三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

この1年は・・・

2007年12月28日 | 2007年
カレンダーどおりにブログを書こうと思っているのですが、なかなか難しいですね。
風邪を引いたわけでもないのに、テーマが見つからずにちょっとサボりました。
年末です。今年のことでも振り返りましょうか。

Jリーグでは、浦和レッズがアジア王者として存在感を示しました。
さらに1試合平均、4万6千人以上を集める圧倒的な動員力は、世界のトップクラスです。
「ダサイタマ」と呼ばれていた埼玉に生まれた、最高級ブランドです。

鹿島アントラーズは、初代王者としての貫禄を見せました。
Jクラブと地域振興について講演をした時に取り上げた事例が
鹿島の町を活性化させたアントラーズです。

5年間もタイトルから遠ざかっていたので、
「そんなチームもあったっけ」などと思われないかと心配していたのですが、
ちょうどその直前にリーグ優勝を果たし、話の内容にも説得力が出ました。

嬉しかった経験の一つは、Jリーグ役員欧州視察で訪れたグラスゴーで、
中村俊輔選手が地元のサポーターにとても愛されているのを実感できたことです。
セルティックの試合の後、スタジアムから出てきた私たちに
彼らが手を振って「ナカ」「ナカムラ」と、嬉しそうに声をかけてくれました。

クラブのディレクターはこう評していました。
「中村選手は選手としてはもちろん、人間的に素晴らしい」。
Jリーグの一員として、日本人としてこれほど誇らしいことはありません。

プライベートでの大きな出来事は、
叔父の作家・久生十蘭(ひさおじゅうらん)の「従軍日記」を
講談社から出版できたことです。

没後50年という節目の年に間に合わせることができ感無量です。
昭和18年に記者として従軍した時に書かれた日記を私が見つけたものですが、
現代の私たちが読んでも違和感のない内容で、読物として面白いだけでなく、
資料としても高く評価されています。

「何か面白い本はないか」と手持ち無沙汰の方にはお勧めします。
“小説の魔術師”と呼ばれた作家らしい記述に引き込まれるはずです。

作家の姪として講演会や故郷の函館にも足を運び、
参加者に驚かれたり、喜ばれたりしました。
通常の仕事とは全く異なる立場には、少々の戸惑いもありました。

ファンが期待しているのは、私のキャリアでも経験でもなく、作家の姪という一点だけ。
喜ばれるのは有り難いと思うものの、自分を否定されるような思いにもとらわれます。

と、いろいろありましたが、まずは健康に1年を過ごせたことを神様に感謝しています。
また、このブログをご愛読してくださった皆様には、心よりお礼を申し上げます。
どうぞよいお年をお迎えください。

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◆◇◆スポーツ21・マーケティング研究会 第192回実戦ゼミ◆◇◆
「5年がかりで育てた“戦略的アイドル” 『オグシオ』誕生の舞台裏」
  ◇ゲストスピーカー 銭谷欽治氏(日本バドミントン協会理事)
  ◇会場:アーリーズテラス                  
  ◇日時:2008年1月9日(水)12:00~14:00          
   ※オブザーバーでのご参加も可能です。 
             
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【株式会社スポーツ21エンタープライズ】 
  代表取締役 三ッ谷洋子
  スポーツビジネスコンサルタント
  スポーツビジネスプロデューサー
  地域づくりアドバイザー
  http://www.sports-21.com 

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有森さんの名刺

2007年12月26日 | 2007年
つい先日、あるパーティーで元マラソン選手の有森裕子さんに会いました。
名刺を渡すと、彼女も笑顔で名刺をくれました。
それも、何枚も。

 特定非営利活動法人 代表理事 有森裕子
 株式会社ライツ 有森裕子
 国連人口基金 親善大使 有森裕子

新聞などでさまざまな活動をしていることは知っていましたが、
今更ながらその幅の広さにビックリ。

「そういえば陸連(日本陸上競技連盟)の理事になられたんですよね」というと
さらに名刺がでてきました。

 財団法人日本陸上競技連盟 理事 有森裕子

私も団体の肩書きは沢山あるので名刺の裏にズラリと並べていますが、
肩書きが異なる名刺を、一人の人からこれだけもらったのは初めて。

「そもそも、この活動がきっかけでパーティーにお声をかけていただいたんですよ」と、
最後の1枚をくれました。

 認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本 副理事長 有森裕子

かつてJOC(日本オリンピック委員会)が管理していた選手の肖像権に対して、
「それは選手自身に所属する権利」と主張して、プロランナー第1号になった有森さん。
分野の壁、国境の壁を軽々と越えて自然体で人と接する姿に、好感を持ちました。

