三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

就活に思う

2009年10月30日 | 2009年
最近、就職活動のスタートがずいぶん早くなっています。
大学では1年生から、企業人を招いて講演会なども開催しています。
企業は企業で来春、入社予定の学生を囲い込み、
早々に「内定式」なるものをやっています。

この不況下、就職活動をする学生には厳しい状況です。
どんな基準で会社を選んでいるのか分かりませんが、
これまで多くの企業のトップを見てきて思うのは
「社長の経営理念に納得がいく会社なら
就職してみる価値があるのではないか」という事です。

会社の規模の大小にかかわらず、
そんな会社は本人にとって「ハズレ」であることは
あまりないのではないかと思います。
(経営理念と実態が一致しない場合は別ですが。)

私は四人きょうだいです。
中でも自分が最も親の影響を受けていないと
長く信じてきたました。
ところが大きな決断をしなければならないとき
父がいっていた言葉が頭に浮かぶのです。

「やってみることだな」
私が迷って相談すると、
いつもこのアドバイスをくれました。

何事もやってみなければ分からない。
失敗しても、またやり直せばいいのです。
ダメで元々。
何も恐れることはありません。

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 三ッ谷 洋子
 株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
 法政大学スポーツ健康学部教授
 スポーツビジネスコンサルタント
 スポーツビジネスプロデューサー
 地域づくりアドバイザー
 WSFジャパン(女性スポーツ財団日本支部代表
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電通の間宮さん

2009年10月29日 | 2009年
スポーツマーケティングに関する資料を探していたら、
元電通の間宮聰夫さんが編集された本が目が止まりました。

間宮さんは電通時代、
ボクシングヘビー級タイトル・モハメド・アリ対ジョー・フレイジャー戦、
ゴルフの全英オープン、テニスのウインブルドン大会、
陸上の世界選手権等を手掛けられたプロデューサーとして有名です。

1993年に電通開発局主幹から、
順天堂大学スポーツ健康学科教授になりました。
大手広告代理店から大学教授への転身第1号だったかと思います。

私は、「第1回国際女性スポーツ会議」を企画した人間として
広告代理店の世界では知られていました。
間宮さんもそのような認識で、
その後の私の仕事に関心を持ってくれていました。

スポーツ健康産業団体連合会や
日本スポーツマンクラブの会合などでお会いし、
よく雑談をしていました。
間宮さんからは時々、著書が送られてきました。

「スポーツビジネスの戦略と知恵 メダルなき勝利者へのたちへの提言」は
私の手元に届いた最初の著書でした。
参考になりそうなページがあったのでコピーをしようと本を開くと
表紙の裏にサインがあるのに気づきました。

万年筆で「三ッ谷洋子様  間宮聰夫」と書かれていました。
「恵存」などという言葉はなく、
ただただ名前だけのシンプルなサインに
間宮さんらしさを感じました。

私の仕事にずっと注目してくれていました。
そんなことを思い出したら、何故か胸がジーンとしてきました。
間宮さんが亡くなって、早いもので10ヵ月余が経ちます。

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 三ッ谷 洋子
 株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
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想像力無用の時代

2009年10月28日 | 2009年
最近の資料は、パワーポイントで作成するのが
当たり前のようになっています。
せっかくならと、デジカメで撮影した画像も取り込んで
見栄えや分かり易さにも気を配ります。

百聞は一見にしかず、といいますが、
まさに1枚の画像を見せれば、
いちいち言葉で細かく説明をしなくても済むのです。

デジカメは何と便利な機器でしょう。
ロンドンで建設中のオリンピックパークで
クレーンが何本も立っている様子を説明するにも
1枚あれば十分です。

「しかし」と、天邪鬼の“もう1人の私”が出てきます。
昔は、話す側は万言を費やしてでも説明し、
聞く側も想像力をかき立てながら
理解しようと努力していたものです。

今は、子どもでもパソコンにキーワードを入れれば
インターネットを通じて、
容易に珍しい資料や画像を見ることができます。

想像力。
見えないものや聞こえないものを想像してみる―。

人間にとって重要な基本的能力が
溢れる情報と映像の中で、
少しずつ失われてきているように思います。

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 三ッ谷 洋子
 株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
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麻雀かゲームか

2009年10月27日 | 2009年
少し前のことですが、
知人が米国の大学経営の現状を視察してきました。
どこの大学だったかは失念しましたが、
「校舎の1階がゲームセンターだった」と聞いて、驚きました。

