東京オリンピック招致委員会事務総長)
  ◇会場:アーリーズ・テラス(外苑前)               
  ◇日時:2008年7月11日(金)12:00~14:00
  ◇申込締切:7月9日(水)           
   ※この研究会は、企業・団体を対象にした会員制セミナーです。
    オブザーバーの参加も可能です。
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株式会社スポーツ21エンタープライズ】 
  代表取締役 三ッ谷洋子
  スポーツビジネスコンサルタント
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オリンピック情報戦略

2008年06月27日 | 2008年
ここ2日間で、睡眠時間が3時間。
なかなかハードな状況です。
世間では定年退職の年齢で、徹夜ができる体力が少し自慢です!?
仕上げる予定の仕事は、週末を使って完成させることにしました。

さて、せっかくブログを読んでくださった方に、話題を一つ。
国立スポーツ科学センターでは、
「スポーツ・インテリジェンス&ネットワークアカデミー」と称した
中期研修を行なうことになりました。

研修期間は8月4日から25日まで3週間。
北京オリンピックに出場する日本代表選手団への情報支援を行い、
大会後の日本の国際競技力向上方策や戦略を
企画立案・策定するために必要な各種情報を収集・分析・提供することを
目指します。

対象は、地域スポーツセンター/医・科学センターに所属して
情報関連業務に従事しているスタッフのほか、
体育・スポーツ関連大学院で競技力向上のための情報戦略を
研究対象としている大学院生とあります。

とても興味深い内容です。
私は対象に該当しませんが、
できることなら参加したいくらいです。

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まだ仕事中です

2008年06月26日 | 2008年
徹夜で続けている仕事が、まだ続いて2日目の夜です。
先ほどまでエクセルでグラフを作っていたのですが、
なかなか頑固で、ワードに貼り付けると暴れだして(?)
言うことを聞いてもらうまで1時間もかかりました。

締め切りは明日の午後9時。
でも、明日は午後からは
「日本のサッカー文化を育てる会」があって時間が取れません。
またまた徹夜しかない・・・?

今日は、午前10時から
「国立霞ヶ丘競技場の在り方に関する調査研究協力者会議」。
確か前回の会議の日も雨でした。
この会議はマスコミには公開されていますが、
途中、公開できない案件があり、非公開にしたりしていました。

それにしても、都心の絶好の位置にある国立競技場ですが、
建築規制の網が4つもかけられています。

第2種中高層住居専用地域
第1種文教地区
第2種風致地区
20m第2種高度地区

さらに明治公園の一角にあるということで、
都市公園のエリアとなっています。
大型スポーツ施設のあるところは、
都市公園にある場合が多いですね。
何かと制限があります。

NHKは代々木公園エリアにあるのですが、
何故か商業施設として認可が下りているという話です。
「何故か」知りたいのですが、誰も分からないようです。

そういうケースは、政治の力が働いている--というのが
私の勝手な見方です。

さて、そろそろ寝ようかしらん。
でもまだ仕事が・・・。

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仕事中です

2008年06月25日 | 2008年
毎日ブログを読んでくださっている皆さんへ。

今日は申し訳ありませんが、仕事が終わらず
ブログを書く時間がありません。

明日の夜になれば、時間が取れるはず。
少々お待ちください。

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6月24日の新聞から

2008年06月24日 | 2008年
今日のJリーグの理事会は、いつもより30分ほど長引きました。
我那覇選手の問題でイメージダウンしたJリーグですが、
災い転じて福となるよう、
よい方向が見いだせればと思っています。

さて、連日スクラップをしていると、
バラエティーに富んだ記事がいくつもある日と、
似たような記事ばかりの日があることに気付きます。

私の好みは、スポーツ面でないところに取り上げられたスポーツ関連記事です。
今日は、そんな記事がいくつかありました。

◆あめりかノート「五輪は中国の悪夢となるか」(産経新聞)
  ワシントン駐在編集特別委員 古森義久
  
  古森さんは長くワシントンに駐在している記者です。
  ワシントンでは、中国の「負の部分」を批判する集会があちこちで
  頻繁に開催されている、という内容です。
  北京オリンピックに向けて、米国での中国を巡る政治的な動きも、
  注意して見ておく必要があるようです。