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「5年がかりで育てた“戦略的アイドル” 『オグシオ』誕生の舞台裏」
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空しい会議

2007年12月25日 | 2007年
自治体やスポーツ団体の委員会で、何とかならないかと思うことがよくあります。

<その1:資料をいちいち確認させる>
委員会というと、出席者の机の上には各種資料が置かれます。
会議の最初に、事務局担当者がその資料を一つずつ読み上げることがあります。
当然、出席者はいわれるままに「資料1」「資料2」と確認することになります。
事務局が事前にチェックすれば十分で、時間の無駄ですね。

<その2:説明の内容が分かりにくい>
資料を延々と読み上げ、何が論点なのかがよく分からないのです。
初めて目にする資料を斜め読みし、分かりにくい説明を聞きながら、
何とか質問したり意見を述べるのは至難の業です。

議論が百出して予定時間をオーバーしないようにとの“配慮”なのでしょうか。
今日は往復5時間をかけてこんな会議に出席し、
「むなしい一日」を過ごしました。

とことで、Jリーグの理事会はどうか、と聞きたい人もいるでしょう。
私がこれまで経験した会議の中では、いい方だと思います。
資料は過去の実績が一目で分かるよう、
グラフなどを多用し分かりやすいように工夫され、
事務局の説明も簡潔です。

ただ、私を含め特定の理事の発言に偏り勝ちなので、
もう少し多くの理事が議論に加わったほうがよいと思っています。

Jリーグは、まだまだ発展途上の組織です。
より多くの知恵やアイディアを出しあって一層の向上を目指す姿勢は
失いたくないものです。

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心に染み入る広告

2007年12月21日 | 2007年
スクラップをするつもりでチェックした新聞が山になっています。
整理をしつつ、1カ月前の1面広告が目に止まりました。
11月22日付け日本経済新聞朝刊。
文章で埋まっています。

左上の見出し。

ころんだら、起きればよい。
鬼塚喜八郎「失敗の履歴書」

右下に写真が1枚だけ添えられています。
使い古した一時代前のバスケットシューズ。
そして小さくアシックスのロゴマークと「sound mind,sound body」の文字。

日経新聞に「私の履歴書」という名物コラムがあります。
財界人や文化人の経歴が1ヵ月ほどの長期にわたって紹介されるのですが、
鬼塚さんも以前、取り上げられたことがありました。

この「私の履歴書」をもじって、広告のタイトルを
「失敗の履歴書」としたのではないかと思います。

社会人になって3年目、私利私欲に走る経営者に愛想を尽かした話から始まっています。
出張で鬼塚さんとご一緒したときに、直接うかがったことがあります。

戦後の荒廃した時代、すさんだ青少年を立ち直らせるために
スポーツが役立つと考え、スポーツシューズの製造を手掛けることになります。

肺結核など死に直面する経験を乗り越え、
日本でトップのスポーツ用品メーカーに育て上げました。

この広告によれば、鬼塚さんは「毎年、新入社員を前にして、
古代から現代に引き継がれたスポーツマン精神の5か条を、
いつも高らかに読み上げていた」そうです。

私が所属するスポーツ業界の会合では、いつも張りのある大きな声で
スピーチをされていた様子を思い出しました。

「5条」とは、こんな内容です。
(第1条) スポーツマンは、常にルールを守り、仲間に対して不信な行動をしない。
(第2条) スポーツマンは、礼儀を重んじ、フェアプレーの精神に徹し、
いかなる相手もあなどらず、威張らず、不正を憎み、正々堂々と尋常に勝負する。

(第3条) スポーツマンは、絶えず自己のベストを尽くし、最後まで戦う。
(第4条) スポーツマンは、チーム中の一員として時には犠牲的精神を発揮し、
チームが最高の勝利を得るために戦わなければならない。そこに信頼する良き友を得る。

(第5条) スポーツマンは、常に健康に留意し、絶えず練習の体験を積み重ね、
人間能力の限界を拡大し、いついかなる時でもタイミング良く
全力を発揮する習慣を養うことが必要である。