しかし、私の学生時代を思い出してみると、
男子が授業やクラブをサボって行く先は
雀荘と相場が決まっていました。

「麻雀」が「ゲーム」に代わったと考えれば
それほど異常なことではないように思います。
昔も今も、学生は息抜きが必要です。
それを学校側が用意して、悪いわけはありません。

先日、午後の授業が始まろうという時間に
談話スペースで学生が麻雀をしていました。
一瞬、懐かしい光景にぶつかったように思いました。

これまでトランプをしていたグループですが、
飽きてきたのかも知れません。
彼らはゲーム世代です。
体を動かして楽しむ「Wiiスポーツ」でもさせてみたらどうかと、
考えています。

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 三ッ谷 洋子
 株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
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ロンドンオリンピックのバスケット会場

2009年10月23日 | 2009年
ロンドンでは、足を運んでみて初めて分かったことがあります。
つい先日まで世界体操選手権が行なわれていた「O2アリーナ」。

ここが実は2000年1月1日に完成した「ミレニアムドーム」だったのです。
当時、とても話題になっていたのでよく覚えています。

ドーム型の屋根に、
まるでケーキに立てられたロウソクのように
黄色いマストが何本も突き出ている独特のデザインです。

2007年にリニューアルされ、
現在は「O2」という名称で、
スポーツやコンサート会場として利用されています。

ロンドンオリンピックではバスケットボールの会場となります。
内部は「O2アリーナ」や、シネマコンプレックス、
レストラン街などがありました。

この施設はグリニッジ半島の先端にあり、
「テムズ・ゲートウエイ計画」として地域一帯が整備されました。

私は興味のままあちこち出かけるタイプなのですが、
自分の足で歩き、自分の目で確かめることがいかに大切かを、
今回もつくづく実感しました。

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 三ッ谷 洋子
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空港のセキュリティー対策

2009年10月22日 | 2009年
「荷物はご自分で詰めましたか」
「知り合いの方から品物を預かりませんでしたか」
成田空港の英国航空チェックインカウンターでスーツケースを預けると、
こんな質問をされました。

どこかで聞いたことのある質問だと思い巡らし、
以前、イスラエルに出かけたときと同じ質問だったことを思い出しまし
た。

帰りのロンドン・ヒースロー空港での検査は、さらに念が入っていました。

手荷物検査では全員、上着と靴も脱がなければなりません。
「皆さんに十分にご協力をいただければ、
20分待つところを10分で済ませられます」
係員のこんな説明もあり、皆おとなしく検査に従っていました。

航空券とパスポートの確認は搭乗口のところでも行なわれ、
計4回のチェックでようやく機内に乗り込みました。

世界規模のイベントであるオリンピックは、
テロリストにとって絶好の“デモンストレーション”の場ともいえます。

ロンドンオリンピックまであと3年。
テロの標的にならないよう祈るばかりです。

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 三ッ谷 洋子
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イージー・リスニング

2009年10月21日 | 2009年
今回の英国出張で、初めて英国航空に乗りました。
座席の目の前(つまり前の人の座席上部)に、
タッチパネル式のモニターが設置されていました。

「TV」「Audio」などの項目が並んでいて、
それを指先でタッチすると画面が切り替わり、
オンデマンドでテレビや映画、音楽等を楽しむことができます。

資料を読むのも飽きてきたので、
音楽を聴くことにしました。

「Audio」を押すと、5つの項目が出てきました。

ミュージックCD
ラジオチャンネル
Spoken Word(朗読のこと?)
Well Being(未確認のため意味不明)
Sky flew Kids(子どもチャンネル)

「Music CD」を押すと、次に9項目が並びます。
(知っている名前だけ記述します。)

◇ロック&ポップ
 ライオネル・リッチー、エルトン・ジョン、マッドネス、
 ペットショップボーイズ、エルトン・ジョン 
◇クラシック(省略)
◇オペラ(省略)

◇ジャズ&ブルース
 ゲイリー・バートン
◇ワールドミュージック(国名のみ)
 イラン、セネガル、スウェーデン、タイワン
 (不思議な選択)
◇カントリー
 エルビス・コステロ 

◇エッセンシャル・アルバム
 アバ、ボビー・ビー、ボンジョビ、バディ・ホリー、
 エルビス・プレスリー、ジョニー・ミッチェル、
 マイケル・ジャクソン、スティービー・ワンダー、
 トム・ジョーンズ 

◇イージー・リスニング
 ニール・セダカ

こう見てきて気になったのが、ニール・セダカ。
「イージー・リスニング」ですか?