◆英サッカーのウィンブルドン現象(日経産業新聞)  
  開催中のサッカー欧州選手権(EURO 2008)に、
  サッカーの母国・イングランドが出ていません。 
  
  外国人ばかりが勝つするウィンブルドン選手権、
  外資が幅を利かせる金融街・シティと同様、
  サッカーの大会で自国選手の活躍が見られず、
  英国人はチョット寂しく感じているようです。


◆プールでカヤック(日経産業新聞)
  フィットネスクラブのプールを使った新しいプログラムとして
  カヤックを導入するクラブが出てきたそうです。  
  水泳より楽しそう・・・。

◆追悼抄 元日本サッカー協会会長 長沼健さん(読売新聞夕刊)
 世界へ導いた名指揮官

  多くの新聞が先日、亡くなった長沼さんの評伝を掲載していますが、
  いずれも温厚な人柄と、日本サッカーを世界の舞台に乗せた実績を
  高く評価しています。

  生前は、時に批判的な記事があったように思いますが、
  亡くなってからの記事は、私が予想していた以上に
  実績を高く評価しているので、驚いています。

  棺の蓋を閉じて、初めてその人の評価が定まるといわれますが、
  まさにそうなのかと、長沼さんを思い出しながら考えています。

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発行が遅れています

2008年06月23日 | 2008年
今日はオリンピックデー。
1年がかりでまとめた日本スポーツマンクラブ会報特別号「スポーツマンイズム」は
当初はこの日の発行を目処にしていたのですが、遅れています。

何に手間取っているかといえば、
最も泣かされたのが巻末の名簿。
東京オリンピックの翌年、昭和40年にできた組織ですが、
これまでの全ての会員名を入れています。

退会者もいれば、亡くなった方もいます。
それでも、一度はクラブ会員として籍を置いていただいたわけですから、
感謝の意味もあって入れることになりました。

一覧の名前を数えたら、1200人余。
重複している人、抜けている人を確認したあと、漢字のチェック。
日本語は実に大変です。

「斉藤」か「斎藤」か「齋藤」か。
「渡辺」か「渡邊」か。
同じ人でも、時代によって異なっているので、
どちらを採用するかに悩みます。

こちらにとっては1200分の1でも、
それぞれが1人として人格を持っているのですから、
おろそかにはできません。

7月初旬には発行したいと思っています。

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スポーツ団体に向けられる視線

2008年06月20日 | 2008年
日本相撲協会に日本バスケットボール協会。
ともに社会の常識からかけ離れた対応で、
何度もマスコミを賑わせていますね。

特に選手に気の毒だと思うのが、日本バスケットボール協会。
評議員会が何度も流れ、会長候補があれこれ取り沙汰され、
それでもまだ決着がついていません。

北京オリンピックの出場権を争った日本女子代表チームは
もう一歩のところで涙をのみました。
長期に渡って混乱を続ける日本協会の責任は重大です。

対応が注目されるスポーツ団体といえば、
Jリーグもその中に入っているようです。

我那覇選手のドーピング問題に対して、
スポーツ仲介裁判所(CAS)は、
Jリーグが我那覇選手に課した制裁処分を
取り消すべきだとの裁定を下しました。

我那覇選手の資格停止処分はすぐに取り消されましたが、
その他の対応が、今ひとつスッキリしていないように見えるからです。
知人から「Jリーグもついに相撲協会と同じになったね」といわれ
ガックリきました。

でも、もしかすると外部からは同じよう見えるのかも知れません。
相撲協会と違うのは、私のような外部の有識者が理事会にいることです。

来週火曜日はJリーグの理事会。
私なりの考え方を述べるつもりです。
Jリーグが社会の常識から外れていかないように。

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人生の転機?

2008年06月19日 | 2008年
昨日はブログをお休みしてしまいましたので、
今日は仕事に取りかかる前に、アップすることにしました。

昨夜の話です。
日本橋で大学時代の会食があるので、
会場のレストランに向かって地下道を歩いていると、
向こうから歩いてくる30代くらいの女性と目が合いました。

「あっ、ちょっと失礼します」
「何でしょう?」
「今のあなたは、とても素晴らしいところにいらっしゃいますね」
「?(ここは地下道ですが・・・)」

「周りの方が皆、応援してくれています。
9年前にもこのようなことがありましたが、
今はそれ以来の転機を迎えていらっしゃいます」

「・・・9年前?・・(何をしていたかな・・・?)」

「ご先祖様も皆おりてきて応援してくださっていますよ」
「そうなんですか・・・(悪い気持ちはしないけれど、何のこと・・・?)」

そういえば、1ヵ月ほど前にも同じようなことがありました。
新宿駅から都庁に向かっていたときです。
向こうから歩いてきた若い女性に声をかけられました。

「貴女の額からは素晴らしい光が出ています」
「?」
「こんなに素晴らしい光を出している方がいらっしゃるなんて・・・」(感激した様子)
「?・・・(私はお釈迦さまではありません)」