仕事というフィールドで戦う新入社員に、
“理想とするスポーツマン像”を重ねて叱咤激励した経営者だったようです。

広告の文章は鬼塚語録の最後に、もう1条付け加えています。
(第6条)スポーツマンは、ころんだら、起きればよい。
     失敗しても成功するまでやればよい。

広告掲載日を改めて確認すると、鬼塚さんの「お別れ会」が催された日です。
現経営陣が、「鬼塚さんの志を確かに受け継ぎました」と墓前に誓っているように思えました。
心に染み入る企業広告です。

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祖母からのプレゼント

2007年12月20日 | 2007年
昨日は品川のイタリアンのお店で「打ち上げ」をして遅くなり、
ブログをお休みしてしまい失礼しました。

今日は、エスニックの店で「忘年会」でした。
連日、ブログをお休みしてしまっては申し訳ないので、
ぼちぼち書き始めました。

それにしても、月日が経つのが早くて困ります。
お正月に、近所に越してきたIさんが自転車でお年賀のお菓子を持って
遊びにきてくれたのは、つい数カ月前のような気がします。

しかし、お歳暮やカレンダーが送られてきて、確かに年の瀬です。
週末はクリスマス連休。
いつもの週末なら仕事で埋めてしまっても平気なのですが、
この時期ばかりは家族で集まる時間を持ちたいと思ったりします。

小学校高学年までサンタクロースを心待ちにしていた息子は、
すでに1児の父となり、今や私は「サンタさんの母」?

先日、原宿に行ったついでに、「キディ・ランド」に寄ってみました。
楽しそうなオモチャをたくさん目にしましたが、
やたらに物をプレゼントするのも教育上よろしくないと思い、
サンタさんの母の袋は空っぽのまま店を後にしました。

子どもには、物より経験をプレゼントするというのが、私の育て方でした。
感性豊かな成長期に本物を見せ、触れさせることが、
本人にとって大きな財産になると思うからです。

そんな財産を孫にも残してやれる機会がくることを楽しみにしている祖母です。

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Jリーグ・アウォーズで

2007年12月18日 | 2007年
昨夜、横浜アリーナで開催されたJリーグ・アウォーズで感じたこと。

表彰選手へのインタビュー役は名古屋グランパスなどで活躍し
現在はサッカー解説などをしている小倉隆史。

これまではアナウンサーやタレントが起用されていた役です。
そんな人たちにくらべると、さすがサッカー選手と思える的を射た質問で
コメンテーターとしてのセンスの良さ感じさせました。

3人の「功労選手賞」のうちの1人は城彰二。
現役時代の活躍はまだ記憶に残っていますが、
表彰されたことはなかったそうです。

テレビのスポーツ番組での解説を聞いて、
すっかり大人になって落ち着いた話し振りなのにいつも感心していました。
現在32歳。受賞後のスピーチで特に印象に残った言葉遣いは、
自分のことを「私」、奥さんを「妻」ときちんと呼んでいたこと。

最近の男性は、70歳を過ぎても「僕」などと子どもじみた言い方をしていて、
公の席で「私」と語れる大人の男性は激減しています。
彼が「妻に感謝したい」と語ると1人の女性がスクリーンに映し出されました。
とても美しい女性で、ちょっとびっくりしました。

表彰式後のレセプションでは、久ぶりに川淵さんとお話ししました。
先日、九州大学でJリーグの理念や百年構想の講演をして感激され、
全国各地で同じ話をして欲しいといわれたことを報告しました。

よくやってくれた、などと褒められるのかと思ったら
「Jリーグの理念については、何百回も話をしてきたのにな~」とガッカリした様子。
そういえばJリーグが開幕したころ、川淵さんは文字通り全国を回って
理念や目標について講演をされていました。

しかし、最近は改めてJリーグの理念が語られることはありません。
キリストの弟子たちが、師の考えを語り続けて布教していったように、
Jリーグの理念も、誰かが語り続けなければならないということなのでしょう。
今のところ、それは私の役割なのかも知れません。

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Jリーグ・アウォーズを前に

2007年12月17日 | 2007年
Jリーグ理事会が終わって、
6時半からの「Jリーグ・アウォーズ」開幕を待っているところです。
いつものJFAハウスではなく新横浜プリンスホテルの一室。
毎年、この空白の時間の過ごし方が悩みです。