この項目には、他にベニー・アンダーソン・トリオ、
クリス・ボッティという名前がありましたが、よく知りません。

ニール・セダカにイージー・リスニングの曲があったかな~と
不思議に思いつつ「聞く」(Listen)を押してみると、

Oh,Caol
Calender Girl
Little Devil
Happy Birthday, Sweet 16

・・・と、むかし流行った曲ばかり。
「耳に馴染んで聞きやすい」といえば、いえないこともない。

ヘリクツをコネながら、
しばし青春時代を思い出しながら
オールディーズを楽しみました。

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 三ッ谷 洋子
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「スポーツ産業会議」

2009年10月20日 | 2009年
「2016年のオリンピックを開催することで
若者がスポーツを身近に感じることができる町にしたい」

19日、ロンドンのインターコンチネンタルホテルで開催された
「スポーツ産業会議」でのインタビューで、
リオデジャネイロのエドアルド・パエス市長が大会決定の意気込みを語りました。
“東京人”としては、悔しさ半分で同市のプランを聞きました。

朝9時半から始まった「スポーツ産業会議」はロンドンが会場だけに、
前日の前夜祭や、昼食で言葉を交わした人の国籍だけでも、
イギリスはもちろん、ユーゴ、台湾、ギリシャ、ドイツと多様でした。

スポーツ界・業界の人たちは
先日のコペンハーゲンでのIOC総会の内容もよく知っていて、
「東京のアイディアも良かったのに」と
“同情”してくれる人もいました。

今回の英国出張の目的は、この「会議」に参加すること。
以前、米国でスポーツビジネスをテーマとした「会議」に
何回か参加したことがあります。

4大プロスポーツやオリンピックビジネスなどについて、
リーグ関係者やスポンサー、テレビ局など関連企業の人たちが
次々に講演やパネルディスカッションで
自らかかわるプロジェクトについて語っていました。

それに比べて、今回の「会議」は具体的なプロジェクトの内容というより、
それにかかわる考え方や意義、目的などを語り合うものでした。

「オリンピックムーブメントにおける長期戦略は」
「ビジネス、スポーツ、コミュニティーは互いにどうかかわるべきか」
「変化する世界にどう対応していくのか」

こんなテーマが並びました。
パネリストは次のような人たちです。

Sir Craig Reedie(英国のIOC委員)
Dmitry Chemyshenko(ソチ冬季オリンピック組織委員会CEO)
Honable Abdul-Rashid Hassan Pelpuo(ガーナ青少年スポーツ大臣)
HRH Prince Feisal Al Hussein of Jordan(ヨルダンオリンピック委員会会長) 
Peter Kenyon(チェルシー・フットボールクラブCEO)

元選手もいます。
Alexey Smertin(元ロシア・サッカーナショナルチーム主将)は
ソチオリンピック組織委員会教育局の特別アドバイザーを務めています。

また、リレハンメルオリンピックで3つの金メダルを獲得した
ヨハン・オラフ・コス(ノルウェー)は、
子供たちのスポーツ支援組織Right to Playを設立しCEOとして活躍しています。

この他、スポーツコンサルタントなども加わり、
ディスカッションは多角的な視点から議論が進み、
なかなか内容の濃いものでした。

時差ぼけで時々、英語が素通りしていく時間もありましたが、
「日本だったらこの役割ができるアスリートはいるだろうか」などと想像しながら、
大いに刺激を受けた「会議」でした。
(ロンドン時間19日)
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 三ッ谷 洋子
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ロンドンオリンピック「施設見学ツアー」

2009年10月19日 | 2009年
土曜日の午前中に成田空港を発ち12時間。
ロンドンに来ています。
今日の午前中は、
ロンドンの「オリンピックパーク」を見学しました。
(こちらはまだ日曜日の夜です。)

ロンドンオリンピックは3年後。
メインスタジアムは骨格が大方できているものの、
プールやバスケットボールアリーナなど、
全ての施設が建設中で、
土盛りや建設資材の山ばかり。
「工事現場の見学」と呼んだほうがぴったりです。