通り過ぎようとすると
「貴女は3度目の人生の転機を迎えていらっしゃいます。
それにしても、貴女のように素晴らしい光が出ている人は本当に珍しいです。
ちょっと手を見せていただけますか?」

「いいですよ。(減るわけではないし)」
「・・・はあ、やっぱり・・・この縦の線は滅多にないものですよ。
初めてこのような手相を見ました。
こんなにキレイにでているなんて・・・」(またまた感激した様子)

「(私には、生命線が乱れているように見えるけど・・・)」
「最近、何か人生の転機になるようなことはありませんか?」
「・・・何のことでしょうか・・・ちょっと急ぎますのでこれで・・・」

「そうですか。これ、無料でやっていますので、
お時間がありましたら是非いらしてください」
といって渡された葉書。
見ると「手相無料相談」ありました。

私はよくこのような女性に声をかけられますが、
今回ばかりは、立て続けに同じことを言われました。

人生の転機。それも素晴らしい方向に向かっていると・・・。
近いうちにブログでそのご報告ができるかも知れません・・・。

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健全な若者

2008年06月17日 | 2008年
最近の若者は、車を買わなくなったそうですね。
自動車メーカーは海外で売上を伸ばしているものの、
国内ではトンと売れていません。

その理由が若者の車離れ。
業界としては深刻な問題かも知れませんが、
地球全体の環境を考えたら、
とてもいい傾向なのではないでしょうか。

最近の若者は、お酒をあまり飲まないのだそうです。
“若気の至り”で、飲みつぶれてしまうようなことはあまりないようです。
健康にもいいですよね、お酒をほどほどに飲むのは。

最近の若者は、せっかく大手企業に就職しても、
給料の低いNPO組織などに転職する人が少なくないと聞きました。
「人生で大切なのはお金ではなく、やりがいのある仕事」ということでしょうか。
立派な精神の持ち主だと思います。

あとは、自分なりの人生の目標を持ち、社会性を身につけて、
他人としっかりコミュニケーションがとれれば問題ありません。

モノにとらわれない、肩書きにこだわらない健全な生き方。
応援したいと思います。

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大阪府立体育会館

2008年06月16日 | 2008年
宮崎県の東国原知事に続き、
テレビの世界から誕生して注目されている大阪府の橋下知事。
私はテレビをあまり見ないので知事選に登場する前の橋下さんを知りません。

巨大赤字を解消すべく、様々な改革案が出していますが、
その一つが府立体育会館の売却。
ここは大相撲春場所の会場として有名です。

実はこの体育会館は、公共スポーツ施設として唯一、黒字経営をしている施設です。
2000年に調べた際の状況ですが、
スポーツ施設はどこも経営に四苦八苦しているのが現状ですから、
今でもそれは変わっていないと思います。

以前、視察して、大相撲会場としてのバックヤードの充実ぶりに
大いに感心させられたこと覚えています。
最寄駅から徒歩5分というアクセスの良さもあり、
他のスポーツ利用者からも、高い評価を得ていました。

それを売却するというので心配していたところ、
売却見送りという記事を読みました。
現状はどうなのかとホームページを見てみました。

「歴史を刻む スポーツ・文化がここにある」
体育会館の外観の写真の横に、こんなキャッチコピー。
スポーツ施設でも重要なキーワードである「歴史」と「文化」という言葉を見つけ、
ちょっと嬉しくなりました。

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慌しい日々

2008年06月13日 | 2008年
あっという間に一週間が過ぎてしまいました。
週の最後の一日は、お昼ゴハンを取る間もない慌しさ。

午後に予定されている社団法人スポーツ産業団体連合会理事会で
議事終了後に20分ほど話をすることになり、そのための資料作り。

出かける時間ギリギリにプリントアウトを終了し、大急ぎで理事会へ。
私は地域振興スポーツ部会長として、事業報告もしなければなりません。
資料どおりに読むのが苦手の私ですが、どうにか読み通して無事終了。