オフィスに戻るほど十分な時間があるというわけではありません。
3時間余をどのように有効に使うか。
私のようにパソコンに向かっている理事が2人、
スポーツ新聞を読みふけっている理事が1人。

新横浜といえば、「ラーメン博物館」。
まだ行ったことがないので興味があるのですが、
まずはやるべき仕事をまず片付けなければということで、
朝から持ち歩いている朝刊の束を片付け、
今はこのブログを書いているというわけです。

あっ、前チェアマンの鈴木さんが来られました。
他の理事が対応しているので、私は何とかこのブログを書き上げて
今日の仕事を終了したいと思っているのですが、
最後の締めの文章が思い浮かびません。

週の初日なのにアクビも出てきてしまい、ちょっと疲れ気味。
Jリーグ・アウォーズは今年で15回目。
これまで10回以上、出席していますので、私にとってはマンネリ気味。

それでも貴重な時間を使って出席するわけですから、
自分なりの“アンテナ”を張って
しっかり見守ることだけは忘れないようにしたいと思います。

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「そらプロジェクト」

2007年12月14日 | 2007年
アンケート調査の依頼が届きました。
「大気汚染の健康影響に関する調査」で実施機関は環境省です。

自動車排気ガスによる大気汚染の状況と、
喘息などの呼吸器疾患との関連を調べるもので
「そらプロジェクト」という名称がつけられています。

平成17年度は1万6千人の小学生が対象。
昨年度は10万人の幼児が対象と、かなり大掛かりです。
今年度の対象は成人。
関東・中京、関西地方で、交通量多い幹線道路の周辺と
少し離れた地域の住民となっています。

関東地方は「千葉市:国道14号、国道357号」
「川崎市:東名高速」「東京都:世田谷の国道246号、環状7号線、8号線」が
指定地域です。

確かに環状8号線に近いエリアに住んでいますが、
「面倒くさい」という意識が出てきてしまいます。
とはいえ、仕事ではよくアンケートを実施している立場ですから、
協力しないという選択はあり得ませんよね。

設問は「今の場所に転居してきて何年目?」
「風邪を引いていないのに咳がでることはありませんか?」
「暖房器具は、電気、ガス、石油ストーブなどのうちどれですか?が」というような
特に呼吸器にかかわるものが並んでいます。

この結果から、一部の回答者にはさらに半年後に、
「血液検査」「肺機能検査」などが予定されています。
改めてこう問われると、無意識に吸い込んでいる空気のことが
とても気になります。

そういえば、遊びにきてくれた友人が
「環八沿いを散歩したせいか、あの後、喉がおかしくなった」と
ぼやいていたのを思い出しました。

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百年後の浦和レッズは

2007年12月13日 | 2007年
世界クラブカップ選手権、ACミランと浦和レッズの試合を見てきました。
会場の横浜国際総合競技場には、横浜線の小机駅から行くことにしています。
競技場までの道には、この日だけの出店が並んでいます。
閑静な住宅街なので、遠慮がちに店を広げている感じです。

赤いユニホームが並ぶ店はレッズかと思いきや、対戦相手のACミラン。
同じチームカラーなのです。
スタジアムに到着すると、正面の広い階段をのぼった壁面に両チームのクラブエンブレム。
左に浦和レッズ、右がACミランです。
この記念すべき対戦の証を、携帯電話で撮影している人たちが何人もいました。

なかなか時間が取れず、生の試合を観戦するのは何カ月ぶりでしょうか。
スタンドは殆ど埋まっていました。
やはり生の雰囲気はいいですね。

試合結果は1-0でACミランの勝利。
セリエAのレベルを見せつける試合内容でした。
前浦和社長の犬飼さん(現Jリーグ専務理事)によると「JFLとJ1ほどの差」

ミランのエンブレムの下には「1899」とあります。
クラブの設立が1899年ということです。
そう、レッズも百年かけてミランに負けないクラブとなりましょう。
「Jリーグ百年構想」!