この見学ツアーは事前に
Olimpic Delivery Authority(何と訳すのでしょうか)に
申し込みが必要で、1日1回、15人程度に限られています。

ストラットフォード駅そばのバス停に集合し、
マイクロバスで出発。
「オリンピックパーク」のゲート前でバスが止まりました。

外を見ると、警備員が犬を連れて
バスの回りを一周しています。
不審なものが隠されていないかを確認したようです。

それが終わると、
別の警備員2人がバスに乗ってきました。
全員のバッグの中身をチェックし、
パスポートなど、顔写真入り身分証明書で本人確認。

ようやくOKが出て、
バスは工事中のオリンピックパークの中に入ります。
見晴らしのよい高台に止まって、
案内の若い女性が建設計画などの説明を始めました。

せっかくなので外に出て写真でも撮ろうと思ったのですが、
1時間ほどの見学はバスから一歩も出ることなく
終わってしまいました。

3年前から「施設見学ツアー」を実施しているオリンピックは
ロンドンが初めてではないかと思います。
それだけオリンピックに力を入れているということでしょう。

しかし、2005年に地下鉄で
同時テロの標的になった町でもありです。
警備が厳重になるのは、仕方ないことでしょう。

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 三ッ谷 洋子
 株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
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読みやすいサイン

2009年10月15日 | 2009年
アーノルド・パーマー。
懐かしい名前ですね。
といっても若い人からは「一体だれ?」という質問が
飛び出すでしょうね。

9月10日に80歳を迎えた米国の往年のプロゴルファーです。
史上初の生涯獲得賞金一億円プレーヤー。

月刊誌「選択」10月号「米ゴルフ界物語」で、
ゴルフジャーナリスト舩越園子さんが、
このパーマーを取り上げています。

パーマーによって、ゴルフが米国の国民的スポーツとなり、
米PGA(プロゴルフ協会)が世界一のツアーに
なったといいます。

そして大学時代のゴルフ仲間だったマーク・マコーマックから
スポーツマネジメント会社設立の相談を持ちかけられ、
1955年にクライアント第一号となりました。

このスポーツマネジメント会社は、
後に世界最大手となるIMGです。
パーマーが活躍したのは1960年~70年代。

その後、ゲーリー・プレーヤー、ジャック・二クラスが登場して
「ビッグ3」が誕生し、ゴルフの黄金期となっていきます。

パーマーは現在、シニアのカテゴリー(チャンピオンズツアー)で
活躍しています。
そして若い選手に、ファンへサインする際の
心構えを説いているそうです。

「サインはファンにとって大切な思い出になる。
その人たちが後々読み返すことができるよう
名前をはっきり書きなさい」

スポーツ選手のサインというと、
誰か分からないのが当たり前のようになっていますが、
そうではないというパーマーの考え方です。

サインは読めたほうがいいと考えていたのは
私だけではないことが分かり、“同志”を得た気分です。

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 三ッ谷 洋子
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フジヤマのトビウオ

2009年10月14日 | 2009年
午後1時から青山葬儀所で古橋廣之進さんの
「お別れの会」が開催されました。

開始時間ぎりぎりに到着すると、
大きなテントの中にズラリと並べられた椅子は
すでに大勢の人で埋めつくされていました。

各所に配置されたモニター画面では
終戦直後に「フジヤマのトビウオ」の異名で
世界から称賛された選手時代から
JOC会長などスポーツ界の重鎮として活躍された足跡が
紹介されていました。

私は日本スポーツマンクラブの理事会で
古橋さんとは長くご一緒させていただいていました。
会長としての古橋さんは何事にも慎重でした。

私などは、失敗したらやり直せばよいと考えているのですが、
古橋さんは「何かあったら困る」と、
いつも責任者としてその任を重く考えられていました。

とはいえ、とても気さくな人柄で、
細かいことにまで目配りされていました。

これまでも多くのスポーツ人の葬儀に参列してきましたが、
私の経験では、今回が最も参列者が多かったように思います。
それだけ多くの人々が世話になり、
また影響を受けたという証でしょう。

いずれにしても、古橋さんにはお世話になりました。
ありがとうございました。
合掌

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冬季オリンピック選手を目指して

2009年10月13日 | 2009年
長野県が、国際舞台で活躍できる冬季スポーツ選手の育成に
取り組むことになりました。
毎日新聞地方版によれば「SWANプロジェクト」という名称で、
目下、“将来のメダリスト候補”第1期生を募集中です。

年齢・学年別に全3コースあります。
高校生以上はボブスレー、リュージュ、スケルトン、カーリングの4種目。
小学4、5年が対象のコースではスキー、スケート、リュージュ、スケルトン、
カーリングの5種目です。

