ゼミ合宿で河口湖に行ってきました。
バーベキューや花火を楽しんだ翌日、
皆で宿の近くの「ワインセラー」に行くことになりました。
学生たちも、いずれ社会に出てワインを飲む機会があるでしょう。
社会人になるためのそれなりの“意義”もあると考えました。
とはいえ「入館無料」「試飲できます」という
パンフレットの文言につられたのが、最大の理由です。
ヨーロッパの田舎を思わせる平屋建ての建物の入口には
ワイン樽が積み上げられ、ワイナリーの雰囲気を醸しています。
中に入ると穴倉のような部屋に
熟成を待つ樽が並んでいました。
私は以前、友人が主宰する「ワインを楽しむ会」に
参加していたことがあります。
下町の小さなフランス料理レストランで
オーナーシェフの奥さんが「ワインの先生」。
毎回、ご主人のお料理と、それに合う1本千円~2千円台の
比較的安い3種類くらいのワインをいただきます。
手作りの地図なども準備して丁寧な説明をしてくれました。
私はウンチクを傾けるより、
安くて美味しいワインが飲めればそれで十分というタイプですが、
一応のワインの知識はそこで学びました。
さて、ワイナリーの先には、
土産物がずらりと並んだエリア。
その一角に「試飲コーナー」がありました。
担当の女性が山梨県の「勝沼ワイン」の赤を
ほんの少しだけついでくれます。
「先生は辛口、甘口どちらが好きですか?」
イタリアンレストランでアルバイトをしている学生が聞いてきます。
「辛口が好き」
「やっぱりそうですよね」
「でも、一緒に食べるお料理にもよるけれど、ね」
などと話している間に最初の赤ワインの一口はなくなりました。
説明の女性は「次は白をお試しになってください」というなり
赤ワインが入っていたグラスに白をつぎ足しました。
ロゼワインでいいんですか?
学生にはいい勉強となりましたが、
勝沼ワインが泣くワイナリーでした。
===========================
三ッ谷 洋子
株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
法政大学スポーツ健康学部教授
スポーツビジネスコンサルタント
スポーツビジネスプロデューサー
「スポーツとまちづくり」アドバイザー
WSFジャパン(女性スポーツ財団日本支部)代表
バーベキューや花火を楽しんだ翌日、
皆で宿の近くの「ワインセラー」に行くことになりました。
学生たちも、いずれ社会に出てワインを飲む機会があるでしょう。
社会人になるためのそれなりの“意義”もあると考えました。
とはいえ「入館無料」「試飲できます」という
パンフレットの文言につられたのが、最大の理由です。
ヨーロッパの田舎を思わせる平屋建ての建物の入口には
ワイン樽が積み上げられ、ワイナリーの雰囲気を醸しています。
中に入ると穴倉のような部屋に
熟成を待つ樽が並んでいました。
私は以前、友人が主宰する「ワインを楽しむ会」に
参加していたことがあります。
下町の小さなフランス料理レストランで
オーナーシェフの奥さんが「ワインの先生」。
毎回、ご主人のお料理と、それに合う1本千円~2千円台の
比較的安い3種類くらいのワインをいただきます。
手作りの地図なども準備して丁寧な説明をしてくれました。
私はウンチクを傾けるより、
安くて美味しいワインが飲めればそれで十分というタイプですが、
一応のワインの知識はそこで学びました。
さて、ワイナリーの先には、
土産物がずらりと並んだエリア。
その一角に「試飲コーナー」がありました。
担当の女性が山梨県の「勝沼ワイン」の赤を
ほんの少しだけついでくれます。
「先生は辛口、甘口どちらが好きですか?」
イタリアンレストランでアルバイトをしている学生が聞いてきます。
「辛口が好き」
「やっぱりそうですよね」
「でも、一緒に食べるお料理にもよるけれど、ね」
などと話している間に最初の赤ワインの一口はなくなりました。
説明の女性は「次は白をお試しになってください」というなり
赤ワインが入っていたグラスに白をつぎ足しました。
ロゼワインでいいんですか?
学生にはいい勉強となりましたが、
勝沼ワインが泣くワイナリーでした。
===========================
三ッ谷 洋子
株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
法政大学スポーツ健康学部教授
スポーツビジネスコンサルタント
スポーツビジネスプロデューサー
「スポーツとまちづくり」アドバイザー
WSFジャパン(女性スポーツ財団日本支部)代表