(「いや、レッズなら百年もかからない」とサポーターから声があがりそうですが・・・。)

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バレーの荒木田さん

2007年12月12日 | 2007年
出張先の広島で、元バレーボール選手の荒木田裕子さんに会いました。
「わぁ~三ッ谷さん、久しぶりですね~」。
その前に会ったのは、3年前のアテネオリンピックの時でした。

滞在していたテッサロニキからバスでアテネに着いた後、
地下鉄の改札のところで荒木田さんとすれ違いました。
「これから試合です」という荒木田さんに、
私は「チケットないですか」と声をかけました。

サッカーの試合しか見ていなかったので、
できれば他のスポーツを観戦したいと思ったのです。
残念ながらチケットをもらうことはできませんでした。

隣にいる初対面の大友愛さん(元全日本選手)が、
不思議そうに私達の会話を聞いています。
最初の出会いは、荒木田さんがまだ高校生(秋田・角館南高校)の時。
私は新聞記者1年生でした。

新聞のお正月企画のため、「春の高校バレー」で活躍が期待されていた荒木田さんを
秋田の自宅に訪ねました。
年末の角館は少し雪が積もっていました。

同行のカメラマンが荒木田さんを外に連れ出し、
「アタックを打つ真似をしてください」というと、
彼女は何度もジャンプをして腕を振り下ろす動作を繰り返してくれました。

成績優秀。書道も有段の腕前でした。
国立大学への進学を希望し、
「大学を卒業したらコーチになりたい」と将来の希望を語っていました。


その後、大学には進学せず、日立に入社。
オールラウンドプレーヤーとして全日本チームにも選ばれ、
1976年のモントリオールオリンピックで金メダルを獲得しました。

引退後は共立女子短大に進学。
卒業後はスイスや西ドイツでナショナルチームのコーチ。
アジア女性として初の国際コーチの資格を取得しました。

また、海外経験を通してドイツ語と英語を習得し、
バレーの国際会議では通訳をするほどのレベルです。

こうして彼女の足跡をスラスラ書けるのは、
私が初めて本格的に取材をした女子選手であり、
引退後も立派に自らの生き方を確立していく姿に
文武両道のアスリートの理想が見えるからです。

広島では小学生のバレー選手たちを相手にした講話で、
大友さんと共に「夢をあきらめないで」とやさしく話しかけていました。

一人の若い選手が、年月をかけ一人の大人として成長していく過程を
見ることができるのは、とても嬉しいことでもあります。

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復活しています

2007年12月11日 | 2007年
すみません、お休みが続きました。

週末に広島出張があったのと、急ぎの仕事で
ブログを書く時間がなく間が空いてしまいました。

改めてゆっくり書きます。

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ちょっと休憩します

2007年12月07日 | 2007年
まだ6日が終わっていません。
徹夜で仕事をしていたのですが、まだ終わらないのです。
締切りは今日。何とか仕上げなければと思います。

そんなことで、今日もブログを書く時間があるかどうか・・・。
皆さんにはちょっと失礼します。

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感動を呼ぶ「Jリーグ百年構想」

2007年12月05日 | 2007年
今日の講演は午後1時から。
午前中はあいているので、
他の仕事をする予定で資料を持ってきていたのですが、
講演に使うパワーポイントの原稿作成が終わりません。

何度も読み直すと、「ここにも映像を入れよう」
「ここにはこのグラフ」と手を入れたくなり、
集合時間の正午に近くなってしまいました。

会場は福岡「NTT天神ホール」。
滞在したホテルの目の前が「NTT」ビルです。
道路を渡ってビルの入口に行ってみると、
それらしきホールの表示がありません。

「ああ、それなら岩田屋デパートの中ですよ」と守衛さん。
NTTビルの隣が岩田屋デパートです。
パンフレットの地図を見直したら、
ちゃんと「岩田屋デパート7F」と書いてありました。

よく見ないで一人合点してウロウロするのはよくあることです。情けない。
遅刻しなかったのがせめてもの救いです。

私の講演のテーマは「Jリーグに見る施設活用と地域戦略」。
九州大学大学院が「劇場・ホールの運営」について
広く意見を求めようと開催したもので、
明日、明後日はセミナーが組まれています。

私の基調講演はプログラムの最初です。
「劇場・ホール」と「Jリーグ」の接点は「施設」。
全国に3,000もある劇場やホールをより有効に活用するヒントを
JリーグやJクラブに求めたいということでした。