長野といえば1998年の長野オリンピックを思い出しますが、
今や日本の冬季スポーツは、
競技人口の減少や国際大会での成績の低下といった課題が
横たわっています。

この事業は文部科学省の委託事業で、
オリンピック施設など、県内の恵まれた環境を活用して
選手の育成に取り組もうということだそうです。

申し込み締切は10月20日。
11月14日に長野運動公園総合体育館で1次選考会、
同28日にはホワイトリングで2次選考会が行なわれます。

詳細は、長野県体育協会のサイトへ。
子どもをオリンピック選手にしたいお父さん、お母さん、
マイナースポーツはライバルが少ない分、狙い目ですよ。

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「目に見えない政治的動き」

2009年10月09日 | 2009年
2016年のオリンピック招致に失敗した
東京都の石原知事のこのことばが、
国際的に物議をかもしているようです。

これまでの招致活動の報道を見ていると、
招定決定をするIOC(国際オリンピック委員会)総会直前に
なぜかリオデジャネイロが急浮上し
結局はその通りの結果となりました。
石原知事はそんな動きに憤慨しているようです。

しかし、開催都市の決定に、国家元首がはせ参じるほど、
オリンピックは国際政治の場と化しています。
そこに政治的動きがあると考える方が自然だと思います。

スポーツの世界は他の世界と同様、
正直者や人格者がばかりが集まっているわけではありません。

そもそも日本人が他国に対して、
政治的動きを非難する権利はありません。

1998年の長野オリンピック招致は
JOC(日本オリンピック委員会)会長だった堤義明氏が
政治的動きを精力的に行なった成果だと
私は認識しています。

長野県は招致関連費用が記載された帳簿を
焼いてしまったことが、大きな問題になっていました。
田中康夫知事が誕生して、
公約にあげられていた帳簿問題が解明されると期待したのですが、
結局、ウヤムヤのまま葬られています。

ことほど左様に、政治の力学が働いているのがオリンピック。
そんなオリンピックの舞台裏があることを
石原知事に理解してもらっておくことも
必要だったように思います。
(JOCとしては、長野問題は触れられないにしても。)

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台風の一日

2009年10月08日 | 2009年
台風が東京に向かっています。
気圧計の針がグングン「0」の方向に振れていきます。
外を見ると大きな木が揺れ、
雨が勢いよくガラス戸をたたいています。

午前中の授業は休講。
仕事をしながら、午後が気になります。
木曜日は午後に3つの授業を持っています。

午前10時すぎ、勢いよく流れる雲の合間から
青空が見えました。
空が明るくなり天気雨のようです。

テレビをつけてみると、台風はすでに群馬の上空。
東京は通過したということです。
午前11時の段階でキャンパスに向かう鉄道が不通であれば、
午後も休講ということになっています。

今期から使っている教室の映像機器を
まだ使いこなせていません。
授業があるなら、早めにいって準備しなければなりません。

休講かどうかが分かる前に出かけました。
すでに雨があがり、
強い日差しが濡れた道路を照らしていました。

私が使っている京王線は多少の遅れがあるものの、
運行には問題なく、いつもより空いています。
めじろ台駅で降りてバス停につくと誰もいません。
5分たっても誰も私の後ろに続きません。
どうやら休講になったようです。

いつもは学生でごった返しているバスが
ガラガラでやってきました。
乗客は途中の団地で降りる人が数人。

最後は私1人になり、
大学のバスターミナルに着きました。
途中、車内で携帯電話が“振動”して、
Y先生から「今日は休講です」の連絡。

乗客がいないので話していたら、
下車する時に運転手さんに叱られました。

と、こんな感じで思わぬ時間を得て、
配布資料の作成やら、使いこなしていない機器のチェックで
半日を過ごしました。

ほとんど人気のないキャンパス。
仕事を終えて外に出ると、暗くなった空には星。

西側にある高尾山の稜線が、
うっすらと夕方の明るさを残しています。
台風の名残の風が、
金木犀のかすかな香りを運んできました。

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インターネット予約

2009年10月06日 | 2009年
英国に出張するので、
インターネットでホテルの予約をしました。
土地感がないので、場所を決めるのが一苦労。

たまたまホテルチェーンの予約サイトを見つけました。
会員登録をすると、画面にカードが現れました。
私の名前と会員番号が入っています

「よろしければ印刷してください」とあるので、印刷しました。
コピー用紙のペラペラな「カード」で、
「点線に沿って切ってください」の文字。
有り難味がありません。

ホテルの宿泊料金は、予約の少ない日が割安になっていて
日によって料金が異なっています。
1日分だけ通常料金より安く予約できました。

ホテルは航空会社系ではないのに、
航空会社のマイレージカードに
宿泊費のポイントをつけることができます。
ちょっと得した気分です。

一回目に入力した時に日付を間違え、
訂正したつもりが2人分の予約として認識されてしまい、
「キャンセル」のボタンを探すのに20分もかかりました。

さてさて、ちゃんと予約できているでしょうか。
楽しみでもあり不安でもあります。

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