さて、私の話は、昨年度の調査研究事業報告です。
「スポーツ産業による子どものスポーツ人口拡大に関する調査研究」というタイトル。
今日は時間がないので、その中からアンケート調査結果をかいつまんで話しました。
大急ぎでまとめた割に、「とてもわかりやすくてよかった」との評価で、ヤレヤレ。

続いて、総会、懇親会と続きます。
お昼ゴハン代わりに(?)ウーロン茶を飲みながら何人かと話をしていたら、
次の予定を入れた時間になってしまい、
私には珍しくタクシーを拾って、次の場所へ。

50分ほど話をして、次は銀座の薬膳料理のレストラン。
各界で活躍する女性が10人ほどが集まって会食。
普段は男性に混じって気張って仕事をしている私には、
心置きなく話ができる場でした。

明日は番外で、また午後から打ち合わせ。
来週末こそゆっくり休みたいと思っています。

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JFA「こころのプロジェクト」

2008年06月12日 | 2008年
朝10時半、世田谷区立二子玉川小学校に集合。
JFA(日本サッカー協会)こころのプロジェクトが実施する
「夢の教室」視察のためです。

当社が主催する「マーケティング研究会第197回実戦ゼミ」
今回のテーマは「子ども支援に取り組むJFA『こころのプロジェクト』とは」です。
JFAが、希望する小学校に「夢先生」を派遣して「夢の教室」を行ないます。

対象は小学校5、6年生。
時間はサッカーと同じく90分です。
前半の35分が「ゲームの時間」、後半の55分が「トークの時間」となっています。

今日の夢先生は、サッカーコーチのトム・バイヤーさん。
体育館でボールを使った「チームワークゲーム」などで体を動かし、緊張をほぐします。
後半は着替えをして、教室で先生のトーク。

先生は、自らの人生を「夢曲線」を使って話します。
小さい頃の夢を実現するまでの失敗や挫折を谷間の曲線で示しながら、
どのように立ち直って夢の実現のために努力してきたかを語ります。

現在47歳のバイヤーさんはニューヨークに生まれ、
かつての北米サッカーリーグ「タンパベイ・ローディーズ」の選手として活躍し、
リーグ消滅後に来日して日本リーグの「日立」に所属しました。

何度かの挫折を経験しながらも、
日本でネスレをスポンサーにサッカーの指導を続け
1997年にはアディダスインターナショナルから、
毎年世界で2人しか受賞できない「ゴールデンブーツ賞」を受賞しました。

ここで黒いバッグから取り出したのは、
金色に輝くサッカーシューズ型トロフィー。
生徒たちばかりでなく、「夢の教室」を見学していたお母さん方や
実戦ゼミの参加者からも一斉に感嘆の声があがりました。

「夢の教室」を実施するに当たっては、様々な工夫が凝らされています。
1回の教室は、クラス単位。
同じ学年に何クラスもある場合は、
日にちを改めても全てのクラスで実施します。

最後に、子どもたちは配布された「夢シート」に自分の夢を書きます。
そこには2つの質問が書いてあります。

①僕は、私は______になって、______をしたい。
②その夢をかなえるために努力することを書いてください。

単に何になりたいかを聞くのでなく、それで何をするのか。
またそうなるためにどのような努力をするのか。
そこまで考えさせるプログラムの内容に感心しました。

「夢の教室」は「夢先生」を派遣するだけでなく、
生徒からの感想を分析したり、関係者の感想なども聞いて、
常に内容を見直しているそうです。

昨年度は1道1都18県で計247回実施。
今年度は47都道府県で400回を予定しているとのことです。
「夢先生」は現在、154人。
元選手だけでなく、現役もいます。
5分の1はサッカー以外の選手です。

スタッフ7人、予算1億円。
「さすが日本サッカー協会!」ではありますが、
いくらお金があっても、高い志と理念がなければできないことです。

今日の「夢の教室」の子どもたちは、とても楽しそうでした。
小学校5、6年生のお子さん、お孫さんの学校で一度、いかがですか?