14年前の「Jリーグ開幕セレモニー」や、
「Jリーグ百年構想」の紹介映像も組み入れての1時間の講演です。
話し始めたら時間が瞬く間に進んでしまい、
予定した内容の7割ほどしか話ができず、
物足りない気持ちで楽屋に戻りました。

そこへ参加者の一人が押しかけてきました。
説明不足のため質問でもされるのかと身構えたところ
「感動しました!」と予期せぬ感想が返ってきました。

講演をして「感動した」といわれたのは初めの経験。
私の話というより、Jリーグの百年構想などの取り組みに対して、
感動してくれたのかも知れません。

「今日と同じ話でいいですから、全国でしてください」という
注文(?)もありました。
講演としては合格点だったようです。

ところで友人たちの姿は壇上から見えませんでした。
観光旅行に忙しくて来なかったのかと思ったら、
太宰府天満宮の有名な『梅こんぶ茶』を
「お土産!」といって持ってきてくれました。

昨夜の心配も杞憂に終わり、まずまずの1日でした。

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冷やかしツアー?

2007年12月04日 | 2007年
明日午後1時から「Jリーグに見る施設活用と地域戦略」をテーマに講演をします。
会場は福岡のNTT天神ホール。
前日に来て欲しい、ということで福岡に来ています。

福岡空港に着いたときの気温は9度。
東京よりちょっと寒さが身にしみます。
高校時代の友人たちが「冷やかしツアー」(励ましツアー?)を企画し
夕食には8人が集合して、たわいのない話で盛り上がりました。

その後、“博多名物”の屋台通りを冷やかして、キャナルシティーまで散歩。
キャナルシティーは確かバブルのころにかなり話題になりました。
建築雑誌に掲載されたストライプ模様の建物と
内部に入りくんだ運河が印象的でした。

今はちょうどクリスマスの時期とあって、イルミネーションが灯り
運河の水面にキラキラ照り返して、
なかなかロマンチックな雰囲気をかもし出していました。

樹木の幹や枝を飾り立てる最近はやりのイルミネーションと異なり、
上方からしずくのように落ちてくるように見えるもの、
水面からニョッキリ生えているように見えるものなど、
様々な工夫をこらしたもので一同、感動して記念写真を撮りました。

落語家が高座に上がって気になるのは最前列のお客だそうです。
目の前で予想外の反応をされると集中できないのだそうです。
観光旅行気分の友人たちには、最前列に座らないよう頼みました。
酔いが回った後だったので、覚えていてくれるかどうかちょっと心配です。

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株式会社スポーツ21エンタープライズ】 
   代表取締役 三ッ谷洋子
  スポーツビジネスコンサルタント
  スポーツビジネスプロデューサー
  地域づくりアドバイザー
  http://www.sports-21.com




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Jリーグ臨時理事会

2007年12月03日 | 2007年
今日はJリーグの臨時理事会。
会議室にたどり着くと、何人ものカメラマンで部屋が満員。
JFL2位の「ロッソ熊本」と「FC岐阜」のJ2入りが
この理事会で正式に決まるからです。

熊本からは5人のテレビカメラマン。
テレビ局が多い県のようです。岐阜からは2人。
狭い部屋に入りきれず、スチールカメラはテレビの撮影が終わってから
入れ替わりに入ってくるという段取りになりました。

テレビのニュースでよくあるのでご存知かと思いますが、
公開の会議ではない場合は、会議が始まる前の雑談風景のみとなります。
音声は入らないので、「あまり笑っては軽く見られますよね」とか
「深刻な顔をしているほうが、真剣な会議のようでいいんじゃないか」などと
どうでもいい会話が交わされている間に撮影が終了します。

勿論、議題は真剣に検討しました。
J2新顔の熊本と岐阜。
今シーズンの平均入場者数は熊本が3,568人、岐阜が3,529人でした。

この数字は、J2の10位・愛媛FC(3,317人)、
12位・水戸ホーリーホック(2,415人)、
13位・徳島ヴォルティス(3,289人)を上回ります。

Jリーグが始まる前、日本リーグの低迷期には
サバを読んだ入場者が「3,000人」という時期がありました。
それに比べれば、実数の入場者数ですから立派です。

新たな2チームの加入で、J2は13チームから15チームに増えました。
来季は一体どんな試合をしてくれるのか、今から楽しみです。

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