JFAこころのプロジェクトホームページはこちらです。

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建前民主主義

2008年06月11日 | 2008年
5月、6月と、委員や理事、評議員をしている団体の会議が続いています。
私は、こうした会議に対して、以前からこう考えています。
「会議で黙って座っているだけなら、家で寝ていたほうがマシ」

平日であれば、寝るわけにもいきませんから、
「会社で仕事をしていたほうがマシ」ということです。
こうした組織の役員は基本的にはボランティアですから、
会議に出るより、仕事をしたいというのが本音です。

それでも都合がつけば出席するようにしているのは、
自分が仕事のフィールドとしているスポーツ界・業界がもっと
よくなってくれれば、と思うからです。

そのためには、質問したり意見を述べたりすることが必要ですが、
大きな団体の上部に位置する会議ほど、そのような雰囲気はありません。
議長も事務局も、全て台本を読むだけ。
出席者は「異議なし!」と唱和するのが仕事です。

そんな暗黙の了解で進行している会議で、
突然、私が「質問!」といったりすると、
一瞬、部屋全体が凍りつくような雰囲気に包まれます。
総会屋のように思われているのかも知れません。

それでも、私は自分自身に対して、会議に出席する意味づけをするために、
まずは質問をします。
それがキッカケで意見のやり取りがあると、
予定していた議事進行が遅れ、その後のスケジュールも乱れます。

「予定通りの時間に議事を終了するか」
「時間がオーバーしても、議論を受け入れるべきか」
どちらが意味のあることなのか、明白なはずですが、
熱心な議論になるケースは、滅多にありません。

日本は民主主義国家だそうですが、
それが建前だけということを実感しています。
もう少し、皆で意見を出し合って議論してみませんか?
現状で全く問題ない組織ということは、あり得ないのですから。

追記:本日、出席した「国体改革プロジェクト」は、
いつも活発な意見が飛び交う数少ない会議の一つです。

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 ◆◇◆スポーツ21・マーケティング研究会 第197回実戦ゼミ◆◇◆
  「子ども支援に取り組むJFA『こころのプロジェクト』とは」
   東京都世田谷区立二子玉川小学校視察
  ◇ゲストスピーカー:手嶋秀人氏
   (日本サッカー協会広報部長/「こころのプロジェクト」推進室長)      
  ◇日時:2008年6月12日(木)10:30~14:00
  ◇申込締切:6月9日(月)           
   ※この研究会は、企業・団体を対象にした会員制セミナーです。
    オブザーバーの参加も可能です。
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株式会社スポーツ21エンタープライズ】 
  代表取締役 三ッ谷洋子
  スポーツビジネスコンサルタント
  スポーツビジネスプロデューサー
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北の国のまちづくりとは

2008年06月10日 | 2008年
「シャッター通り商店街」という商店街をご存知ですか。
郊外に大型ショッピングモールができたりして
シャッターが閉じたままの店が並ぶ商店街のことです。

地方都市でよく目にする光景と聞いていますが、
先週末に訪れた北海道・留辺蘂町の商店街が、まさにそうでした。

留辺蘂町は2年前に北見市と合併しました。
北見市のサイトを見ると、
今年から「まちづくり協議会」がスタートしています。

目下の観光の目玉は「世界一の鳩時計・果夢林(かむりん)」のようですが、
魅力的な街で重要なのは、ハード以上にソフトでしょう。

緑豊かな街は、一体どんなまちを目指すのでしょうか。
ちょっと気になるところです。

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温泉と毛蟹

2008年06月09日 | 2008年
先週の金曜日は、お休みしてしまい失礼しました。
出張先にパソコンを持参したのですが、
生憎、インターネットの接続ができませんでした。

滞在していたのは、北海道の留辺蘂(るべしべ)です。
最寄の空港は女満別。
ここから車で1時間のところにあります。

空港前のバス停から、「網走行き」が出ていました。
運賃を見ると800円。
ということで、留辺蘂の位置は大体おわかりかと思います。

地方に出かけたときは、
まずはインターネットに接続できるかどうかを確認します。
緑に囲まれた落ち着いた佇まいのホテルの10階。
道東の温根湯(おんねゆ)温泉です。

いくら仕事とはいえ温泉地のホテルで、
インターネットの接続端子を探している私は、ちょっと野暮。
いつもブログを読んでいただいている方には
更新されていないままで申し訳ないと思いつつ、
フロントに下りていって聞いてみました。

「ホテルのパソコンは置いてないのですか?」
和服姿の女性従業員は困惑した表情で
「申し訳ありませんが・・ありません」

というわけで、お休みしてしまいました。
せっかくの北海道なのに、1泊で戻ってきてしまい、
また東京での慌しい生活。

それでも温泉につかり、本場の毛蟹を堪能し、
贅沢な出張で英気を養うこともできました。

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